ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
ホーム > 分類でさがす > 町政情報 > 議会 > 議会 > 平成23年6月会議 会議録 一般質問 小林正子議員

平成23年6月会議 会議録 一般質問 小林正子議員

印刷用ページを表示する 掲載日:2012年6月10日更新

 

◇ 小 林 正 子 君

○議長(小渕 晃君) 続いて、14番、小林正子議員。

〔14番 小林正子君登壇〕

○14番(小林正子君) 通告に基づいて3項目質問してまいります。

1項目の安全・安心なまちづくりについて質問いたします。

東日本大震災について、一番大きいことは亡くなった方、いまだ行方がわからない方、合わせて2万5,000人に上るという多くの尊い命が奪われたことです。阪神淡路大震災の約4倍に上ります。そして、地震、津波によって住宅、公共施設、民間事業所、水産関係の施設など、暮らしとなりわいのための基盤が非常に広範囲にわたって壊滅的状況となりました。

三陸沖の地盤崩壊が500キロメートルに及ぶプレート境界型のマグニチュード9.0という歴史的に最大レベルの地震が起こり、これによって巨大な津波が東北地方から関東地方を襲いました。阪神淡路大震災が起こった16年前ごろから、日本列島は地震活動期に入ったと地震学者は指摘してきましたが、その後、鳥取県西部地震、新潟県中越地震、福岡県西方沖地震、能登半島地震、新潟県中越沖地震、岩手宮城内陸地震など死者、負傷者を出すとともに、住民の生活基盤を破壊するような地震災害が続いてきました。その最大級のものが今回の東日本大震災だったのではないかと思います。

翌12日未明の県北部・栄村地震、最大震度6強や、続く15日の静岡東部の最大震度6強も、この東北地方太平洋沖地震との関連が指摘される大きな地震でした。今後30年の間に東海、東南海、南海大地震が起きる可能性が極めて高いと地震学者は指摘しています。日本列島全体に地震災害への警告が発せられていると思います。

さらに、重大なのは、今回は人災としての原発事故も併発したことです。放射能の流出が続いているために、いまだに9万人もの人々が生活の場をほかに移さざるを得ない事態となっています。全域が立ち入り禁止となっている警戒区域や計画的避難地域とされる福島県内の市町村では、役場自体が住民とともに移動せざるを得なくなっています。これは自治体の存続が危ぶまれる事態です。

このようなときに私たちの小布施の防災を考えますと、30年の間に日本列島どこでも大きな地震が起きる可能性が指摘されているわけです。さらに原発に関してみますと、小布施から80キロメートル北には、中越地震で放射漏れを起こした原子炉7基の柏崎刈羽原発があります。北西140キロメートルには原子炉2基の石川県の志賀原発、西に300キロメートルの敦賀には危険な増殖炉もんじゅのほか4つの原発に原子炉が12基もあります。南200キロメートルには大地震が既に予測されている静岡の浜岡原発があります。地震や津波への安全性に疑問が持たれ停止させられました。これは即刻廃炉にすべきです。国内のすべての原発を早期に運転停止して廃炉にすべきと考えますが、政府は原発推進の政策を維持する方向にあります。そうしますと、私たちも原発事故を想定せざるを得ません。

ところで、阪神淡路大震災の体験から作成された小布施町の防災計画には、地震、水害、風害、火山噴火などさまざまな災害への対応が盛り込まれておりますが、原発事故による放射能災害は想定されておりません。今回の東日本大震災と福島原発災害から学んで、町民をどう守るか、原発事故も想定して町の防災計画の見直しが必要と思いますが、町長はどのようにお考えか、お答え願いたいと思います。

ところで、こういう状況の中で放射能をチェックする線量計を小布施町では何台ほど保有しているのでしょうか、わかったらお答え願いたいと思います。

2番目の公共施設の耐震化について質問します。

今回の大震災でもライフラインでは上水道が大きな被害を受けました。震災から3カ月たっても断水している地域は少なくありません。栄村でも水道がなかなか使えないという話をお聞きしました。日常生活の中で水は大切です。水道から水が出ない暮らしは現代社会ではあり得ないことです。それだけでも被災地のご苦労は察するに余りあります。小布施の上水道は大丈夫でしょうか。調べてみますと、小布施の上水道は近隣に先駆けて昭和3年に布設され、その後も拡充が進められてきて、昭和30年には現在の町域すべてに行き届いていますが、耐震化の状況はどうなっていますか。

