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平成23年12月会議 会議録 一般質問 関谷明生議員

印刷用ページを表示する 掲載日:2012年6月10日更新

 

◇ 関 谷 明 生 君

○議長(小渕 晃君) 続いて、11番、関谷明生議員。

〔11番 関谷明生君登壇〕

○11番(関谷明生君) 12月会議一般質問を、通告に基づき、3項目につきまして逐次質問を行わせていただきます。

1点目は、新しい公共の場づくりモデル事業実施の真意についてお聞きいたします。

鳩山内閣のとき、目指すべき日本のあり方、居場所と出番のある社会、支え合って生きていく日本などの構築に向けて、「新しい公共」円卓会議が設置されました。そのメンバーに、行政関係者としてただ1人、市村町長が選任され、平成22年1月27日に第1回の円卓会議が開催されました。以後、円卓会議が数多く開催されたと思いますが、そこで出されたさまざまな意見や提言をされたことと思います。

今回の新しい公共の場づくりのためのモデル事業が試行されたのもその成果と推察いたしますが、円卓会議に参加された所感をまずお聞きしたいと思います。

その提言等に沿い、本年10月20日、長野県は、全県に共通する課題に取り組む市町村やNPOなどを支援する新しい公共の場づくりのためのモデル事業として、応募のあった27団体を県民協働を進める信州円卓会議において審査を行い、8団体が補助対象団体として採択されました。

その一つに、当町の都市農村交流の推進による、定住人口増加のモデル実験が採択されました。また、平成23年度補助要望額の300万円も満額認められまして、この12月会議に補正予算が計上されています。

定住人口は、どの自治体でも最重要課題と考えます。昨日の関議員の出生率の問題提起、また、本日の小林正子議員の人口施策の質問にも大きくかかわる事業として考えられますが、この事業の目的、真意についてお伺いをしたいというふうに思います。

そして、この事業は、どんな実施体制で実施していくのか。

また、具体的な内容、そして財政的な裏づけはどのように考えておいでになるのか。

そして、最終的に期待される成果についてお聞きをしたいと思います。

○議長(小渕 晃君) 市村町長。

〔町長 市村良三君登壇〕

○町長(市村良三君) 関谷議員のご質問に答弁を申し上げます。

まず、「新しい公共」の円卓会議に参加した印象ということでございましたけれども、この円卓会議の大きな目標として、現在4万8,000ぐらいあるNPOで、実際、人的にも、あるいは資金的にも機能しているNPOは200ぐらいしかないということで、そのNPOに生き生きと活動していただくための資金、また、人的パワーをどのように集めるかというようなことが主題であったやに思います。

NPO、ボランティア、要するに非営利ということが非常に重要というような位置づけでありましたけれども、NPO、ボランティアというのは、非常にこれからの社会を担っていく上で重要と考えますが、現段階でそれに限定してしまうのは、やや、ちょっと私には違和感がありました。私は、もう少し公共というのは広範に考えていいのではないかというふうに思います。

というのは、企業活動なんかにおけるCSRをもっとやりやすくするとか、いろんなことが考えられると思いますし、この50年間で、例えば個人と行政の役割みたいなことが余りにも明確になり過ぎていないかとか、この50年の社会変動の中でいろいろ考えられる、本来公共が担ってきたところが全部行政の仕事になっちゃっているとか、そういうことの反省も随分大事なのではないかという印象は持ちました。

そんなことから、今の質問の、今回の都市農村交流事業の推進による、定住人口増加のモデル実験ということで、県のほうで採択をしていただいたわけですが、この目的、真意ということですが、もともとそういう今申し上げたような形で始まりました「新しい公共」円卓会議ですので、今回も主たる担い手というのはNPO的なものということで、今回、それにのっとっております。公式的に申し上げれば、経済の低迷などによりまして、産業の衰退、高齢化など、地域課題、この解決を図るために、行政だけではなくて、特定非営利活動法人、NPOですね、それからボランティア団体、公益法人、地縁組織などの民間非営利組織が参画し、公共の担い手となるということを期待するよという趣旨であります。

