ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
ホーム > 組織でさがす > 議会事務局 > 平成24年6月会議 会議録 一般質問 小西和実議員

平成24年6月会議 会議録 一般質問 小西和実議員

印刷用ページを表示する 掲載日:2012年10月1日更新

◇ 小 西 和 実 君

○議長(小渕晃君)順次発言を許可します。

4番、小西和実議員。

〔4番 小西和実君登壇〕

○4番(小西和実君) 通告に基づきまして、順次質問をさせていただきます。

1つ目、町民のための403号整備を早急にということで質問させていただきます。

小布施町が昨年度から開催していた403号のデザイン会議が4月24日をもってひとまず閉会となりました。この会議は22名の会員で構成しておりまして、毎月1回の議論を行いまして内容を深めてきたという背景があります。この会議では、時間とコストの制約を検討の材料に余り入れないで、理想的な最高の403号線を整備するということを本旨として議論をしてきたというところがあるために、整備内容については最高の水準の理想的な道路整備の計画ができるのではないかと思っています。

しかし、この会議の目的が理想の道づくりという観点から始まっておりますので、本来の議論に含めるべき重要であると思われる整備をしていただきたいと願っている本来のニーズであったり、あるいは整備が実現する時期ですね、このあたりについての町民の皆さんの要望の方向性と合致しているかどうかというのは別な論点ではないかと思っております。

こういったところの背景から、デザイン会議の部分で論点では理想的なところということだったんですが、理想的な道づくりという論点に対して非常にすばらしく、今回そういった形で県や国のほうに提言していけると思うのですが、ここではあえて早期整備について言及させていただきたいと思います。

この会議では、東京理科大学まちづくり研究所の所長である川向教授が座長を担当されておりました。川向教授の著書を拝読させていただいた限り、ロバート・ヴェンチューリの建築の多様性と対立性、カミロジッテの広場の造形、バーナード・ルドフスキーの人間のためのガイド、黒川紀章の道の建築、これらへの言及を拝見することができました。そういったところを拝見させていただいたりというところで、川向教授ご自身の研究対象として道をとらえていらっしゃるのかなということでお見受けいたします。

こういった背景から察するとですが、これまで小布施町でお取り組みいただいた赤線の再整備についてもそうですが、もともと7年ほど前からまちづくり研究所を設立して、川向教授にこれまで運営していただいていた目的の1つとしては、やはりこの403号線の整備のゴールが1つのゴールであったのではないかという発想に至りました。

これまでそういった中で7年間毎年ワークショップ等を含めれば、約700万円をこのまちづくり研究所のほうに拠出させていただいておりまして、累計では5,000万を超えております。こういった研究をしていただいて中で、もちろん経費云々というところだけではなく、当然その貢献していただいた実績ですね、そのあたりも非常に有効性のあるものがあるのではないかとは思いますが、そういった部分をぜひこの403号線の整備の成功につなげていただきたいと思います。

小布施町に取り入れたいと考えていらっしゃるような内容については、まちづくり大学によって小布施町のほうからも周知していただいているという部分があると思いますが、2010年に開催されたまちづくり大学の資料を拝見すると、サインのつくり方、間接照明、あるいは道はサロンという発想などなど、403号の整備に上がってきたところでのアイデアのヒントとなるものの多くがこちらの香川県の宇多津町の景観を重視した道づくりの取り組みに拝見することができます。宇多津の道づくりについても、すばらしいものであり、小布施町も長い目で見れば宇多津のように403号線を整備していけるのは望ましいと思います。決して模倣とか、そういったことではもちろんないんですが、そういった景観を重視したすばらしい道というものも1つは魅力があるのではないかなということを思います。

こういったものを通して、先ほどの会議の中でさまざまな意見が出され議論が深まりましたが、そもそも何を最も重視するべきであるかと言えば、町内に住む皆さんの快適な生活です。安心・安全で快適な道路に一刻も早く整備していただきたいと思います。

道づくりデザイン会議では、さまざまな意見が出され議論されましたが、やはりきのうの小林正子議員がお話しされたように、道路の段差への対応、ご指摘いただいたような形に、町民の皆さんが安心・安全に生活できる道路づくりが非常に重要である思います。