水道技術研究センターというところの調査資料によりますと、平成17年調べの上水道配水池の耐震化率は全国平均で20%程度となっていますが、小布施町の配水池の耐震化率はゼロ%となっております。これは本当だろうか。そうでしたらぜひとも耐震化を求めますが、ご答弁ください。

次に、町の防災計画で第1避難所に指定されている自治会の公会堂について質問します。

私は16年前、阪神淡路大震災のとき、救援ボランティアとして被害の大きかった神戸市灘区へ行き、あちこちの避難所を訪ねて改善要望などを聞いて回りました。震災から1カ月半ぐらいたってのことですが、体育館などへの避難している方たちは、ダンボールで仕切っての生活でした。そこには体の弱い高齢者や障害をお持ちの方々もおられ、本当に大変な状況でした。同じ避難所でも地域の集会所などに避難している方々は、知り合いばかりで高齢の方も障害をお持ちの方も、だれもがよく知っている方々ばかりの中でしたので、落ち着いた雰囲気の中で避難生活をされていました。

今回の東日本大震災でも、陸前高田市の場合は大規模避難所は体育館2カ所だけで、あとは地域の公民館など小規模、中規模で80カ所だそうです。ずっと自立の町として地域でまちづくりをし、集落ごとに自主防災組織があり、自分たちの町は自分たちでという考えがあり、それが機能をして行政と被災者、避難所との連携が比較的とれていると言われています。

このように今回の東日本大震災の状況からも、地域の公会堂は災害時によりどころとなる大変大切な施設であると改めて感じております。その第1避難所としての公会堂の耐震化は大事です。早急に各自治会の要望に沿いながら耐震化を促進していただきたいのですが、町内の公会堂の耐震化の現状と今後の対応について答弁ください。

3番目に身近な安全対策について質問します。

ことし3月から5月にかけて、私たち日本共産党は町民何でもアンケートということをやりました。中には切実な声や要望がたくさん寄せられました。その中から幾つか質問いたします。

まず、用水路の安全対策についてですが、町内の用水路はすべて町に管理が移管されていますが、流れの急な用水路については、当然危険ですのでフェンスが設置されています。ところが、フェンスが設置されてから点検が行われてきたのでしょうか。フェンスのある場所を見ますと、どうも設置当時のままで破れたり壊れたりしたままになっているように見受けられます。子供を育てているお母さんからは、フェンスが破れていて子供が落ちて流されてしまわないかと不安です、何とかしてほしいという要望が寄せられています。

町が管理する用水路について、危険箇所を点検し、町として早急に修繕をしていただきたいと思います。用水路の上流部の上松川橋から数百メートルの間では、特に流量が多く、流速も早く、大人でも恐怖を感じるほどの流れです。フェンスと用水路のすき間なども見るからに心配です。ベニヤ板やボードを立てかけて穴やすき間をふさいでいるお宅もありますが、用水路の管理は町の大事な仕事です。痛ましい事故が起こる前に個人任せにせず、町として対応していただきたいと思います。改善の計画などお聞かせいただきたいと思います。

次に、町内の歩道について質問いたします。

シルバーカーを押して安心して歩ける歩道に改善してほしいなど、歩道に関する要望もたくさん寄せられています。最も多いのは栗木歩道についてです。大変危険だ、即刻やめるべきだという意見が多数を占めております。インターロッキングブロックと栗木ブロックによる歩道では、栗木ブロックが傷みインターロッキングブロックと1センチ、2センチの段差になっています。栗ガ丘小学校前の歩道は子供がつまずいたり、観光客が転びそうになるのを見て町民は心配しております。栗木ブロック歩道がひどい状態になっているのはご承知のとおりであります。栗の小径以外の栗木ブロック歩道は早急に取りやめて、安心して歩ける歩道に全面的に改善していただきたいと思います。

また、国道403号の歩道は狭い上に段差が各所にあり、とても歩きにくいという指摘があります。将来的には歩道を拡幅するにしても、段差の解消は早急に取り組んでいただきたい。また、周辺の環境から新生病院敷地内に歩道がつくられている部分がありますが、舗装がされていないところはシルバーカーや乳母車を押して歩くのに大変歩きにくいという。もう少し歩きやすくしてほしいという声も寄せられています。もっともな要望です。舗装など改善を求めます。

