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平成24年3月会議 会議録 一般質問 山岸裕始議員

印刷用ページを表示する 掲載日:2012年7月19日更新

◇ 山 岸 裕 始 君

○議長(小渕 晃君) 続いて、7番、山岸裕始議員。

〔7番 山岸裕始君登壇〕

○7番(山岸裕始君) それでは、通告に基づきまして順次質問させていただきます。

まず、第1問目が、入札についてです。

全国的に自治体の厳しい財務状況の中、行政の行う入札も激しい価格競争を行うことになっている現状です。しかしながら、実際には低価格受注のため、工事や作業に手抜きが横行する弊害も出てきているとお聞きします。

小布施町でも、23年度から建設工事等について最低制限価格が設けられました。適正な工事が行われるため、また、地元貢献度が高い企業に工事をしていただくために必要なことと考えております。

それでは、お聞きします。

1、小布施で建設工事の入札の参加資格を持っている業者は何社あり、そのうち何社が本社を小布施に構える業者でしょうか。

2、物品の購入については、最低価格が設けられておらず、煩雑な事務作業が必要な上、安い価格での販売では利益の確保が難しいとの声も聞こえてきています。余り高い金額だと地元業者でも優先することは今の財政状況下あり得ませんが、一般的に店頭販売されているようなものは、適正な価格であれば、地域貢献されている地元業者を利用してほしいと考えます。今後、物品の購入においての事務作業の簡素化や価格の適正化などのお考えをお聞かせください。

○議長(小渕 晃君) 西原グループリーダー。

〔行政経営部門グループリーダー 西原周二君登壇〕

○行政経営部門グループリーダー(西原周二君) 私のほうから、小布施町で建設工事の入札参加資格者数と町内に本社を構える業者数はのご質問と、物品の購入に最低制限価格が設けられていない地元業者の利用と、事務作業の簡素化と価格の適正化についてはどうかというご質問についてお答えをさせていただきたいと思います。

小布施町における建設工事及び建設工事に係る測量、設計、調査等の業務委託に関する入札に参加を希望される業者さんは、2年に1度の建設工事等入札参加資格審査申請を行っていただく必要があります。なお、その2年間の中間年に追加申請をできることになっておりますので、実質的には毎年申請ができることとなっております。

平成23年度、24年度に当初申請をいただいた参加資格を有する造園、塗装工事も含む建設工事事業者数は417社で、設計等コンサルタント業者数は195社となっています。このうち小布施町に本社及び営業所を置く建設工事業者は17社で、設計等コンサルタント業者はございません。

次に、物品の購入に最低制限価格が設けられていないことについてのご質問ですが、限定的ではありますが、購入する物品によっては、低価格入札が起こらないように、最低制限価格を設けています。なお、10万円を超える物品の購入については、町財務規則により、2社以上から見積もりを徴し契約をしますので、必要な事務手続をお願いしております。

物品購入について、地元業者からの購入をとのご指摘ですが、消耗品などはもちろん地元業者さんから購入していますが、見積もりをお願いする物品の購入につきましては、予算の執行上、品質が保証され、かつ低価格が掲示された場合、町外業者であっても購入することとなります。

議員ご指摘のとおり、地元業者さんから購入させていただくことは大変重要なこととも考えています。同等品を同等金額でご用意いただけるよう地元業者さんにご相談させていただくことなど、また、物品購入に当たっては、担当部署のほうに改めて地元業者さんから購入できるよう周知徹底を図ってまいりたいと思います。

以上でございます。

○議長(小渕 晃君) 山岸議員。

○7番(山岸裕始君) 地元業者さんに適正な価格で品質のよいものをぜひ積極的に発注していってほしいと思います。

先ほども、行政の皆さんも町内業者さんから買うことが大変必要だというのがご理解されていて、釈迦に説法ということになりますが、地元業者さんはもちろん小布施を支えている一員でありまして、消防団や地域の催しなど、ボランティア活動などを本当に大変積極的に協力してくれています。厳しい社会経済状況下であっても、仕事をする時間や家族と過ごす時間を差しおいて地域の安心・安全を守る活動に充てたりだとか、地域のにぎわいを創出するために時間を割いてくれています。

町長もスピーチでよく小布施町の住民は高い町民力を持っていると言っており、本当にそのとおりだと思いますが、その高い町民力を維持していくためには、町民が小布施町さらには行政に対して感謝の心を持つことが必要と考えております。

しかし、今回、私は町内業者さんから多く入札に関する不満を耳にしました。特に車両に関するものが大変多かったんですけれども、車の入札の現状についてもう少し詳しくお聞かせください。

