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平成23年12月会議 会議録 一般質問 関悦子議員

印刷用ページを表示する 掲載日:2012年6月10日更新

 

◇ 関   悦 子 君

○議長(小渕 晃君) 続いて、13番、関 悦子議員。

〔13番 関 悦子君登壇〕

○13番(関 悦子君) おはようございます。

畑にも町なかにもすっかり人の行き交う姿が少なくなりまして、とても寂しい時期を迎えました。社会問題やら経済問題、非常に暗い問題のある中で、小布施の地域力が非常にありますので、この寂しい時期に皆さんの英知を結集してさらなるいいまちづくりをと願っております。

それでは、一般質問に入らせていただきます。

まず最初に、保育料の減免拡充ということについてお伺いをいたします。

少子化が続いております。小布施町の1年間の出生者数の変化を見てみますと、昭和50年には187名であったものが、平成2年には100名を下回り、平成20年には77名まで減少しております。出生率の低下の背景については、女性の社会進出の進展や晩婚化が主な要因と考えられていますが、加えて家庭環境や社会経済状況の大きな変化の中で出産、子育てに対する不安、負担感がますます高まっていることが大きな要因と考えています。

急速な少子化の進行は、健全で活力ある社会の維持に極めて深刻な影響を与えるものとして、国においては平成11年、少子化対策推進基本方針を策定、平成15年、次世代育成支援対策推進法を制定し、次世代の社会を担う子供が健やかに生まれ、かつ育成される環境の整備を図るため、地域や職場における総合的な次世代育成支援対策を推進してきました。

町では昨年、次世代育成支援対策推進地域行動計画後期計画を策定し、少子化対策を中心にさまざまな施策を推進しています。子育てを支える地域づくり、働きやすさ、育てやすさの推進など、多岐にわたり多様な保育サービスの提供や、子育てしやすい就労環境の整備、また支えが必要な家庭への自立支援などを積極的に進めてきております。

少子化の原因となっているさまざまな要因の中でも大きなものは、経済的な不安が挙げられるのではないでしょうか。あと一人子供が欲しいけれども、もう少し支援や援助があればなという意見があちこちで聞かれます。

そこで、保育料についてご提案をいたします。現在の町の保育料の規定では、同一世帯から2人以上が保育所または幼稚園などに入所している場合、保育料が減免されていますが、子育て中のお母さん方からは、保育所や幼稚園を卒業した子が2人いて、3人目が保育所に入っている場合も減免の対象にならないのかしらという切実な声が聞かれます。

小布施町の保育料については国基準より低い金額ですが、これから子供を産む世代にとって、経済状況は大変厳しい時代であります。できるだけ子供が生まれるような環境を整備し、経済負担を軽減することは以前より必要な時代でもあります。保育料減免の拡充について、町のお考えをお聞かせください。また、5年後、10年後の出生者数をどの程度ととらえているのかお聞かせください。

○議長(小渕 晃君) 池田推進幹。

〔教育委員会ミュージアム経営改善推進幹 池田清人君登壇〕

○教育委員会ミュージアム経営改善推進幹(池田清人君) 関議員の保育料の減免の拡充について、私のほうから答弁をさせていただきたいかと思います。

保育料は、保育サービスの対価であると同時に、保育サービスの必要経費を賄うものとして、保護者の方にご負担をいただいております。現状を申し上げますと、平成21年度から児童福祉法による保育所運営費国庫負担金の交付要綱の一部改正を受け、兄弟姉妹で同一世帯から2人以上の児童が児童福祉法の規定に基づく保育園、児童福祉施設等、学校教育法の規定に基づく幼稚園、またいわゆる認定こども園に入園している場合において、年齢が上から2人目の月額保育料を50%に減免、3人目以上は無料とし、子育て世帯の保育料の負担軽減を図っております。

ご指摘のとおり、これらの減免措置は複数の児童が同時に保育園等に入所していることが条件となっており、保育園等を卒園した子供が2人いて、3人目が保育園に入っても減免の対象にはなりません。少子化が進行する状況の中で、町の人口も今後減少していく状況が心配されますが、こうした状況を少しでも改善するために、子育ての負担軽減、いわゆる子育て支援は町の重要課題と認識をしておるところであります。

これらのことを踏まえまして、子育て世代の定住や若い世代の転入増を目的とした施策を積極的に取り入れて、安心して子育てができる施策や環境づくりを町を挙げて進めてまいりたいと考えております。

したがいまして、ご質問の保育所などに在籍することの要件を撤廃して減免の拡充をというご質問ですが、町としましては第3子、また第2子も含めた保育料につきましては、上の子供さんが保育所に同時入所していなくても減免の措置が適用になるよう進めてまいりたいと思います。

今後におきましては、保育所運営審議会や幼・保のあり方検討会の中で十分なご意見をお聞きしまして、第3子の児童としての適用範囲や軽減率等につきまして、実施に向けた具体的な検討をしてまいりたいと思います。

また、これとあわせまして、多子世帯、子供さんの大勢の世帯の子育て応援策についても、今後大勢の皆さんのご意見をお聞きしながら取り組んでまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

