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平成23年9月会議 会議録 一般質問 原勝巳議員

印刷用ページを表示する 掲載日:2012年6月10日更新

 

◇ 原   勝 巳 君

○議長(小渕 晃君) 続いて、1番、原 勝巳議員。

〔1番 原 勝巳君登壇〕

○1番(原 勝巳君) 通告に基づき、町税等の未収金について質問いたします。

ここ数年前から、納めるべき税・料金の未納がふえているように思われます。やはりこういう問題は、一人一人のみんなにかかわる問題でございます。私自身もあすは我が身と思って質問させていただきます。

かつてある人の婚礼に私が呼ばれたときに、前の町長さんのお祝いの言葉の中で、「国民は誰しも税を納める義務があり、また使う権利もある」と話されました。そのとき私は、酒を飲んでにぎやかに騒ぐことしか頭になかったんですが、この年になって世の中のお世話になってくると、税の大切さと、税があるから人権が守られ平等でいられる、この喜びを最近強く感じております。

そんな中から、納税というものは、何といってもいろいろなそのうちの事情がございます。しかし、最終的には自分の気持ちの中で税を納めるということが大切ではないかと思います。

よって、次の4点、質問させていただきます。

滞納整理の強化として55万円の予算をつけたが、効果はどのように上がっていますか。既に監査報告書の中で監査委員さんの方から言い尽くされておりますが、私なりの質問にさせていただきます。

2番目、大口案件については、平成23年4月からスタートした長野県地方税滞納整理機構に移管、または連携し、差し押さえや公売等の厳格な滞納処分を中心とした滞納整理を行いますとあるが、小口の場合はどんな方法で対処しているのか。

3番、平成23年4月までは長野県地方税滞納整理機構はなかったが、その前はどのような方法で未納者に納税をしてもらうように促してきたのか。

また4番、完納者に対しては、町はどのような評価のあらわし方をしているものですか。

この4点をお聞きしたいと思います。

○議長(小渕 晃君) 田中滞納対策担当参事。

〔会計管理者(兼)滞納対策担当参事 田中助一君登壇〕

○会計管理者(兼)滞納対策担当参事(田中助一君) それでは、お答え申し上げます。

まず、税に対する深いご理解をいただきまして、本当にありがとうございます。

議員ご質問の滞納整理強化として55万円の予算をつけたが、効果はどのようになったかというまず最初の質問でございます。

予算につきましては、ことし4月にスタートした長野県滞納整理機構への負担金でございます。基本料金5万円に1件当たり16万6,000円の負担を行っております。3件の移管を予定しておりましたので、合計54万8,000円となります。既に予算は執行しておりまして、長野県滞納整理機構への支払いを済ませてございます。

その効果についてのご質問ですが、滞納整理機構への移管予告の効果で、入湯税につきましては、決算で未納と報告されております過年度分の未納分、これがすべて完納となってございます。その額から、徴収率は約10%程度の改善が図られております。

また、そのほか滞納整理機構へ3件の移管を終えておりまして、滞納整理機構において適切な滞納処分が行われるものと理解をしております。

次に、2番目の今後の小口の徴収方法、それから3番目の今までどのような方法で徴収をしてきたかというご質問でございますが、納期限までに税金を納めていただけない方が、いわゆる未納者となりますが、未納者につきましては、督促状を出します。うっかりしていた方などは督促状で納付をいただきますが、それでもまだ未納になってしまう方がいらっしゃいます。電話での催告、あるいは文書での催告、戸別にお宅を訪問して行う臨戸訪問等で滞納整理を進めていきます。場合によっては差し押さえも行います。通常はこのような手順で滞納整理を進めております。

また、長野県が地方税法第48条に基づきまして住民税の徴収を行ったり、町と共同で滞納整理に当たるなど、滞納整理を進めております。

しかし、議員ご指摘のように未納が減るどころか増えている状況でございます。この5年間、町税の未納額がふえ、徴収率は下がる一方であります。ここで何とか踏みとどまり、徴収率の向上をまず目指していきたいというふうに考えております。