県の新しい公共の場づくりのためのモデル事業は、これら民間組織と県、それから市町村の協働を推進するとともに、行政、企業、大学などの多様な担い手、マルチステークホルダーとでも申しますか、そういう担い手から成る新しい公共の体制を構築し、問題解決を図っていくことの取り組みを支援していくものだということであります。

冒頭申し上げましたように、鳩山内閣の「新しい公共」円卓会議がこの出発点であります。県が国から交付金を受けて、24年度までの2年間─2年間と申しましても、この23年度はもう4カ月ほどしかありませんけれども、その23、24年の2年間で実施する事業であります。

私どもでは、都市農村交流による定住促進と交流産業の創出による地域の活性化を喫緊の課題としてとらえ、先ほど小林正子議員から詳しくご質問のあったところでありますけれども、まずその中に若者会議の実施、これはおおむね35歳以下の皆さんぐらいでしょうかね、この会議を実施していくということと、それから、農業体験をもう少しふやしていくというような、農業体験の提供、あるいは農業U・Iターンの推進、これらのものを核としました都市農村交流の推進による、定住人口増加のモデル実験ということを事業提案し、先般、23年度分事業が採択になったところであります。

実施の体制はどうだということで、1番になりますけれども、この実施に当たりましては、NPOの原型とも言うべき、私どもの町の多彩なまちづくり活動を行ってきた株式会社ア・ラ・小布施、それから、ご訪問いただく皆さんとの交流を大切にしながら交流産業を推進していただいている小布施文化観光協会、さらに、町と共同の研究所を立ち上げた法政大学地域研究センターと町とが連携を図り、コンソーシアムを組みながら取り組んでいきたいというものであります。それぞれが持つ強みやノウハウを生かした協働の力による住みよい地域づくり、その過程を通じた新しい公共の場づくりというものを目指したものであります。

この内容、それから財政的な裏づけはどうなっているのかということでありますが、核となる事業は次の2つであります。

1つは、先ほど申し上げました小布施若者会議、これは名称は仮称でありますけれども、この会議の開催であります。これまで推進をしてきた学校、あるいは専門家の皆さん方との連携の取り組みを踏まえて、小布施における課題の解決や事業提案、地方から生み出された新たな価値、思想などについて、若者が議論し、全国に向け発信する場として若者会議を来年秋に開催したいという考えであります。

これは、一昨年でしたか、日米学生会議というような若い方の会議を開いていただきましたけれども、そういうふうな既存にあるものを誘致するということではなく、学生の皆さんや町内の若い世代の方々が主体的に会議を企画、運営していただくこと、小布施発であります。そして、継続的な人のつながりをつくるとともに、若い方々、これからの時代を背負っていく皆さん方、どういう思いでいらっしゃるか、あるいはどんなことを願っていらっしゃるのかというようなことを表現し、そして日本全国に発信し、できれば世界も視野に入れながら、その思いを実現していくためのステップにしようというものであります。これが1つであります。

もう一つは、農業体験の提供、農業U・Iターンの推進であります。都市で生活される方々に農村の魅力や暮らし、生活文化を味わっていただく農業体験のプログラム、これをプログラム化するということ、体験プログラムの構築、情報発信、それからコーディネート、さらには体験を実施するサポートを日常的に行える組織的な受け入れ態勢の構築を目指していくわけであります。さらに、より専門的で1年を通じた体験プログラムも設けて、将来の就農や農業U・Iターンにつなげていくという考えのもとに実行されます。

事業期間は、23年度と24年度の2年間であります。事業費は全体で一千数百万円程度になるという見込みであります。本年度は、このうち320万円余を補正予算として本議会に上程させていただきました。来年度当初予算で残りの事業費を計上させていただく予定です。大半が県の補助ということになります。改めて事業提案が必要なため、引き続き採択を得させていただくように努力していくつもりであります。

それから、3つ目のこの事業推進によって期待される効果でありますが、若者会議、これは仮称でありますが、若者会議実施に参加される方や関係者にホームステイや民泊をしていただき、地域の自然や暮らし、文化などを案内するツアーなどの提供をしていくことで、都市農村交流事業が一層推進するものと思います。