私は、4月ごろから時間がとれるとリハビリを兼ねて町内を歩いておりますが、新しく歩道がつくられているところでも段差があったりして、足腰の弱い者にとっては少しの段差でも、石ころでもつまずきやすいのだと実感しております。改めてだれもが安心して歩ける歩道は大変切実なものであることを再確認して改善を求めます。答弁をお願いいたします。

○議長(小渕 晃君) 西原リーダー。

〔行政経営部門グループリーダー 西原周二君登壇〕

○行政経営部門グループリーダー(西原周二君) 私のほうから安心・安全なまちづくり、町防災計画の原発事故を想定した見直しについてお答え申し上げます。

今回の東日本大震災の福島原子力発電所事故により、防災計画における原発事故に対する備えが脆弱な点は議員ご指摘のとおりでございます。

市町村は災害対策基本法で国が定める防災基本計画に基づき、地域防災計画を作成しなければならないとされており、現在の町の地域防災計画は平成20年度に作成をしたものであります。細部にわたり県と協議を行い作成しましたが、県内に原子力発電所が建設されていないことから、地域防災計画の中で原子力災害への対策に関する事項を設けていないのが実情であります。

しかしながら、福島の原子力発電所のような事故が新潟県にある原子力発電所で生ずることも考えられます。長野県では放射性物質事故災害等対策指針を示して、県と同様の対応を市町村にも求めておりますが、放射線事故が発生した際の対策は1市町村のみでは防止することはできるものではございません。現在、国の対策や県の防災計画も見直しを進めていることから、小布施町においても国・県の状況を注視しながら見直し作業を進めてまいりたいと考えております。

なお、今回の震災に対しましては、日ごろから交流のあった岩手県大船渡市へ生活物資を搬送するなど早急に支援を行うことができました。県内の他の市町村でも何らかの交流やつながりのある市町村へは素早い支援を行うことができたと聞いております。常日ごろからの交流、連携が支援活動を可能にしたものと考えております。今後も交流市町村をふやしてまいりまして、防災体制の確立に関しましても連携をしてまいりたいと考えております。

なお、町のほうで保有している線量計の数のご質問でございますけれども、町単独での線量計の保有はございませんが、須坂市消防署所有の線量計でございますが、いわゆる空間や対物に対して放射線を測定するサーベイ・メータが2基、また、隊員個人が作業中にどのくらい放射線を浴びてしまったかわかる個人用の線量計が計3基保有しております。必要に応じて小布施分署にも貸与することは可能と聞いておりますので、そういった貸与で対応していきたいと思っております。

引き続きまして、公共施設の耐震化についての地区公会堂の耐震化の現状と今後の対応につきまして、先にお答えを申し上げさせていただきたいと思います。

小布施町における地区公会堂等の耐震化の状況は、耐震診断の結果、18棟で耐震化が必要となっております。町では小布施町住宅等耐震化補強事業補助金交付要綱を定め、地震等の発生時における避難所である公会堂については、防災対策の一環として耐震補強工事に係る補助金を交付することとしております。内容は、工事に係る経費の3分の2以内で、限度額は1,000万円であります。現時点で耐震化を目的に新築、改築した公会堂等はございませんが、東日本大震災以降、防災に対する町民の皆様の意識は高まっておりまして、公会堂の耐震診断を行った診断士を招いて、診断の内容についての説明会を開催したり、今後、説明会を予定している自治会もあります。また、補助金の内容について確認をされる自治会長さんもいらっしゃり、具体的な改修に向けた検討が始まっているものと存じております。

一方、耐震補強だけであっても新築であっても多額の費用が必要となります。特に戸数の少ない自治会におきましては、1世帯当たりの負担も多くなることから、現在の補助金制度の充実も視野に公会堂の耐震化を進めてまいりたいと存じております。

以上でございます。

○議長(小渕 晃君) 八代総括参事。

〔地域創生部門総括参事 八代良一君登壇〕

○地域創生部門総括参事(八代良一君) それでは、私のほうから、まず上水道配水池の耐震化ということでございますが、小布施町の水道は高区、中区、低区の3つの配水エリアで水を供給しております。高区は水上と松村の一部、それから中区は松川、千両、クリトピア、松の実、低区はそれ以外の地域にそれぞれ給水をしています。