そこで、今まで徴収を税務グループ2人1組の班をつくりまして、地域に分けて滞納整理を行っておりましたが、今年度から大口と小口に対象を分けまして班編成を変えました。当然、大口と小口では対応が違うはずでございまして、滞納整理機構に移管をする大口から滞納の初期の段階の小口までいろいろございます。小口の滞納者も、ほうっておきますと、やがては大口の滞納者になる危険性があります。大口の滞納者と同じように臨戸訪問をしたり、分納の誓約を約束すると、そういった対応ではいけないというふうに感じております。大口には大口の、小口には小口の対応について専門性を持たせることが大切であると思っております。具体的にはこれからの取り組みでございますが、特に小口の滞納者には、納付につなげるために早目に連絡をとり、電話催告などを中心に、少額のうちに未納をなくす努力をしてまいりたいと考えております。

4番目の質問の完納者の評価でございます。納税は憲法で定めております国民の三大義務の一つでございます。日本国憲法第30条には「国民は法律の定めるところにより納税の義務を負う」、そのように規定しております。税金を完納している人からすれば、議員ご指摘のように未納者に対し税金を使って納付を促すといった不合理、そして不公平感が感じられるということだというふうに思います。しかし一方で、滞納をいたしますと、年14.6%という高い率の延滞金をお支払いいただくことになります。結局は高いものになってしまいます。きちんとした義務を果たしていらっしゃる納税者に対しましては、敬意の気持ちを持っております。公平性の確保、自主財源の確保のため、滞納整理を通じ、一刻も早く未納をなくし、評価ということではなく、完納を目指したいと考えておりますので、ご理解をお願いしたいと思います。

○議長(小渕 晃君) 原 勝巳議員。

○1番(原 勝巳君) 今の大口でも小口でも、やがては小口の人も大口になるということなんですが、私もそういう身になったときは、きっと大変な思いをすると思います。そういうことから言って、余り強制的な強い指導はしないほうが、やはり心のこもった徴収の仕方をしていただきたいと思います。

そういうわけで、心のこもった徴収の仕方とは、どうやればいいのかといっても、なかなかそういうことは言えないのですが、何とかその辺を考えていただきたいと思います。

また、大口がさらに大口にならないために、何か町としても、こういう制度がある、ああいう方法があるよということを、やはり教えてやるのも大切な心と心のつながりかと思います。ただ、大口なら丸投げして、あっちの人に頼むよという話では困ると思うんですよね。だからやはり同じ小布施町の中に、お互い職員であって、私どもはこういう立場でいて、また住民の皆様がいつでもイベントやそこら辺でいつも顔を突き合わせる、そういう間柄こそが小布施町のよさなんですから、ぜひ心のこもったお願いをしていただくようにしていただきたいと思います。

それと、完納に対してはということを言われたのですが、かつては、このことが今の時代と合うか合わないかは別として、私のうちの本家の兄貴はたばこ吸いなので、当時はたしか町税10年連続完納記念という灰皿を全戸へ配ったのだと。いまだにうちはそれを使っております。ですから、やはりそうやって、みんなで支えている世の中だから、それにわずかな分だけれども、お返しすると気持ちいいものでございます。何十年たっても、そういう灰皿が現在使われております。それで私、思うには、小布施町には小布施美術館めぐりのパス―小布施美術館シャトルバスフリーパス、あんなようなものを、あんなようなものという言い方はまずいのですが、ああいう、せっかく町ですから、原価でできるような品物ですから、その辺はやはり完納者にはお配りして、気持ちよく小布施町中の入らない美術館に入ってもらうことによって、なおさら美術館もにぎやかさも出て、にぎやかさのために、つられて私もあなたもということもあり得ると思いますもので、その辺を考えていただきたいと思います。

○議長(小渕 晃君) 田中滞納対策担当参事。

○会計管理者(兼)滞納対策担当参事(田中助一君) 原議員の再質問にお答えいたします。

余り強制的な指導はせずに、心のこもった対応をしなさいということでございます。おっしゃるとおりだと思います。ただ、まず姿勢といたしましては、納めていただくという姿勢をまず持っていきたいというふうに考えておりますが、その後さまざまな調査をしまして、どのような状況にあるのか、総合的に判断した中で対応を進めたいというふうに考えてございます。

また、フリーパスのご提案が今あったわけですが、これについては、逆に言いますと全戸の皆さんに配ると。その反面、滞納の方には配らないという、そういう形になるかと思いますので、ちょっと滞納整理の立場から言いますと、いわゆる行政サービスを削るというような分野に入ってくるかと思います。その点につきましては、町の全体の行政のあり方から言って、まず判断した中で、滞納者に対する行政サービスの停止といったものがどういうふうにあるべきかというものを、総合的に判断して検討させていただきたいというふうに思います。よろしくお願いします。