また、5年後、10年後の出生率をどのように見込んでおるかということでございますが、ここ数年での年間出生数は、社会増減を含め、80人から100人の間で推移しております。5年後につきましても、減少傾向ではありますが、ほぼ横ばいで推移していくものと予測されております。10年後につきましてですが、一般的な人口の変化をとらえる手法でありますコーホート要因法を用いて客観的に見込みを推計しますと、増減率が96.6%まで減少していくものと予測をしております。

小布施町の将来を担う年少人口が10年後、20年後増加に転じるように、第5次小布施町総合計画に掲げた戦略的施策、幼・保・小・中一貫教育、また定住環境の整備などを実施してまいりたいと思います。

また、先ほど申し上げましたとおり、特に幼・保一体化を含む子育ての新システムの対応や、子供たちが健やかに育成できる環境整備等の子育て支援を積極的に推進しまして、危機感を持ってこれらの実行に取り組んでまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。

以上であります。

○議長(小渕 晃君) 関議員。

○13番(関 悦子君) ただいま前向きでとてもうれしい回答をいただきまして、ありがたく思います。ぜひ早急にいろいろ進めていただければというふうに思うんですけれども、1つその中で運営審議会等をこれから設けていくということなんですけれども、具体的にその日程的に今年度中にこういう運営会議をする、内々に意見を聞く会を開くというような日程的なものが決まっているというか、おおよそでも結構なんですけれども、会議を持っていくという、その日程を教えていただけるとうれしいんですが。

○議長(小渕 晃君) 池田推進幹。

○教育委員会ミュージアム経営改善推進幹(池田清人君) 方向性としましては、先ほど答弁したとおりの方向で取り組んでいきたいと考えておりますが、審議会、あるいは内部等によりますあり方検討委員会等がございますので、時期的なことは現在のところはっきり決まっておりませんけれども、早急にそういった皆さん方のご意見をお聞きしまして、なるべく早くその減免の措置がとれるよう努力してまいりたいと思いますので、今後の経過をまたご報告を申し上げたいと思います。今のところはそういうことで考えておりますので、よろしくお願いいたします。

○議長(小渕 晃君) 関議員。

○13番(関 悦子君) この撤廃というものは、遅くても来年度には新しい保育料の徴収の方法が変わるだろうというふうに見込んでもよろしいんでしょうか。多分、この要件は撤廃するという回答は、遅くても今年度中には決定できるような方向で審議会、それからあり方検討委員会などを持っていくというような理解でよろしいんでしょうか。

○議長(小渕 晃君) 池田推進幹。

○教育委員会ミュージアム経営改善推進幹(池田清人君) 早急ということですので、新年度に、来年度に向けまして努力してまいりたいというふうに考えます。

○議長(小渕 晃君) 関議員。

○13番(関 悦子君) それでは、次の質問に参ります。

それでは、次の質問に入ります。「交流のまちづくりを広げよう」というタイトルでお願いいたします。

小布施町は、古くから六斎市が立ち、人や物、そして情報が行き交う交流の中ではぐくまれてきました。そして、近年のまちづくりも、交流とホスピタリティをキーワードとして進められているように思います。小布施町の文化の礎となった葛飾北斎と高井鴻山の交流から始まり、近年ではまちづくり海外研修、オープンガーデン巡り、六斎市、カントリーウォーク、墨田区との都市農村交流、インターンシップ、ウオーキングによる自治体、団体との交流などなど、数え切れない交流事業と町民の一人一人の心のこもった交わりが、文化の薫り高く、多くの人が訪れる現在の小布施町をつくってまいりました。

しかし、これらの交流のほとんどが海外との交流、都市部の人たちとの交流、学生との交流、他自治体との交流などで、主に大人たちの交流であります。そこに子供たち、中でも小・中学生がどのぐらいかかわっているでしょう。核家族化が進み、都市化も進み、子供たちを取り巻く環境もさまざまな面で変化があります。特に、ことしの原発事故の影響により、多くの都市部の小学生、中学生などが学校の授業で行っていました農家民泊などの体験などが少なくなったと聞いております。そこで、小布施町で彼らの農家民泊を迎えることができないでしょうか。自然環境にすぐれ、多くの農業体験の場があり、また歴史、文化にも恵まれた小布施町で、町の人たちのホスピタリティを感じながらの体験は、きっとすばらしいものになると信じています。小・中学生のときに小布施を訪れた彼らは、将来再び小布施を訪れてくれると確信しております。長野市にあります鬼無里などでは、以前から毎年200人もの中学生を何校も受けていると聞いております。小布施町でも、その鬼無里のほうから小布施町でも受け入れは可能かなど等の問い合わせもたくさんあります。町に小中高生をもっと迎え入れることを考えてみてはどうでしょうか。多くの学生が訪れることが、町の活性化とともにビジネスにもつながるかと思います。迎え入れる体制の整備と、農家民泊の家庭の確保などが必要と思いますが、町はどのようにお考えになっておりますか、お聞かせいただきたいと思います。