水源は町内の深井戸で、すべての水源から第1浄水場、第2浄水場に導水し、浄水した後、配水池へ送水しています。中区配水池へは低区配水池から、高区配水池へは中区配水池からポンプアップで送水をしております。

高区配水池は高山村の不動に昭和53年に建設し、構造は鉄筋コンクリートで容量は216トンです。

中区配水池は松川総合グラウンドの東側に昭和62年に建設し、構造は鉄筋コンクリートで容量は558トンです。

それから、低区配水池は昭和32年、496トン、昭和26年に355トン、昭和43年に600トン、それから昭和49年に450トン、昭和62年に507トンの容量の配水池を鉄筋コンクリートで建設をしております。新しい配水池でも既に建設後25年が経過し、一番古い配水池は昭和の初期に建設されたもので、建設後80年以上経過をしております。建設後、幸いにも大きな災害を受けることなく、現在まで一日も休まず安全でおいしい水を供給しておるところでございます。

配水池の耐震化につきましては、今、既存の配水池を耐震化した場合、高区、中区、低区7カ所行う必要があり、水を供給しながらの耐震化工事になるため期間が長くなるとともに、場合によっては新しくつくるものと同じぐらいの費用がかかります。また、耐震化を行っても、それほど配水池の耐用年数が伸びることにならないため、他の水道施設更新計画と調整を図りながら、新しく建設する計画を検討したいと思います。本年度におきまして、ステレンス配水池、あるいはプレストレストコンクリート配水池のメーカーの協力でゼロ予算で配水池の概略設計の提案をしていただく予定です。概略設計では3カ所ある配水池を1カ所に集約し、配水棟方式の検討を行います。また、概略設計ができ上がれば、配水池の基礎の検討を行うためボーリング、いわゆる地質調査ですが、これを第2浄水場の敷地内で行うというような予定であります。

3点目の身近な安全対策を早急にというような中で、流れの急な用水路の関係でございますが、流れの急な用水路のフェンスの改修につきましては、地元自治会の要望をお聞きしながら緊急度、優先度に応じて対応をしております。ことし千両団地北側の大島飯田堰の小布施荘南側の町道に面したフェンスにつきまして、千両自治会から連絡を受けまして、3月8日に自治会長さん、施工業者と現場確認を行いまして修繕の発注を行いました。当初は3月末までに修繕を完了させる予定でしたが、3月11日に発生した東日本大震災で千葉県にありますフェンスの製造工場が被災をしたため、フェンスの納入が大幅におくれまして、修繕を行うことができない状態が続きましたが、関係者の努力によりまして5月27日に修繕を行うことができました。千両自治会の地元の方には大変なご心配とご迷惑をおかけしましたが、未曾有の大震災の影響がこのような形で小布施町に及ぶとは予想しておりませんでした。

今後も自治会の皆さんのご要望をお聞きするとともに、町として現地を確認しながら対応してまいりたいと思います。

それから、2点目の歩道の関係でございます。町内の歩道につきましては、既設の側溝の上に設置したものが多く、幅が狭く、凹凸のあるものが多くあります。町道については自治会からの要望等を踏まえ、緊急度の高いところから改修を実施しております。最近では栗ガ丘の自治会内の歩道の改修を行っております。

また、国道403号につきましては、議員もご存知のように平成20年5月に上町自治会より国道403号改修工事に関する請願書が議会に提出されて以降、道路管理者であります県、それから住民の皆さんと一緒に小布施町道づくり協議会を設置し、小布施らしい道づくり、だれにも優しく、景観に配慮した歩道整備について検討をし、昨年の町政懇談会において、住民の皆さんからも整備の方法についてのご意見をいただき、本年度より整備に向けて具体的なデザイン等について検討をしております。できるだけ早く整備をしていただけるよう道路管理者であります県にお願いをしてまいりたいと思っております。

それから、栗木歩道につきましては、修景事業地、町並み修景事業によりました栗の小径でありますとか、それから、長野信用金庫前の一帯を除きまして傷みの激しい箇所から順次、新しい景観の素材への打ちかえ、舗装も実施をしてきているところです。町が管理をしております街路、町組松村線につきましては、既に舗装の打ちかえを終えており、国・県道につきましても、順次実施をしてもらえるようお願いをしておるところです。