また、農業体験の提供、農業U・Iターンの推進により、事業に参加される皆さんと農家の皆さんの交流が生まれ、農産物販売などの新たなる経済活動も期待できるものというふうに存じます。

また、この若者会議は来年1年だけということではなく、でき得ればその後も継続的に行い、常に若者の皆さん、若い方の皆さんのお考えや、それから企画、プランというものを全国に向けて発信できる場としての小布施ということも考え、視野に入れていきたいというふうに思っております。

これら一連の事業は、短期的、中期的な都市農村交流から、定住人口の増加につなげるための基盤づくりを行うものでもあります。ご参加いただく皆さんに町の情報をできる限り提供することで、小布施に魅力を感じてお暮らしいただきたいというふうに思っているものであります。

事業は、農業体験の提供などが主というものになりますけれども、就農に限らず、先ほど来申し上げております起業地として、あるいは地域のためのベッドタウンとして小布施でお暮らしをいただけるよう、これらの事業を皮切りに、定住促進に真剣に取り組んでまいりたいと、こんなふうに考えているところであります。

以上であります。

○議長(小渕 晃君) 関谷議員。

○11番(関谷明生君) 平成23年度、24年度に、この2年間かけてこの事業を実施していくと。やはり県もその補助金も、1,000万余ですか、提供して、この活動には、やはり全県の、ある面で、県民の皆さんもこのモデルを見ているんではないかというふうな感じがしております。そういう意味で、この事業に向けて、やはり心を締めて、我々議員もこの事業について真剣に取り組んでいかなければいけないというふうに感じます。

そういう意味で、今、小布施若者会議の開催という形でご提案がありまして、未来を担う若者たちのそういう考えを把握といいますか、意見を述べ、そこで討論をし、そういう議論した内容を全国に発信していく、本当に何かすばらしい計画だなというふうに思います。

そういう意味ではあるんですが、この小布施町も、きのうですか、関議員が、交流まちづくりでホームステイも、町長の答弁では40件ぐらい、それから農家民泊では10件ですか、というような、まだ、これをお迎えするに当たって十分なのかなという一抹の不安もあります。

そういう意味で、この小布施若者会議の小布施へ来ていただく若者は、どのくらいの規模の、多分全国からお集まりいただけるというふうには思うんですが、何人ぐらいを目標にされているのかというのをお聞きしたいというのが1点です。

それと、先ほど小林正子議員の人口増加対策の中で、まず、農業後継者、農業支援のU・Iターン、いわゆる4名ほど、今、もう現実にその芽が出てきているというお話を承り、また、起業家の誘致、特にIT産業の関連の皆さんにもぜひ来ていただきたい、それからお勤めの方々のベッドタウンとしての小布施のPRをしていきたい、こういう一つの大きな基本の線というのは、私ももうその答弁を聞いていて、もろ手を挙げて、こういう方向でやっぱり進んでいくべきだなというふうに感じました。

そんな大きいこの流れの中で、このモデル事業の実験というのは、それも含めてこれから対応していかなくてはいけないというふうに思います。そんな意味で、改めて、この小布施町若者会議の開催の意義、また、農業体験、農業U・Iターンの重要性につきましてお聞きしたいと思います。

○議長(小渕 晃君) 市村町長。

○町長(市村良三君) この若者会議については、実際に会議をしていただく方で100人程度かなというふうに考えております。大きなテーマのもとに、10分科会ぐらいで、3日、4日と十分にご議論をしていただく形で議論して、発信をしていただくというふうなことを考えております。

ただ、これを推進していくためには、今度はそれを支えるスタッフの部分が30人から40人、あるいは50人要るのではないかなと、全体規模で150人ぐらいでしょうかというふうに考えております。

お泊まりいただくというようなことになりますと、現在、これは去年でしたかね、京都大学の管弦楽団の皆さんにおいでいただいて、皆さんのお宅へお泊まりいただいたんですが、そのときは120人ほど、40軒でしたか、お宅にお世話になったわけですが、このほかに農家民泊というのが10軒ぐらいで、全部合わせてもまだまだ足りないという関谷議員のご危惧はもっともだということであります。