私自身も、この3月会議でも同じように申し上げましたが、町民の皆さんの生活という目線を重視していただき、日常生活に直結している道路を重視して、一刻も早く町民の皆さんや、特に子供やお年寄りの皆さんに危険がないような道づくりをしていただきたいと思います。

そこでお尋ねいたします。

現在は、国や県への提案書が作成されている最中であると思われますが、この403号の具体的な今後の整備計画、スケジュールについてお尋ねいたします。

○議長(小渕晃君) 市村町長。

〔町長 市村良三君登壇〕

○町長(市村良三君) 小西議員のご質問にお答えをいたします。

その前にですけれども、先ほどお昼の休憩が入りまして、2階の階段のところで中年のご夫婦とお目にかかったので、どちらへというふうにお聞きをいたしましたところ、この町へ定住を希望しているんだけれどもというご夫妻でした。すぐに係の者につないだわけですけれども、最近そういう方が多くて、ちょうどきょうの議会の中でもそういう話がたくさん出ている中で大変ありがたいなというふうに思いますし、これには議員各位がいろいろなところでお声をおかけいただいたり、そういう情報を発信いただいているゆえも大きいかと思います。この場をかりて御礼を申し上げます。

それでは、403号の具体的な今後の整備計画、タイムスケジュールについて申し上げます。

小西議員におかれては、403号整備デザイン会議の会員としてご協力をいただいて、この場をおかりしてお礼を申し上げます。

今、お話にあったように、403号の整備デザイン会議は、昨年の4月から毎月1回のペースで開催をいたし、この4月24日で13回行いました。ひとまず区切りとさせていただきました。ひとまず区切りというのは、一応のころではないかという線が出たということであります。この会議で目的は、小西議員が一番ご存じのように、安心して歩ける歩道の整備とあわせ、景観に配慮した小布施らしい道空間の整備を関係機関にお願いをし、実施をしていただこうというものであります。

これは何年か前の町政懇談会に全町へ伺いまして得た結論が、大変難しい結論ではございますけれども、幹線ではあるけれども、小布施らしい道をつくってほしいという総意をいただいたものであります。

具体的な今後の整備計画、スケジュールということですが、現在は提案書の最終のまとめを行っているところであります。これはまとまり次第、遅くても6月末までには道路管理者である県、また、国などの関係機関へ持参をし、お願いをしてまいります。提案の主なものは、現在の車道は広げず、沿線住民の皆様にご協力いただける範囲内で歩道を広げるとともに、現在の凹凸の歩道をフラット化する、電線類を地中化する、舗装面は単なるアスファルトではなく景観に配慮した色彩にする、道空間の明かりを小布施らしいものにする等々であります。これらお願いをしたものにつきましては、関係機関等もこれから何度かのやりとりを経た後に事業化していただけるものというふうに思っております。国道403号整備デザイン会議についても、これらの関係機関との話し合いの途中経過なども交えながら、状況に応じて再度再開をしたいというふうに考えております。

整備の時期につきましては、道路関係者が決めていただくことになりますけれども、町とすれば、今ご質問にあったように、できるだけ早く、来年度には少しでも着手をしていただけるようにご要望というか、お願いをしてまいるつもりであります。小西議員には、議員の立場から、また、デザイン委員会の委員のお立場から、あわせてご一緒に行動していただけるようにお願いを申し上げます。

以上であります。

○議長(小渕晃君) 小西和実議員。

○4番(小西和実君) 今、答弁いただいた内容で、来年度以降、速やかに着手をいただくようにということで要望していただくということだったんですが、403号線を日常的に歩いて利用される町民の皆さんなどは、10年後、あるいは20年後という長いスパンでの整備ではなく、速やかな整備を希望しています。すばらしい景観の道、例えば、電柱が地中化されている、あるいは間接照明が整備されているということも非常に魅力あると思います。しかし、安全に歩ける歩道の整備などについては、速やかなる整備への着手を推進していくよう、一層の努力を求めたいと思います。

歩道の段差をなくすということは、先ほどおっしゃっていただいたんですが、会議において、高木教授からご提言いただいた渋滞緩和のための時差式の信号の導入など、これらを早急に、数年以内の整備を要望していく、あるいは数年と言わずに、こちらのほうも1年程度で着手していただけるような形で要望を出していただければと思うのですが、このあたりいかがでしょうか。