○議長(小渕 晃君) 西原グループリーダー。

○行政経営部門グループリーダー(西原周二君) 役場で使用させていただいております公用車の購入につきましても、町内の自動車業者さんから購入をさせていただくようにしております。ただし、近年、車の公用車の買いかえにつきましては、購入という形ではなくて、リースという形をとっております。こちらのリース契約につきましては、町内の自動車販売業者さんにも確認をしたんですけれども、なかなかリース車両を保有して町にリース契約をさせていただくのが難しいというような町内の自動車販売業者さんからもお話を伺っておりますが、そういった点、再度業者さんとご相談させていただきながら、なるべく地元業者さんから公用車のリース契約等ができるような方向で検討してまいりたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

○議長(小渕 晃君) 山岸議員。

○7番(山岸裕始君) 今、リース契約に対して再度検討していただけるということで、ぜひお願いしたいと思います。

一度に数百万のお金を用意するのは大変かもしれないですけれども、リース契約ではなく、起債をして、それを地元業者さんから買って、償還していくという考え方も一つあると思います。

また、車の入札で、町内の業者に車の改装を頼んだ際に、担当の職員さんにどういう改装が必要なのかと聞いたら、その職員に「長野の業者に見積もりを頼んでいるので、そこの業者に聞いてほしい」と言われたことがあると聞いております。これが事実かどうかというよりも、町内の業者さんが、買う業者さんは町外で決まっているのに、2社以上の見積もりが必要なため、うちに声をかけてきたと感じてしまっていることが若干問題なのではないかと考えております。

先ほども言って、何度も繰り返しになりますが、町内の業者さんは小布施町のまちづくりに多大な貢献をされています。小布施見にマラソンやくりんこ祭り、安市などは、本当に多くのボランティアによって支えられている現状であります。行政としてお祭りに対して支援をしていても、やはりこれほど多くの皆さんに愛されるお祭りやイベントになっているのは、仕事よりもそのイベントにボランティアで参加している地元業者さんに支えられているという一面もあると思います。

アメリカでは商取引でよくウイン・ウインの関係という言葉が使われますが、日本では昔からウイン・ウイン、売り手、買い手だけではなくて、売り手よし、買い手よし、世間よしの三方よしの精神が大切にされてきました。激しい商業者の歴史にあって、その精神を大切にしてきた特に江戸時代の近江商人なんかは、例外的に長い事業継続を果たしてきました。

今の町と業者さんの関係を見ていると、町がよければそれでよしとしているように感じている地域の業者さんもこれは本当に少なくありません。地域の業者さんの協力が得られるからこそ地域の安心・安全を守ることができ、地域のにぎわいを創出することができると思っています。

ぜひ、再度改めて地域業者さんたちとより良好な関係を築くために、執行部の皆さん全員を挙げて町内の業者さんの声を聞いていただきたいと思いますが、町長、どうでしょう。ぜひ執行部の皆さんを挙げてこの問題に取り組んでいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

○議長(小渕 晃君) 市村町長。

○町長(市村良三君) 今、山岸議員の物品の購入について、あるいは町のいろんな商いをしていらっしゃる皆さんへの町の姿勢あるいは態度として、大変厳しいご指摘をいただいたなということで、私自身お話を伺っていて大変反省をいたしました。これはもう一回、庁舎内といいますか、職員の皆さんとよく話し合いをする中で、ぜひ町自体の経済、これを考える意味からも、あるいは町民の皆さんの本当に元気を出していただくためにも、そのことを再度見直しをして、いい方向に向かうようにしていきたいというふうに思います。

○議長(小渕 晃君) 山岸議員。

○7番(山岸裕始君) 先ほどの答弁ありがとうございます。

それでは、次の質問に移らさせていただきます。

2番目は、人事交流制度についてお伺いします。

社会経済情勢の変化が大きく、厳しい財政状況下にあっても、住民満足度を高めていく活力のある組織であり続けるためには、人材育成は重要な施策の一つです。将来の小布施町を担う人材を中長期的な視点で育成していくためには、異動や研修、評価制度などに加え、小布施町と大きく異なる環境での経験を通じ、広い視野や柔軟な発想力を身につけていただくことが必要と考えます。

これからは、行政という枠組みにとらわれず、民間企業にも積極的に人事交流をしていくことも必要と考えます。まずは、双方向の人事交流だけではなく、職員の一般企業への1年間の研修ということからでも始めていくお考えはありますか。

小布施町の職員は少ない人員で雑多な業務に取り組んでおられ、人員の不足の感も否めませんが、中長期的な視点から、さらに少ない人員で業務をこなせるようになること、また研修先で職員がさまざまな経験を積むこと、客観的に小布施町役場を見られるようになることは必要ではないでしょうか。