また、国・県道も傷みの激しいところにつきましては、県において一時的な措置をしているという状況であります。

以上でございます。

○議長(小渕 晃君) 小林正子議員に申し上げます。

再質問と再々質問に限って、諸般の事情により着席して質問することを許可します。

どうぞ。

○14番(小林正子君) ありがとうございます。

まず、配水池につきましてですけれども、今年度から新築というようなことで、耐震化をやってもどのくらいもつかわからないということで新築ということなんですけれども、これについてもう少し詳しくご説明を願いたいと思います。

それと、用水路のフェンスについてですけれども、これについては改善がされたというようなことが言われていますけれども、かなりの長い距離というのか、県住松川のところの辺もかなり老朽化が激しくなっていまして、穴があいていたりということがあります。千両自治会から要望があったところについてはというようなお話ですけれども、それ以外のところでもかなり危険があるという点では、もう少ししっかりと直していただきたいというふうに、本当に用水路はかなり水量も多いし、流量とそれと速さもかなり早いということで、私たちが見ていても危険でありますし、もし何かの事故が起きた場合には、その責任というのは、やはり管理責任は私は町にあると思うんです。町がそういう点ではしっかりと管理していただきたいと思います。あわよくば自宅の後ろは自己責任でやってほしいというようなことがないように、町としてしっかりと管理していただきたいと思いますが、その辺での答弁をお願いいたします。

○議長(小渕 晃君) 八代総括参事。

○地域創生部門総括参事(八代良一君) 1点目の配水池の耐震化について詳しくということですが、先ほど申し上げましたように、今、配水池、低区、中区、高区合わせて7つあるんですけれども、それぞれ鉄筋コンクリートでつくってあるわけなんですが、古いものは処分というようなことで、耐震の補強、外側を抑えてしっかりさせても、その内部のコンクリートの劣化とかそういったものを、なかなかふせぐことはむずかしいという中で、その耐震構造にしても耐用年数そのものはそんなに長くもつということは、費用の割にはできないのかなというようなふうに考えておりますので、新しく設置をしたほうがより早く、それから費用的にも安いというような今の感触でございます。

ただ、見積もりなり概要設計の金額なりをみさしていただいて、新たにそんな方向でやれるかということを金額にもよりますけれども、検討してまいりたいというふうに思っております。

それから、水路のお話なんですけれども、現状の中で松川団地の関係につきましては、長野県住宅供給公社のほうで管理して、フェンスにつきましては、おりますので、施工に関しても当然また相談していきたい。それで個人の住宅の裏側にあるフェンスにつきまして、現状はもう個々でブロック塀を積み上げたり、個人的ないろいろな活用をされているお宅もございます。それから、昔の古いままのフェンスで残っている場所もございますので、個々に事情をお伺いしながら対応をしてまいりたいと思います。

○議長(小渕 晃君) 小林正子議員。

○14番(小林正子君) ただいま個人の住宅のところでは、個人の方がやっていらっしゃるというようなこともおっしゃっていますけれども、小布施町では平成元年に制定された小布施町公共物管理条例というのがありますよね。管理条例の中で用水路も小布施町の管理するところだというふうに私は用水路も公共物の一つとして、これは小布施町が管理するところだということで、公共物において工作物を新築し改築し、または除去することは町長の許可を得なければならないというふうにあります。この17条には、これに違反して勝手にやった場合には、1年以下の懲役または3万円以下の罰金という罰則もついています。やはりそれはそれぞれの自宅でやるにしても、この用水路に関しては小布施町が管理する、管理者が小布施町ですから、やはりその点については管理者としての責任をしっかりとやっていただきたいと思いますが、その辺でご答弁お願いします。

○議長(小渕 晃君) 八代総括参事。

○地域創生部門総括参事(八代良一君) 水路の管理は当然町のすることですので、小布施町が行うものでございます。公共物ですので、先ほど申し上げましたように個人が自分が使いやすいように、ちょっとその場所をお借りするとか、あるいは橋をかけるとか、そういったときには許可を受けていただければできますよというようなことでございます。