あわせて、もう一つ、今回の6月会議の冒頭に町長のほうからのごあいさついただいた内容でもそうですし、きょう別のところでもお話しいただいたところでもそうなんですが、小布施らしいという言葉がひとつキーワードになっていると思います。

ただ、これは、その町政懇談会等で、この言葉について出てきたということがあると思うのですが、この小布施らしさというものについても、町民において、それぞれ解釈の違いというものがやっぱり出てきてしまうと思います。あえてこの言葉を使う上であれば、この言葉のある程度の一定の枠というか、定義というものが必要なのかなというところがあるんですが、そういったところも示していっていただけたらということと。

あと、その道空間の創出という表現も今回出てきているんですが、この表現についてはいかにも研究者の方が、土木建築工学者の方の表現という意味合いが非常に強いと思います。つくられた中で暮らすという、何ですか、形を通常の住民の方たちはそんなに望んでいかないというところがあるのではないかなということで、町民の方からぴんとくる表現ではないのではないかというのは、この道空間の創出という表現ですかね。こちらにちょっとご理解いただく幅が町民の皆さんにとっては、説明がちょっと難しいのかなというところがあるので、もう少し砕いた表現というか、コンセプトなりキーワードはこれでもいいかもしれないんですが、もう少しわかりやすい表現をもってお伝えしていったほうが認識のずれがなく伝わっていくのではないかなと思います。

これに、すみません、ちょっと若干関連してなんですが、言葉の話ですと、きょう田中会計管理者がお使いになった志のある企業なんですが、何をもって志があり、志がないかということを表現するにはちょっと難しいところがあるなということも感じていますので、表現自体はすばらしいニュアンスを伝えようとしていることは非常によくわかるんですが、聞いた側の、何ですか、議論の上に立つ上では、あいまいな言葉というのはわかりにくいなというところがあるので、何かしら今後の中では共通の認識を持った形で議論していきたいと思いますので、そのあたりも何かしら対応いただけたらと思うのですが、よろしくお願いいたします。

○議長(小渕晃君) 市村町長。

○町長(市村良三君) 再質問にお答えをいたします。

ちょっと再質問の焦点がぼけてしまってよくわからないわけですが、わかる範囲においてお答え申し上げます。

まず、道の整備でありますが、まずは町民の皆さんが快適で安全なというのは当然であります。それは小西議員も会議に出ていらしてよくわかっていらっしゃるのではないかなと。速やかにということでありますが、それは私にとっても、ここにおいでになる皆さんにとってもそうです。何十年後かでは困るわけでありまして、ただ、町の事業ではないので、これはお願いをしていくということになります。ですから、ぜひその辺は小西議員におかれましても、当事者意識を持って一緒にお願いをしていく、動いていくということをお願いを申し上げたいと思います。

それから、まちづくりについて、ややというような話がありましたけれども、まちづくりは本当に、医療、保健福祉、あるいは介護、あるいは教育、環境、文化、あるいは産業の振興、道路、水路、そして上下水道、すべてにわたって、これは現在お住まいの皆さんが快適で安全であるために行われるものであります。

また、お住まいの方がそういうふうにお感じをいただけなければ、よそからの人がお見えになるわけでもないし、それから、ましてやお住まいいただくなんていうこともないわけで、それは目標としてあるわけですけれども、何といっても、すべての策なり、あるいは方向なりは現在お住まいの町民の皆さんのためにということでご理解をいただきたいというふうに思います。

それから、国道403号のもう一つの問題でありますが、これは近年起こってきたわけではなくて、実は昭和58年ごろ、16メートル道路として都市計画決定された、そのころからの小布施町の、あるいは小布施町の町民の皆さんにとっては課題であるということであります。

ですから、そこで、もちろんその時間とコストいう問題はあるわけですけれども、快適で、安全で、なおかつ居心地のいいという、そういう一番いいものを求めて、これからコストとかそういうものについては話をしていくということでございますので、ご理解をいただきたいと思います。