○議長(小渕 晃君) そういうことで、かつては駅前なんかに大きな看板がございまして、税を納めてもらう、明るい社会をつくるもとは税ですよと、そんなような言葉の書かれたのがかつてございました。最近はそういうのがなくて大変いいのだと思っておったところ、やはり年々ふえているという監査委員さんからのご指摘ではっとしました。

そんなことから、さっきの前町長さんが婚礼の席でこういうことを言われたと。ということは、常日ごろの中から、そういう町のトップの方が、ささいなところでも税というものに対する理解をみんなにしていただくための、ちょっとやわらかい話をしていただけると、大変この年になって、約20年前の話ですが、今も鮮明にそれを思っております。ですから、これは小布施町中の住民の人にもそういう、いつでも税に対する気持ちはこうだよということを、やはり知らせたりする必要がございます。

それで、啓発のポスターなどをつくってやったらいいのではないかと思います。ということは、各公会堂に張ってあるとか、町なら町の入り口に張ってあるとか、駅に張ってあるとか、そういう公共の場だとか、そういうところにやわらかい言葉を張ってもらう。私自身がちょっとポスターはこんなのはどうだと考えてみた。「ごみと税はためないように、ためていいのは心の財布」、こういうちょっとやわらかい感じでやってもらうと、おもしろがって、おい税を払い過ぎてしまったなんていう人が出ないとも限らないですから、そういうことも考えていただきたいと思います。

以上でございます。

〔「続いて」の声あり〕

○1番(原 勝巳君) では、2番目、お願いいたします。

「小布施人100カ選」について。

これはまことに聞きなれない言葉だと思っているんですが、これは私が大切だと思って今回質問させていただきます。

今回の東日本大震災で、日本中がきずなの大切さを知らされました。当然ながら小布施町にも感じた人は多くいたと思われます。年間120万人もの方々が訪れる町となり、住民一人一人のきずなの大切さをさらに確かなものにするため、私どもは日ごろの生活の中で養っていかなければと思います。

かつて日本は、資源のない国が豊かになるためには、技術力を生かした物づくり国家にならなければと、おかげで経済大国日本という称号は得たが、社会のきずなが希薄になり、親子で殺し合い、子供の虐待、経済貧困が起き、お互いが助け合う心が薄れてきてしまっていると思います。

幸いに小布施町には、伝統文化、スポーツ・ボランティア交流、雁田山、千曲川という大自然とふるさと風景があり、一度は雁田山に登ったとか、町民運動会の応援に行ったとか、ごく普通の生活の中で、いつしか小布施人としてのきずなが培われているのではないでしょうか。

長野県人が「信濃の国」を歌うように、小布施町にも全地域を網羅した「小布施人100カ選」という目に見える形で心のきずなをさらに強いものにしていかなければと思いますが、いかがでしょうか。

よって、次の、ちょっと質問の仕方が下手でございますが、4つお願いいたします。

「小布施人100カ選」の100カ所を選定するに当たり、調査選定委員を設けなければならないと思うが。

2番、100カ選めぐりで、さらに奥深く小布施町を知ることができ、町内外問わず小布施町に思いがある人なら、老若男女分け隔たりなくきずなづくりに参加してもらえると思うが。

3番、遠くでふるさと小布施町を思う人にも、まだ巡り足りなかったところがあると思うので、100カ選巡りでふるさとのきずなをさらに強くしていただけると思う。特に東京小布施会、ことしはぜひ行きたいと思っているんですが、ふるさとを遠く離れた小布施会の人にも、田舎の小布施町から行った人たちと、東京にもう既に長く住んでいる人が共通テーマを持って小布施町を語られるような、そんな思いが必要かと思います。

4番、最後に「小布施人100カ選」を達成されたときは、小布施町として「小布施人100カ選達成之証」を差し上げることは考えられますか。

以上の4点、お願いいたします。

○議長(小渕 晃君) 池田推進幹。

〔教育委員会ミュージアム経営改善推進幹 池田清人君登壇〕

○教育委員会ミュージアム経営改善推進幹(池田清人君) それでは、「小布施人100カ選」の選定により、きずなをさらに強いものにしてはというご提案になろうかと思いますが、私のほうから答弁をさせていただきたいと思います。