このモデル事業もそうでありますが、全体の人口政策について考え、実行していくためには、先ほども申し上げましたけれども、議員さんはじめ全町民の皆さんの深いご理解とご協力がなければ進んでいかないということであります。ホームステイ、あるいは民泊、農家民泊などもその一つであります。ぜひそのことで町全体がお迎えできるというような体制もあわせてつくってまいりたいと、また、つくらなければこういうものを開催できていかないということでもありますので、ご理解に対する、あるいはご協力に対する皆さん方、議員さんのお力添えをぜひお願いしたいというふうに思います。

以上であります。全部お答えしましたかね。

○議長(小渕 晃君) 11番、関谷明生議員の質問の途中ではありますが、ここで昼食のため暫時休憩します。再開は午後1時の予定です。再開は放送をもってお知らせします。

 

休憩 午前11時58分

 

再開 午後 1時00分

 

○議長(小渕 晃君) 再開いたします。

 

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◎諸般の報告

○議長(小渕 晃君) 最初に、諸般の報告事項について申し上げます。

交流・産業振興推進幹、冨岡広記君から、都合により欠席する旨の届け出がありましたので、報告いたします。

 

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○議長(小渕 晃君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

順次発言を許可いたします。

11番、関谷明生議員。

○11番(関谷明生君) 2点目は、栗の木通りの命名を提案させていただきます。

町では、平成7年には11路線、平成8年には2路線、地域の風土や歴史を継承し、小布施に合った沿道景観づくりをそこに住む人みずからが進めていくために、ふるさとの道に愛称を募集し、命名しました。その愛称は、信州おぶせマップにも掲載をされています。

平成7年には、国道18号の手前から横町の三差路までを、栗の親木としての地名があることから親木通り、小布施駅から商工会、そして、ぷちSHOPおぶせまでの通りを駅前神宮通り、中町の南交差点から広域農道までを大日通り、逢瀬神社の北から新生病院、そして雁田山までを楓通り、中学校東から浄光寺までを薬師通りと命名され、平成8年には佐藤床屋さんから甘精堂さん、そして六川信号機までを観音通り、ギヤマン横丁と命名されました。

しかし、栗の町と言われていますが、栗の木はどんな木で、どこにあるのですかとか、栗拾いをしたいのですがなどと問われることが多々あります。しかし、残念ながら、これらの通りには栗の木は見当たりません。

そこで、平成8年の愛称募集の対象にもなり、また、町内周遊シャトルバスおぶせロマン号も走行しています農免道路を栗の木通りと命名するよう提案をさせていただきたいと思います。

飯田地区の入り口から栗の木診療所の通りには両側に栗の木が多く植栽されており、栗の町としての雰囲気を醸し出し、味わうことができます。また、来町者にきめ細かな説明ができるなど、おもてなしの可能性も可能となります。さらに、ロマン号の走行するコースすべてにこの栗の木通りを命名しますと、愛称が命名されます。運転手さんも、現在何々通りを走行中ですと、車内でも親しみを持った説明が増すと思います。

つきましては、これらの愛称を決定するにはどのような手続が必要なのでしょうか。

また、平成7年、8年に保留となっている、小布施駅から岩松院までの仮称岩松院通り、または大通り、北岡神社から欅原神社、そして中子塚神社通りの屋代通り、上信越自動車道の側道の愛称が提案をされたり、また、その愛称を、町報おぶせでも愛称募集を求めていましたが、その後の経過、そして、その愛称に向けての今後の町の対応につきましてお聞きをいたします。

○議長(小渕 晃君) 畔上グループリーダー。

〔地域創生部門グループリーダー 畔上敏春君登壇〕

○地域創生部門グループリーダー(畔上敏春君) ただいまの道の愛称の関係につきまして、私のほうより答弁を申し上げます。

1点目の愛称決定の手続と、2点目の保留になっている路線のその後についてですが、先ほど議員よりお話のありましたように、道の愛称につきましては、地域の風土や歴史を継承しながら、小布施に合った沿道景観づくりを、そこに住む人みずからがふるさとづくりとして進めていくため、平成7年から実施をしています。