○議長(小渕 晃君) 市村町長。

〔町長 市村良三君登壇〕

○町長(市村良三君) 山岸議員の質問に答弁を申し上げます。

社会や経済が世界的な規模で瞬間に変わってしまうような現在において、行政もその枠組みにとらわれず、時代変化のスピードに臨機応変に対応していくことはもちろんでありますし、さらに先を読み、時代をつくっていかなければなりません。地方分権そしてまた地方の時代と言われて随分長い間たってしまいましたが、今、真の地方の時代をつくっていくためには、小布施町職員も、行政という枠組みの中だけにおさまるのではなく、分野、業種にかかわらず広く外に目を向けて学び、小布施町が存続し、なお輝き続けるための施策を先駆けて行っていくことが大変重要だというふうに考えております。

そうした点から、職員の意識改革、また人材育成、さらには行政改革等については、議員の皆さんに大変ご理解をいただいて、毎年、多くの予算をお認めいただいているところであります。

職員の人事交流、これは議員のご提案のとおり、非常に有効でまた必要なところであるというふうに考えております。町では以前から長野県や横浜市など地方自治体との人事交流を積極的に行ってまいりました。同じ行政同士であっても互いに学ぶところが多く、職員の考え方や行動にも変化があらわれ、日々の仕事に大いに生かされているというふうに思っております。

民間企業への人事交流というご提案でもございました。先般、まことに短期間ではございましたけれども、職員をことし創立100周年を迎える老舗企業に研修に派遣をさせていただきました。多くのライバル企業と日々しのぎを削るその企業の社員は、あすには会社がつぶれるかもしれないという大変高い危機意識があり、常に時代の先を見据えておいでになり、日々が革新、イノベーションであり、志の高い企業風土をつくり上げていたということであります。そうした中で形成されたスピード感やコスト意識、プロ意識を持つ社員が形成した強い組織体質を肌で感じることができたというふうに報告を受けております。

小布施町も、職員意識の変革をさらに進め、強い組織、強い体質になるために、人材育成、行政改革にさらに取り組んでいるところであります。

数少ない職員で新たな政策にも取り組んでいる中、長期間職員を研修に送り出すことは、組織運営を考えますと、非常に厳しいものがあります。さりながら、議員ご指摘のとおり、あるいはご提案のとおり、異業種の方との触れ合い、交流し、職員に肌で役場以外、役所以外の世界を感じていくことも、中長期的な職員育成の観点から必要不可欠であろうというふうに感じております。

今後は、従来の行政組織間の人事交流だけでなく、民間企業との人事交流、あるいは国内研修など、幅広い視点で職員の育成に取り組んでまいりたいと考えておりますので、議員からも示唆、ご指摘をいただきたいというふうに思います。

以上であります。

○議長(小渕 晃君) 山岸議員。

○7番(山岸裕始君) ありがとうございます。

町の総合計画にもあります志の高い町外企業との交流という面でも、大変この制度は必要かと思います。

昨年、かんてんパパさんが来ていただいたのも、ことしツルヤさんが来ていただいたのも、小布施町とその企業のつながりがあったから実現したためで、そのつながりをつくるのが今後は町長だけではなく、多くの職員がそのつながりをつくっていけたりだとか、町全体を通してそのつながりをつくっていくことがこれからの小布施町にとって大変必要なことと思いますので、先般、短期間ではありますが、老舗企業ですか、に派遣されたというのは大変ありがたいことだと思います。

その短期間の交流が実現するに当たって、どういう段取りがあったのかだとか、そこら辺をお伺いしまして、今回の私の一般質問を終わらせていただきます。お願いします。

○議長(小渕 晃君) 市村町長。

○町長(市村良三君) 再質問にお答えいたします。

どういう段取りといいますか、今、議員のご質問の中にもありましたように、町外の有力かつ志の高い企業をお招きすることができているのも、小布施町の町民の皆さんのこれまでのまちづくり、そういうものがそういう企業にもさらに参画をしていただいて、まちづくりをともにしていただけるということと同じでありまして、日ごろの交流というものが、こういう企業に派遣をして職員研修したいというふうに思ったときに、交流のネットワークの中からお願いすることができるということで、お答えにさせていただきたいというふうに思います。

○議長(小渕 晃君) 以上で山岸裕始議員の質問を終結いたします。

ここで昼食のため、暫時休憩します。

再開は午後1時の予定です。再開は放送をもってお知らせします。

休憩 午前11時50分

再開 午後 1時01分

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