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平成24年3月会議 会議録 一般質問 渡辺高議員

印刷用ページを表示する 掲載日:2012年7月19日更新

◇ 渡 辺   高 君

○議長(小渕 晃君) 続いて、3番、渡辺 高議員。

〔3番 渡辺 高君登壇〕

○3番(渡辺 高君) 皆さん、こんにちは。

通告に基づきまして質問をさせていただきます。

歴史民俗資料館の充実について質問いたします。

昭和47年3月28日、条例第14号、地方自治法(昭和22年法律67号)第224号の2項の規定に基づき、小布施歴史民俗資料館が設置され、現在、都住550番地にて運営管理されております。資料館は、旧都住小学校の一部、玄関と音楽室、それに教室他の一部2階建ての建物を利用されています。展示されているものは、旧小布施村、旧都住村で昔から各家々で使用されていた生活民具や商業に用いられた看板、また、当地域の主要産業であった綿花や菜種栽培にかかわる用具、さらに農機具をはじめ、いろいろな道具や、他に歴史絵巻などです。しかし、現在は入館者が少なく、今後どうしたら入館者がふえ、多くの人に利用いただくことができるか、大きな課題だと思います。

そこで伺います。今までいろいろな企画、イベントが開催されておりますが、その結果はいかがですか。

また、資料館は歴史的な建物で、材質は価値の高いものが使われています。例えば廊下の床板は、桜の板で厚さ約1センチ以上あります。今はほとんど手に入らないものです。また、周りに使用されているガラスなども貴重な品です。これらの歴史的な建物ですが、特に防火、防災、耐震の設備が不足しております。

そこで伺います。現在展示されている大切な物あるいは歴史ある建物が、火災や地震など起きた場合どう対処されるのか、また、耐震対策など計画されているのかお伺いいたします。

○議長(小渕 晃君) 池田推進幹。

〔教育委員会ミュージアム経営改善推進幹 池田清人君登壇〕

○教育委員会ミュージアム経営改善推進幹(池田清人君) それでは、渡辺議員の歴史民俗資料館の充実等についてご答弁を申し上げます。

最初に、設置の趣旨に基づいた活用について若干申し上げますが、歴史民俗資料館は、小布施町に住む人たちをはじめとし、すべての人たちに対しまして、この地域で培われた歴史遺産、文化遺産に基づき、これまでの資料の収集、これはご指摘のとおり、多くの町民の皆さんからの寄附をいただいた資料でございますが、それらの収集、整理を踏まえながら、大切な財産として、次世代に確実に継承していくことがまずもって優先される使命であると考えております。

その中で、より広い視点に立って、充実した活動や資料の価値を新たに見出していくことが大切であると考えております。これらを通して、小布施町の文化と歴史に対する理解を深め、歴史との対話を常に大切にしながら、現代の社会あるいは文化、考え、よりよい未来の創造を目指していきたいと考えておるところであります。

議員ご指摘のとおり、現在は、歴史民俗資料館では、1階は考古資料室と学校教育資料室、特に特色としまして林柳波・きむ子コーナーを設けております。2階は、生活資料室と生産資料室を設けて展示をしております。展示品は、石器時代から平安時代の土器、石器、また、江戸時代からの生活用具、養蚕や菜種油の製造の機械、商いの道具、古墳時代から続く稲作の道具類など、小布施の風土と暮らしの移り変わりを見ることができる資料でございます。

開館日は、土日、それから祝日のほかに、春・秋の特別展期間中は毎日開館をしております。なお、社会見学あるいは研究等の申し出がございますれば、私どものほうでいつでも開館をして見ていただく体制でおります。

平成22年度の入館者数は807名でありました。開館日は約170日であります。春・秋の特別展では林柳波の歌と舞踊など開催しまして、多くのボランティアや町民の皆さんにお越しをいただいております。また、一般的に来られる町外からお越しのお客様も、とても懐かしいと言って、ゆっくり見ていかれる年配の方も多くいらっしゃいます。

また、東京理科大・小布施町まちづくり研究所の皆さんなど研究材料としても活用され、栗ガ丘小学校の皆さんも授業の一環で資料館を訪れるなど活用いただいておりますけれども、町民の皆さんの来館が少ないこともご指摘のとおりでございます。より多くの町民の皆さんにお越しいただける資料館としていく必要性を感じております。