○14番(小林正子君) フェンスについても……

○議長(小渕 晃君) また後でその辺は詰めてください。

次に進行。

小林正子議員。

○14番(小林正子君) 2項目めの再生可能な自然エネルギー利用のまちづくりへの推進について質問いたします。

東日本大震災の後、皆さんとお話をするたびに、私たちのこれからの生き方を考えなければいけないねという話になります。知らないうちに電力の3分の1を原子力に頼っていたなんてとおっしゃる方もいらっしゃいます。まずは大量生産、大量消費の時代は終わった、私たちのできることは何かと考えていらっしゃいます。原発ゼロへ計画を立てて原発依存からの脱却を図るべきだと思います。

太陽光や小水力、バイオマスなどの再生可能エネルギーへと転換するべきですが、岩手県の葛巻町では乳牛1万頭を飼い、そのふん尿をタンクにためて、それを発酵させてメタンガスを発電し、畜産施設の電力100%自給しています。また、葛巻町省エネルギービジョンを策定し、太陽光や風力を含め、町を挙げてクリーンエネルギーの推進に取り組んでいるそうです。私たちや行政が真剣に自然エネルギー利用に取り組むならば、原発に頼っていたエネルギーは賄えると試算されている学者もいらっしゃいます。小布施町も住宅リフォーム助成制度を利用して、太陽光発電へと関心は高まっています。そこで、小布施町でも再生可能なエネルギー利用への推進を提案していきたいと思います。

まず、個人住宅への太陽光発電設置に町独自の助成制度の創設を求めます。国の補助制度がありますが、これに町独自の助成を行うことにより、約3月8日キロワットほどの発電設備に200万円ほどかかる初期費用が助かります。現在、住宅リフォーム助成がありますが、これとは別の自然エネルギー推進の立場から新たな制度としての導入を提案します。と申しましても、私が長野県の中での調査をしましたところ、太陽光発電への市町村としての独自助成は、県内でも高山村や須坂市、中野市、長野市など41の市町村が既に導入しております。ぜひ小布施町も導入していただきたいと思いますが、ご答弁をお願いいたします。

次に、公共施設に太陽光発電設備の導入を求めます。

太陽光発電は公共施設での設置はより効果的です。学校や体育館など広い屋根面積が利用できます。とりわけ新しく建設する予定の文化体育館に設置を求めます。文化体育館は避難所となる建物です。災害時には特に必要になります。ぜひ太陽光発電設置を求めます。

昨年の異常気象、猛暑に学校へのエアコン設置を求めましたが、学校への太陽光発電とともに検討いただきたいと思います。ご答弁お願いいたします。

小水力の発電ですが、小布施はかつて江戸後期から昭和にかけて用水路に水車を動力して活用され、菜種油を絞り精米や製紙工場の動力として大活躍した時期がありました。この用水路の小水力を発電に生かしたらどうでしょうか。1950年代に三軒茶屋に小さな水車が回っていた。そこから1軒だけあった家に電線が引かれていた。子供たちは当時、三軒茶屋のエジソンさんと呼んでいたと聞いています。現在、松川から町内に入ってきている用水を利用して、水車を回したエネルギーで発電できないか研究することも楽しいことではないかと思います。怖いほどの流れを発電に利用する、一つの観光スポットにもなると思います。

東日本大震災と原発事故を契機にして、再生可能な自然エネルギーの利用についての関心が高まっております。原発依存から脱出するためにも再生可能な自然エネルギーへの取り組みがどうしても必要になります。

小布施町としても基本的姿勢としてどうか、これに取り組んでいく考えをお聞かせ願いたいと思います。ご答弁お願いいたします。

○議長(小渕 晃君) 14番、小林正子議員の質問の途中ではありますが、ここで昼食のため暫時休憩をさせていただきたいと思います。

再開は午後1時の予定です。再開は放送をもってお知らせいたします。

ご苦労さまでした。

 

休憩 午前11時54分

 

再開 午後 1時00分

 

○議長(小渕 晃君) ただいまより再開をいたします。

傍聴においでの皆様方、ありがとうございます。

休憩前に引き続き会議を開きます。

14番、小林正子議員の質問に対する答弁を求めます。

小西副町長。

〔副町長 小西 勝君登壇〕

○副町長(小西 勝君) 大勢の皆さん、傍聴にいらしていただきまして本当にありがとうございます。

私のほうから午前中、小林正子議員からご質問のありました再生可能な自然エネルギーの利用のまちづくりをということで、太陽光発電の導入促進、あるいは用水などの小水力発電の利用ということに対してお答え申し上げます。