愛称の決定につきましては、町内のまちづくりグループの代表者で構成する、道に愛称を検討会で、町民の皆さんからいただいたご意見などを踏まえ、検討をし、決定をしてきています。

今日までの取り組み状況を申し上げますと、平成7年3月の町報に、市川健夫先生よりご提案をいただきました15路線の愛称の案を掲載しまして、町民の皆さんから意見や提言をお寄せいただいています。いただいた意見等を踏まえて検討会で決定をしています。決定しました11路線の愛称につきましては、町報5月号で、先ほど議員よりお話がありましたように、お知らせをしているところです。

保留となりました4路線につきましては、引き続き検討を進めまして、うち1路線につきまして愛称を決定し、平成8年6月の町報でお知らせをしています。その際、議員ご提案の農免道路の愛称、側道の愛称につきましても募集をしたところでございます。残りの3路線と側道の愛称につきましては、まだ現在も保留となったままとなっております。

3点目の愛称に向けての今後の考え方についてですが、道の愛称は、地域の歴史、風土を後世に伝える一つの手段とも思っております。平成19年度から、東京理科大学・小布施町まちづくり研究所の研究成果をもとに里道の整備を実施し、地域の皆さんからご意見をいただく中で、道の愛称をつけてきています。現在までに6路線の整備を実施しているところです。

道の愛称の募集につきましては、十数年来、実施をしてきていなかったわけですが、本日、議員さんからも栗の木通りとのご提案等をいただいておりますので、それらを含めまして、改めて住民の皆さんからご意見を伺いながら実施をしていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。

○議長(小渕 晃君) 関谷議員。

○11番(関谷明生君) 今の回答で、前向きに検討をしていきたいという答弁をいただきまして、ありがとうございます。

私もシャトルバスを乗ってみました。そうしますと、ハイウェイミュージアムからですか、乗りますと、即、側道へ出るわけですね。それで次に、小布施駅へ向かう途中に、今提案いたしました飯田地区、今現在、農免道路入り口という標識で出ています。その農免道路入り口といっても、なかなか農免道路といっても一般の方々にはぴんと来ないんではないかなと。あそこに、栗の木通りという、栗の木通り入り口とかそういう形になると、何となく小布施へ来たなという、そういう考えも出てくるんではないかということで、あの飯田の入り口から、ちょうど栗の木診療所という、そういう病院もその通りの曲がり角にありますもので、ぜひその飯田の入り口から栗の木診療所までを栗の木通りという命名をしていただき、そして、その次には今度は、先ほど言いました小布施駅までの間、親木通りというところがいきます。それから今度は、北斎館入り口には、先ほど言いましたが、駅前神宮通りという、そういう形、大日通りという、そんなアナウンスができるかなと。それから、観音通り、ギヤマン横丁、それからまた大日通りへ出ますと。そして、信州くだもの街道ですか、それからまた楓通りへ出ますというような形で、この車内には、車内放送というんですかね、バスの中で放送されるんですが、運転手さんがこう自分でもマイクをつけていまして、ちょこんちょこんとその地域の話題を乗客の皆さんに説明していました。

小布施駅から今度はハイウェイミュージアムに帰るとき、その間は何も車内アナウンスもなくて、ただずっとバスがこう通っていってしまっているというような状況です。そのときに、今、栗の木通りを通っていますと、両方ごらんくださいと、これが栗の木ですというような、そのアドバイスもこのシャトルバスの運転手さんが声がかけやすいんではないかなと、そんなような意味も含めまして、ぜひこの道に愛称を検討会の皆さんにご理解をいただくようにご配慮をいただければと思います。

それで、この道に愛称を検討会というのは、どんな方々がメンバーとなっているかお聞きしたいと思います。

○議長(小渕 晃君) 畔上グループリーダー。

○地域創生部門グループリーダー(畔上敏春君) 道に愛称を検討会の関係ですが、現在は存在はしておりません。当時の会員等を見ますと、町内の各種団体の代表の方、また、商工会の地域振興部より、そういう方々の代表の方で構成をした団体となっておりますので、今後検討を進める中で、また改めてこのような組織等の設置についても検討して、実施をしていきたいというふうに考えております。