以上であります。

○議長(小渕晃君) 小西和実議員。

○4番(小西和実君) ご答弁いただいた内容で、今後も会議の中では当事者意識を持って、一員として参加させていただきたいと思います。

次の質問に移らせていただきます。

2つ目なんですが、健康福祉施策のさらなる充実を。

こちらのほうでは小布施町の高齢化が現在28%を超え、3人に1人が高齢者となっています。小布施町が現在進めている若者の定住促進も大切ですが、今の小布施町で暮らしている町民の皆さんの生活の安定を図っていくことも非常に大切なことであると考えます。介護保険などにおける健康福祉施策とは別に、町独自の施策をふやしていく必要があると思いますが、今後どのような施策の実施をお考えでしょうか。

○議長(小渕晃君) 竹内総括参事。

〔健康福祉部門総括参事 竹内節夫君登壇〕

○健康福祉部門総括参事(竹内節夫君) それでは、ただいまのご質問にご答弁させていただきます。

町の高齢者福祉施策の中で、介護保険サービスの質と量を確保していくことは重要であり、加えて、地域の中で安心して自立した生活を送っていただくことを目的に、町独自で実施する福祉サービス、これにつきましては、現在20の事業を実施しておりまして、23のサービスを行っております。

主なものを上げますと配食サービス、福祉バスの運行、生きがい活動支援通所事業等々23種類でございます。これらのサービスにつきましては、多様化する利用者ニーズに対応するため、一部は社会福祉協議会への委託を通じ、町も直接サービスとして提供するもの、あるいは理美容サービスですけれども、通所施設などで理美容サービスを受けることができるように費用の一部助成、これをもってサービスを行うものなど、そのニーズの実態に見合った形で実施をしております。

また、内容によっては従来のサービスを状況に応じて見直しを行ってきました。配食、福祉サービスですとか、福祉バスの運行サービス、高齢者の移動支援等々でございます。このように介護保険サービスに加えて、町単独事業、これを行うことで介護が必要な皆さんが求めるニーズに十分こたえられるサービスの提供に心がけたいということで、これら、そのニーズの把握につきましては、3年に一遍のその介護保険事業計画策定時ですとか、通常のケアマネ活動等を通じて把握に努めているところです。

以上です。

○議長(小渕晃君) 小西和実議員。

○4番(小西和実君) 今ご答弁いただいたように、町独自の事業サービスが非常に、23事業ということで多岐にわたり行われていることが非常に心強いことだと思います。非常に介護予防の部分から含めて、非常に手厚く計画的な形で全体のプランが組まれているということが非常に心強い限りなんですが、あえてふやしていくというところでですか、ある程度追加の検討の1つの示唆というようなことでちょっと再質問したいと思うんですが、自立を促すということの必要性からは、何でも支援、援助すればよいというものではないということを十分理解しております。

その前提の上で、現在、障害者等特定の方を対象に用意されて、先ほどお話いただいた、例えば理美容サービスですか、こちらのほうなんですが、であれば、その枠をある程度広げて、タクシーチケットのように特定の方に絞って散髪のためにご利用いただけるチケットのようなものを別途ご用意するというのはいかがでしょうかということをあえて質問したいと思います。

例えばなんですけれども、実際に介護等で関連するところでは、その病気である方が病院に行きたくない、なぜ行きたくないのかというと、お風呂に入っていないから、病院に行って診られるのが嫌なんだというようなこともあって、病状を悪化させてしまうということもあります。

同じように、女性の方が特に多いのもしれないんですけれども、やっぱり身だしなみがちゃんときれいになっていないと外出したくないということであったりとか、そういうのもあって、人によってはなんですけれども、そういったところのケアというものが自己負担でできないという場合も出てくるかもしれないということで、外に出ていって、独居老人になられたりとか、あと引きこもってしまわないようにということで、そういう部分も用意できていくということがひとついい方法ではないのかなということもあるので、例えばの例として、そういうようなチケットのようなものを、タクシーチケットの対象の方に、例えばあれを選択していただくという形であったりとか、タクシーチケットとのどちらかの選択という方法とかという部分も含めて導入をしていくというのはいかがでしょうかということでお尋ねいたします。