町といたしましても、住民の皆さんの良質な生活環境の構築に向けて、効果的、効率的な環境施策が必要というふうに考えております。特に、東日本大震災による福島第一原子力発電所の放射能漏れ事故に伴い、自然エネルギー利用の機運が日本国中で一層高まっているというふうに考えています。

とはいえ、これら自然エネルギーの利用の方法については、いまだこれがベストというものが確立しているわけではありませんので、町では既にクリーンエネルギーをこれからのまちづくりにおいて反映させ、小布施町にとってベストマッチの人に優しい環境のまちづくりを目指す、こういうことのために信州大学と共同しまして、広い視野からとらえた環境施策大綱の構築を進めております。

その第一歩としましては、昨年度、信州大学小布施町地域環境研究室を立ち上げまして、町内におけるクリーンエネルギーの賦存量把握調査を実施しております。今年度はこの調査結果に基づきまして、環境問題に関心の高い団体や地域の皆さんとの意見交換会等を行いまして、環境施策体系づくりに反映させるとともに、こうした話し合いの積み重ねから環境意識に対する啓発にも結びつけて、最終的に良質な環境の構築につなげてまいりたいというふうに考えております。この取り組みを進める中で、今後は住民の皆さんに、あるいはお願いをしていくこと、また、町が主体的に積極的に取り入れていく、そういった施策が出てまいります。

ご提案のありました住宅等への太陽光発電補助、あるいは公共施設への太陽光発電の導入、また小水力発電なども今後こういった良好な環境づくりを考える上で、行政として積極的に取り入れていく施策の一環であろうというふうに現在考えております。

ただし、全町的な環境施策の推進に当たりましては、個々の事業だけをとらえて行うことではなくて、他の施策と結びつけることで、より大きな相乗効果が生まれるというふうに事業展開をしてまいりたいというふうに考えております。その上で総体的に住環境の底上げを図っていくことが必要なんだろうというふうに考えております。

このため、今後構築していく環境施策体系の中で太陽光発電などがどういった効果をもたらすか、また、どういった施策と組み合わせることが、さらに有効活用につながるかなど、可能な限り考えられる事項について広くご意見をお伺いしまして、それぞれ個々の事業の形を考えまして積極的に導入を図りたいというふうに考えております。

以上でございます。

○議長(小渕 晃君) 小林正子議員。

○14番(小林正子君) ただいまご答弁いただきましたけれども、公共施設への太陽光発電の設置を行っていくという考えについてはどうなんでしょうか。

○議長(小渕 晃君) 小西副町長。

○副町長(小西 勝君) ただいま申し上げましたように、環境施策全体の体系を考える中で、この点についても決定していきたいと思っております。また、先ほど申し上げたように、太陽光発電について非常に導入を積極的に図るべきものであるんだろうというふうに現在のところ考えておりますが、ほかの施策とも体系的なものの中で位置づけをしていくべきものというふうに思いますので、ご理解をいただきたいと思います。

○議長(小渕 晃君) 小林正子議員。

○14番(小林正子君) 3項目めのだれもが乗れる巡回バスについて質問いたします。

巡回バス実験運行には、私どものアンケートの設問の中でも関心をもって回答されております。乗ったと答えた方は5%です。95%の方が乗らなかった、知らなかったと回答していますが、高齢者しか乗ってはいけないと思い、乗りたかったが乗れなかったと20代から40代の方が答えていらっしゃいます。40代の方は乗ろうとすると、観光ですかと聞かれる、乗ってはいけないのかと思ったと回答しています。

この6月の実施チラシには、ご利用いただける方は町内にお住まいの主として高齢者の方とあります。移動に不自由など利用を限定する表記がなされています。私は巡回バスをずっと求め続けてきましたが、もっと若い子供連れのお母さんや小学生も幼稚園や保育園の送り迎えにも、だれもが気楽に利用できるバスをと願っています。そのように気楽に利用できることにより、それこそ移動がままならないお年寄りも気兼ねなく気楽に利用でき、いろいろな世代の方との交流の場にもなると考えています。長野市ではぐるりん号に乗れますが、市内の方ですかなど聞かれたことは一度もありません。若い人は乗れない雰囲気はありません。どなたも町内に用事がある人は乗れるようにするべきと思いますが、いかがですか。高齢者は無料、そうでない人は有料にしたらどうかという声もあります。町内のことであっても大島やはよんばなど知らないところがあって、町内1周も楽しいとおっしゃる方もいらっしゃいます。総合公園に行きたかったけれども、バス停が設置されていなくて行けなかったとおっしゃっている方もいらっしゃいます。