今回の東日本大震災、また過去に起きました阪神・淡路大震災では、尊い多くの命が奪われました。そこには多くのボランティアなどの皆さんの救助活動や救援物資の提供などが行われました。人間はお互いに信用・信頼し、相手を思いやる心や感謝の気持ちにより、ともに支え合って生きていくものであると、これらの震災を通して、人々のきずなの強さを改めて感じるとともに、私たちはきずなの大切さを知ることができたものと思います。

きずなは、親子、夫婦など家族のきずな、友人とのきずな、地域社会とのきずな、日本の国民と国境を越えた世界の国々の人とのきずななど、私たちの周りにはさまざまな絶つことのできないきずながあるものと思います。人の優しさや文化、学校生活や仕事、あるいは私たちを取り巻く自然や環境を学び、体験することで私たちは生かされていることに気づき、感謝の心を持ち、人や郷土を愛するようにきずなを深めていくものと認識をしておるところであります。

きずなをさらに強いものにするため、「小布施人100カ選」として町内の100カ所を選定してはどうかというご提案ですが、小布施町の全地域を網羅して選定されたものは、町内はもちろん町外へ出た方にも共通の話題が提供できるものと思われます。

100カ選の選定につきましては、直接町が携わることでなく、関心のある町民や団体の皆さんによる活動としてお取り組みいただくことにより、多くの町内の皆さんに関心を持っていただくことができ、さまざまな思いからの候補地が出されるものと思われます。また、選定後の活用についても、さまざまな発想やアイデアが生まれ、活用されることになるものと考えます。行政主体ではなく、有志の方の事業推進に関して、町が支援できることを行っていきたいと考えております。

1番の選定委員については、選定に当たっては、より多くの町民の皆さんの参加をいただき、検討して、「小布施人100カ選」を選出することが大切なことであると思います。そのための実行委員会などを組織して、要綱等を設置し、その中で選定する方法、選定委員会、あるいは投票等も考えられると思われます。

2番のより深く小布施町を知り、町内外から参加できるのではというご質問ですが、100カ選として選定されたものは、さまざまな活用が考えられると思います。町民の皆さんはもちろんですが、町外にも広く紹介して活用いただき、小布施町に足を運んでいただけるものと思います。

3番としまして、遠くの方にも100カ選めぐりできずなを深めてもらえるというご質問ですが、一般的な名所や観光スポットの紹介とは違った心に残る原風景などは、小布施町をふるさととして町外に出られた方や小布施町に何らかのかかわりのある方などにぜひ活用いただき、小布施町に足を運んでいただくことにより、小布施町の新たな発見や、忘れ去られていた記憶をよみがえらせる機会を提供できるものと思います。

4番、町として達成証を出せるかということですが、100カ選の選定や活用については、町では状況に応じて支援をしてまいりたいと考えております。その中で達成証の発行等につきましても考えてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

○議長(小渕 晃君) 原議員。

○1番(原 勝巳君) 今のお話をいただき、ありがとうございました。

なぜ私はこういうことを言うかというと、たまたま東北の岩手県の池田町へ災害ボランティアということで、社協で募って、高山村と小布施町と須坂市で1台のバスで行ったのですが、その中で私自身が参加してみて、バスで行って帰ってくる車の中で、その車の中の話題が、やはり小布施人であるよという誇りとか、そういうものの話題が出なくて、遠くへ旅行に行ったとか、あそこへ旅行へ行ったとか、そういう話だけで、あれ、この人たちは須坂市の人かな、高山村の人かなと、そんな気持ちを持って見ていて、最後になってみたら、ああ小布施町の人だったということを聞いたんです。ということは、その方もよそから来られて、小布施町になじもうとして努力されているのはよくわかるんですが、ああいう小さなバスの中ですら、そういうきずながあると、本当に和やかな、ああ、この人は小布施町の人だな、ああ、須坂市の人だな、高山村の人だなという、この須高地区にも、やはり大きく広がるきずなづくりをぜひやってもらいたいと思います。

以上で終わります。

○議長(小渕 晃君) 以上で原 勝巳議員の質問を終結いたします。

 

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