以上です。

○議長(小渕 晃君) 関谷議員。

○11番(関谷明生君) 3点目は、小布施町ゆかりの山野草の保護について質問いたします。

過日、雁田山の岩と岩の間に自生しているベンケイソウ科の多年生草、イワレンゲをいただきました。ふるさと小布施の山「雁田山の自然と文化」の書籍で調べましたが、ベンケイソウ科にはキリンソウとミツバベンケイしか記載されていませんでした。このイワレンゲは、雁田山に自生するれっきとした小布施のゆかりの山野草ということを改めて知らされまして、小布施にゆかりのある山野草をもっと大切にしていかなければいけないという気持ちになりました。

雁田山に自生する草本類としては、280余種の山野草が明記されています。また、雁田山の登山道マップにも掲載をされております。その中に、特に保護すべき植物として、春のミスミソウ、別称ユキワリソウです。夏のヤマユリ、コオニユリ、秋のオミナエシ、センブリが記載されていますが、これらは絶滅の危機と言われています。ミスミソウは、旧都住小学校の校章として扱われ、町民に親しまれ、美しい花、かわいい花を咲かせる植物として町花にもなっています。今日、セイヨウタンポポやセイタカアワダチソウやブタクサなどの帰化植物に駆逐される危険が大です。今こそ小布施ゆかりの自生植物の保護に努めるべきと考えます。

保護すべき、先ほどの5植物の自生の現状はどのようになっていますか。

また、町民が親しみ、協力でき、さらにこれらの山野草を伝承するために、フローラルガーデン、または森の駐車場にこの山野草の専用区画の確保ができないか。

フローラルガーデンでは、春、秋の山野草展やユキワリソウ展が開催され、楽しみにされている方も大勢いると聞いています。また、町民には、山野草を寄贈してもよいとの方がおり、町として小布施町山野草愛好会の皆さんやながの雪割草愛好会の皆さんと手を携えて、これらの場所に栽培できる、そういう支援組織の立ち上げに町として支援できないか、考えをお伺いしたいというふうに思います。

○議長(小渕 晃君) 池田推進幹。

〔教育委員会ミュージアム経営改善推進幹 池田清人君登壇〕

○教育委員会ミュージアム経営改善推進幹(池田清人君) 山野草のほうについて、私のほうから答弁をさせていただきたいと思います。

最初に、山野草の現状についてでありますが、平成4年に出版されました「雁田山の自然と文化」に記載しております山野草について、特に保護すべきものとしまして、ご指摘のとおり、ミスミソウ、ヤマユリ、コオニユリ、オミナエシ、センブリがあります。これらは、雁田山のどこにでもあるというものではなく、育つ環境が限定されているため、絶滅危惧種になっておるものであります。

雁田山は、地域住民の里山として愛される自然があり、ニホンカモシカなどの大きな動物から小さな草花に至るまで共生をしています。町としても、この自然をいかに大切に保護するかがこれからの課題と考えております。

町の文化財審議会では、小布施町の重要植物及び植物群落のリストを作成するとともに、1万分の1の町図に群生地を落とし、現状の把握と保護に努めております。

ご質問の山野草などの植物ですが、町の文化財審議会に雁田山の山野草の生育状態を紹介いたしましたところ、コオニユリ、オミナエシ、それからセンブリは、現在、生息が確認されておりません。ミスミソウにつきましては、数十年前と比較しますと約3分の2に減少し、現在、岩松院の奥と、登山道からそれました黒岩地籍に群生を確認しておりますが、何らかの保護が必要ではないかとのことであります。また、ヤマユリにつきましては、岩松院付近ということもあり、手入れが入っていることもありまして、順調に生育しているとのことであります。