○議長(小渕 晃君) 市村町長。

〔町長 市村良三君登壇〕

○町長(市村良三君) 皆さん、おはようございます。

傍聴の皆さんは、お忙しいところ大変ありがとうございます。

関議員のご質問に対してお答え申し上げます。

議員が今お話をいただきましたように、小布施の町は古くから六斎市が立ち、人や物が行き交う交流の中ではぐくまれてきたと申し上げても過言ではないかと思います。近年ではオープンガーデン、都市農村交流事業、カントリーウォーク、六斎市、さまざまな事業を行っておりますし、また民間の皆さんによって大変多くのイベントが行われておりまして、数え切れない交流事業が組まれているというふうに思います。その一つ一つに町民の皆さんのお心が大変こもって、いわゆるおもてなしにつながって、町を訪れていただいた皆さん方の心に深く入り込み、またいやしも、ちょっと僭越な言い方ですけれども、申し上げて、多くの皆さんが再び、あるいは三度町を訪れていただいているというような大変ありがたい交流が生まれているところであります。

宿泊を伴う事業としては、それぞれのお宅でこれはおやりをいただいておりますが、町としては都市農村交流事業があります。毎年春と秋に東京都墨田区の皆さんをお迎えをし、緑のかけ橋おぶせの皆さんを中心に農家民泊をお引き受けをいただいております。農家民泊は、自然に恵まれた豊かな小布施町を知っていただくとともに、ご宿泊いただいた方と農家の皆さんの出会いの場となり、交流が生まれるきっかけとなっております。現在、墨田区からのご参加いただいている方は、大人やお子さん、あるいはご家族連れなどで、春、秋それぞれ30人ずつぐらいであります。ご家族連れでご参加をいただいたお子さんたちの楽しそうな姿を見ておりますと、都会でお育ちになっていらっしゃる子供さんたちにとって、恵まれた自然の中で種まきや収穫など、さまざまな農業体験をすることは、大変豊かな感性をはぐくむ上でもとても大事なことであるという認識はもちろん持っております。

さらに、今議会でも補正をお願いをいたしておるところですが、お若い方の定住促進、いわゆるIターンに向けた町内受け入れ事業を来年度から本格的に取り組んでいく所存でありますし、ご提案の小・中学生、あるいは高校生の農家民泊は、将来の定住に向けての布石事業ということも言えるもので、交流事業、定住促進事業の一環として強い決意で取り組んでまいりたいというふうに思っております。

さりながら、今小布施町では、例えばさきに行われました日米学生会議、あるいは京都大学の交響楽団のお招き、これらに対してホームステイの皆さんが40軒ほどございますけれども、農家民泊についてはまだまだ10軒に満たないぐらいの数でございます。これは、農家の皆さん方に宿泊をお受けいただくということは、ちょうど農繁期と重なることが多いということ、あるいは基本的に人をお泊めすること自体にやや負担感や、あるいは抵抗感がおありになると思います。これも当然のことだというふうには思います。しかし、そうした交流から信頼が生まれ、ひいては農産物等の直販にも結果として大きくつながってまいります。そうした観点からも、農家民泊を私どもからも真剣に、積極的にお願いをしてまいりますし、議員が運営されている「ア・ラ・小布施」や、あるいは文化観光協会、こういう組織などからも積極的にお願いやコーディネートをしていただきたいというふうに考えております。

このことについては、今後の小布施町のあるいは浮沈を担う大切な事業というふうにも認識しておりますので、関議員はじめ各議員の皆さんにもぜひご理解とご協力をいただきたいというふうに思います。

以上であります。

○議長(小渕 晃君) 関議員。

○13番(関 悦子君) ただいま町長からご答弁いただきまして、本当に交流というのはいかに大事かというのを私自身も痛感しております。その中に、小布施の大勢の人を迎え入れるときの体制といいますか、そういうものが非常に弱いなというふうに思うんですね。これ一人一人、個人の力は結構あるんですけれども、ある程度その個人の力を結集して体制づくりというものができるとすごい力になるんじゃないかなというふうにいつも思っているんですね。そういう点での体制づくりというかができないものかというふうに思うんですけれども、これは私も悩んでいるところなので、ある程度町が中心になってオープンガーデンやっている方たちの体制もあり、すごくたくさんあるんだけれども、その人たちをまとめて、そのところで迎え入れて分散できるというような体制づくりというのができないものかというふうに考えているんですけれども、その点ではどうでしょうか。

○議長(小渕 晃君) 市村町長。

○町長(市村良三君) 今回の議員各位の一般質問の中で、人口の問題と、それから交流の問題というものが非常に多いというふうに感じております。今も申し上げましたように、このことにつきましては、本当に私ども一丸となりまして取り組んでいくつもりでありまして、そういうことからすれば、今個々別、あるいはばらばらというようなお話でもありましたので、そのことも踏まえて、ぜひ大同団結できるような形というものを模索してつくり上げていきたいと、こんなふうに思っておりますので、ぜひご一緒にお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。

○議長(小渕 晃君) 以上で関悦子議員の質問を終結いたします。

 

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