町長は民商小布施支部との懇談で、お年寄りに限らずみんなが気楽に利用できるバスにしたいとお話しされたと聞いております。私も大賛成です。どうか高齢者移動支援バスという名称はやめて、だれでも気軽に乗れるバスに方向転換していただきたいのですが、いつでもどこからでも老若男女だれもが利用できるようにするべきと思いますが、ご答弁をお願いいたします。

○議長(小渕 晃君) 竹内総括参事。

〔健康福祉部門総括参事 竹内節夫君登壇〕

○健康福祉部門総括参事(竹内節夫君) ただいまの要支援バスのあり方についてということで、だれでも乗れる巡回バスにというご提案についてでございますが、現在町内巡回によります移動支援事業につきましては、利用される皆さんのニーズなどを把握する中で、今後よりよい支援事業となるよう試験運行として現在実施しております。

この事業実施背景には、高齢化の進展や独居老人、あるいは高齢者のみの世帯の増加とともに、車社会にあって生活圏が拡大する中で交通弱者が急速に増加していることから、こうした皆さんが日常生活を送る上で必要不可欠な移動支援事業として実施をするものです。

今後、コース、時間帯、停車位置などのほか、使用する車両や利用料金、こちらにつきましても検討しまして、できますれば今年度後半には本格運行につなげてまいりたいというふうに考えております。

この事業は運行自体が町民の皆さんに浸透しまして、大いにご利用いただくことが重要ととらえております。特に自家用車などの交通手段の確保が困難な皆さんに安心してお出かけしていただくための移動支援は、利用される方みずからの健康増進やリハビリ、介護予防活動も兼ね備えており、社会参加や生きがいづくりにもつながってまいります。

さらには、より多くの皆さんにご利用いただくことにより、住民の皆さんにとって町内移動の気軽な足として定着することが大切であり、この支援事業が交流の場となることも事業運営上の大きな意味を持つものと考え、議員ご指摘のように、だれもが利用できる形態も大切な要素であるというふうに思っております。

このような考え方に立って事業を実施する中で、まずはご高齢の皆さんや歩行に障害をお持ちの皆さんなどが安心してご利用いただける事業体系として確立と、それから充実といったものを図ってまいりたいというふうに思っておりますので、ご理解をお願いしたいところです。

なお、この車両運行につきましては、現在は巡回方式ということで実施しておりますが、あくまでこの形式にこだわるものではございません。できれば夏場から秋口にかけて個人の目的に応じた乗車形態、いわゆるデマンド方式というようなことも試験として実施する中で、皆さんのご意見を広くちょうだいしまして、本格運行の参考にしたいというふうに考えてございます。それによりまして巡回とデマンドの区別化、あるいは併用による事業展開も視野に、今後試験を重ねてまいりたいと考えております。これによりまして、試験期間がまだまだ延びる場合もあろうかと思いますけれども、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。

以上です。

○議長(小渕 晃君) 小林正子議員。

○14番(小林正子君) ただいまどなたでも、だれでも乗れるような方向に今後はしていきたいというご答弁をいただきまして、大変うれしく思います。だれもが気楽に乗れることによって、ご高齢の方たちも気楽に利用できるようになるんではないかというふうに思っておりますので、そちらの方向にぜひお願いしていきたいと思います。そういう方向で今後検討していただきたいと思いますので、要望としてお願いいたします。

以上です。

○議長(小渕 晃君) 以上で、小林正子議員の質問を終結いたします。

 

意見をお聞かせください

お求めの情報が十分掲載されていましたか?
ページの構成や内容、表現は分かりやすいものでしたか?
この情報をすぐに見つけることができましたか?
※いただいたご意見は、より分かりやすく役に立つホームページとするために参考にさせていただきますので、ご協力をお願いします。