保護につきましては、平成17年にウラシマソウの群生地を守るために、地権者の協力もいただきまして、立て看板とロープの囲い込みによりまして経過を観察しております。これらの保護につきましては、文化財審議会等、また関心の高い方々によるパトロールの強化なども考えられるわけですが、限界がありまして、また、近隣市町村、あるいは県においてもこれといった対策がなく、町としても苦慮しておるところであります。

町としましては、山野草の愛好家の皆さんや研究家の皆さんのご意見、またご協力をいただきながら、自生地の保全とともに、自生地の状況を維持していくことが大切なことと考えております。引き続き監視や状況の把握に努めてまいりたいと考えております。

また一方で、栽培等に協力していただける、原種を保護するための栽培、または園芸種であっても、小布施町を象徴する山野草ですので、花づくりとして栽培していただくことについても支援をしてまいりたいと考えております。栽培を通じて多くの方に見ていただき、皆さんの関心を高めることは、意識の啓発にもつながるものと思います。

ご質問のフローラルガーデンおぶせ、また森の駐車場に専用区画を設けてはというご質問ですけれども、現在、フローラルガーデンおぶせの公園内一部、万葉コーナー内には山野草のコーナーがあります。その中には、ミスミソウ、ウラシマソウ、オミナエシなどが植栽してあります。しかし、これらの山野草のコーナーの植物は、雁田山の原生種ではありません。自然保護の観点から見れば、雁田山の植物を採取し移植することは簡単にはできませんので、園芸種等の栽培が主なものとなっております。

繰り返しになりますが、自生地の状況を維持しつつ、守るべき種は、複数の方法で増殖、また維持を図る必要もあると思われます。県内では、増殖しながら保護されている事例もあると聞いております。今後の町の取り組みの中で、原種、また園芸種についても栽培の研究をしてまいりたいと思います。

専用区画等を設けての栽培につきましても、フローラルガーデンおぶせ、森の駐車場のほかにも、総合公園の南側の花壇、あるいは歴史民俗資料館の庭など、適地と考えられる候補地も幾つかありますので、今後、また専門家の皆さんのご意見をお聞きして、山野草専用の区画として活用を図ってまいりたいと考えております。

支援の組織の立ち上げということですけれども、保護にご協力をいただける皆さんからのご意見をお聞きしながら、採ってはいけない、あるいはみんなで貴重な山野草を守るなどの意識づけも大切な保護活動と認識しております。あらゆる機会をとらえて、保護、啓発の活動を進めてまいるとともに、また、保護や育成のための支援者、あるいはグループなどがありましたら、組織づくりや花壇の提供などに協力し、町と連携して保護、栽培に努めてまいりたいと考えております。

また、教育委員会では、人材の発掘等の面においても、生涯学習の講座、あるいは学習会でも山野草を取り上げて、関心を高めていければと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

以上であります。

○議長(小渕 晃君) 関谷議員。

○11番(関谷明生君) 先ほどイワレンゲという植物もお話ししました。そういう中で、今、東町の中にも既に、どういう形でお宅にあるかはちょっとわからないんですが、オミナエシに似ているオトコエシ、これは、秋、白い花が咲く、そういう山野草です。また、紫色の優美な花を多数つけるシオン、これも秋に咲く、これが東町のお宅にもあるということで、そういう方たちも、株分けというんですかね、協力していいと、そして、そういうところにもまた寄贈して、何とか今この山野草を守らないと、やっぱり消滅していってしまうんではないかという、そういう危機感を持っていらっしゃる方も大分おりますので、ぜひその支援組織等をいろいろなところで検討していただいて、そういうふうに全面的に協力をしていきたいという、そういう町民の方もおいでになりますので、これは要望ですが、ぜひ絶滅する前にそういう対策をとっていただくようにご配慮いただきたいということで、お願いしたいと思います。

以上です。

○議長(小渕 晃君) 池田推進幹。

○教育委員会ミュージアム経営改善推進幹(池田清人君) 町の文化財審議会でも、自然の専門部会を設けまして、その中に、また特に通じておられる先生方もいらっしゃいますので、また広く町民からも希望をとりまして、そういった組織づくりを図ってまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

○議長(小渕 晃君) 以上で関谷明生議員の質問を終結いたします。

 

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