このため、平成24年度におきましては、現在あります展示コーナーとして、林柳波ときむ子展の展示内容の充実を図ってまいりたいと考えております。年2回実施しております林柳波を歌うコンサートの催しの充実、それから、今月から実施しておりますけれども、草笛教室も新年度に入りましても毎月2回程度開催をしてまいりたいというふうに考えております。

特に、来年度の秋に開催を予定しております、おぶせミュージアム中島千波館の開館20周年の中島千波・清之展におきましては、連携を強化しまして、林柳波、中島清之さんのこの出会いである小布施の疎開文化に光を当てた特別展あるいは催しの開催も、歴史民俗資料館のほうでも考えてまいりたいと思っております。

そのほかにも、町民の皆さんによるミニコンサートや体験教室など活用いただける施設として開放をするなど、工夫を凝らしていきたいと考えておるところであります。さらに、北斎館や高井鴻山記念館などと連携しまして、資料のデジタル化整備など進めていきたいと考えております。

また、2の貴重な展示品を守るための防火、防災、耐震の対策についてですが、ご承知のとおり、現在の歴史民俗資料館は、平成14年に旧都住小学校の木造校舎の東半分を解体しまして、西側半分の現存部材を生かして補修・改修したものであります。須高地方に残る唯一の木造校舎の活用でありまして、文化財的な価値からも大切に保存をしてまいりたいというふうに考えております。

なお、その改修時に当たりましては、室内に間仕切りとしまして新たに壁を設けたり、構造の補強のため小屋裏を寄せ棟に改修したり、また、展示壁としまして8カ所壁を新設したりしまして、建物の補強がなされました。また、防火のためには、電気の改修あるいは防火カーテンの設置等をそのときに実施をしておりますが、改めて耐震性を調査する必要があるものと考えております。今後、耐震診断の結果を踏まえまして、防火・防災対策を検討してまいりたいというふうに考えております。

なお、参考ですけれども、新年度におきましては、作品保護のための展示ケースの購入、また事務室のストーブの改修等、火災予防あるいは盗難予防のための施策も実施してまいりたいと考えております。

また、保管しております資料が全部で1,500点ほどあるわけですけれども、800点余りは丸林の倉庫に保管されておりまして、現在展示しておるものは約半分の700点余でございます。参考までにご報告申し上げます。

以上であります。

○議長(小渕 晃君) 渡辺 高議員。

○3番(渡辺 高君) いろいろお答えをいただきましたが、一番私は思うんですけど、立派なあの建物ですね、これがちょっと宣伝不足というか、人によく知られていないという面があろうかと思います。特に床とか、また、私も3回ほどお邪魔しておるんですが、ガラス窓ですか、ちょっと見た人は感じないかもしれませんが、普通のガラス窓はこう見ればそのままの姿なんですよね。でも、北側の一部のガラス窓を見ましたときに、景色がゆがんで見えるんです。そのような貴重なガラス窓というのは、今現在よそにはないものだと思うんです。それを広くね、訪ねてこられた人とか、また、説明マップとかいうものをお配りして、資料館はこんな珍しい窓があったり、すばらしい床だったり、そういうような広く皆さんに知っていただくような方法を考えていただけないかと思うんですが、いかがでしょうか。

○議長(小渕 晃君) 池田推進幹。

○教育委員会ミュージアム経営改善推進幹(池田清人君) 議員ご指摘のとおり、木造校舎の特色としまして確かに桜の床、あるいは窓ガラス、一度窓ガラスはサッシに全部かえてしまったわけなんですけれども、14年の改修のときにすべて残っていた部材で修復をしまして、今はすべて当時の窓にかえてございます。また、貴重な廊下の手すり等も移転をさせて、現在、現存させております。見ていただくところはたくさんございます。それらをもう少しわかりやすくチラシにしたり、館全体のPR等も現在、ほかの美術館と一緒に春、秋、それと夏にパンフレット等で告知はしておるわけですけれども、また独自にいろいろ宣伝をさせて、多くの皆さんに来ていただくように努力してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

○議長(小渕 晃君) 以上で渡辺 高議員の質問を終結いたします。

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