○議長(小渕晃君) 竹内総括参事。

○健康福祉部門総括参事(竹内節夫君) 自立支援を促す意味での町単独事業の構築ということだと思うんですけれども、昨日ですか、小林議員のご質問にもご答弁させていただきましたが、今、その自立支援、自立支援といいますか、自立した生活、これを営んでいる皆さんには独居の方が中心になるんですけれども、保健師が訪問して日常生活でありますとか、暮らしぶりですとか、こういったものを確認しております。

そういう中で、今現在、その理美容のサービスを望まれるという声は、ちょっとこちらの耳には届いていないところがあります。これがもし今後調査をする中で、そういった声があれば、今後のその自立支援の上でのサービスということで位置づけは検討したいと思います。

ただ、ひとつ言えることは、自立した生活を営む上で、さらに、それを継続していただきたいというふうに考えております。そうした中で、例えば理美容、これはその方が美容院等々に出向かれるのが嫌だということ、これは個人の中でいろいろあろうかと思うんですが、逆に、そういう場所に出かけていただいて、その社交的な会話ですとか、ほかの方とお話、交流するとか、こういうものもその日常生活の中では非常にその自立を促す1つのものになろうかというふうにも思っております。自立支援ということにつきまして、そういったことも含めまして、ちょっと今後の検討課題とさせていただきたいと思います。

○議長(小渕晃君) 小西和実議員。

○4番(小西和実君) 次の質問に移らせていただきます。

実施予定のシンポジウム等における費用対効果は。

今年度は、例年実施されているイベントの事業であったり、あるいはシンポジウムに加えて新規事業が開催される予定となっています。そんな中で、その後の対象になるのは都市農村交流の推進による人口増加のモデル実験ということで1,241万円、こちらが若者会議に当たるのかなということと。ウオーキングサミットは開催関係で1,596万円ということで、この2つがあります。2つ合わせておよそ3,000万円程度の予算ということになるんですが、こちらの範囲で、若者会議については、今年度1月会議において、関谷明生議員が質問をされました。その際に、回答いただいた内容について、若干気になる点がありました。実施団体は、ア・ラ・小布施、小布施文化観光協会、法政大学が中心となっており、コンソーシアム形式、あるいは産学連携という様相が見受けられます。

しかし、このあたりのところで、新しい公共に当たるというのは、どの部分なのかというところが少しわからなかったという背景があります。新たな公共の概念というのは、行政だけでなく、多様な民間主体を担い手として位置づけ、これらの主体が従来の公共の領域に加えて、公共的価値を生む私の領域や公と私の中間領域で協働するというものです。ここで成熟した社会における新しい経済主体をイメージしたものというとらえ方ができるんですが、重要なのは、従来の公の領域をどうこうするということではありません。それに加えた公共的価値を生む私の領域や公と私の中間領域で協働するというところがこの部分の鬼門になっています。しっかりとした新たな公共の理解をしていく中では、こういった仕組みはちょっとわかりにくいなというか、どの部分が発想としそれになってきているんだろうかというところが少し気になっております。

それに関連してというか、別個なんですが、ウオーキングサミットについては、今回3月会議で予算づけられました。なぜサミットを開催するのかということを委員会の中では十分に伺ったりした部分もあるんですが、まだ、この3月以降のところで、町民の皆さんに十分理解していただいていないというところも、アナウンスがされていない部分もあるのかなということで、あえてここでもう一度確認をさせていただくことによって周知していければというねらいを持っています。

小布施町では、パワーウオークへの取り組みなどで、ここ数年ウオーキングに力を入れてきました。行政が力を入れていることは大変よくわかっております。ただ、町民の皆さんへの浸透がどこまで達成しているかということが少し心配なところです。1万1,400人前後という人口からすれば、ウオーキングの町ということへ標榜するのであれば、人口の3分の1なり4分の1、3,000人程度のウオーキング人口がいるということになるのかな、あるいは最低でも人口の10%である1,000人以上、2,000人くらいのところまでいるのかなというところで考えていくのですが、その程度のウオーキング人口がいらっしゃるということなんでしょうか。そういったところもちょっと気になっているところなので考えているのですが、そこで、ここで最初の段に戻りまして質問させていただきます。

こういった状況を背景とする中で、その若者会議やウオーキングサミット、これらのねらいと、その期待する効果についてお尋ねいたします。

○議長(小渕晃君) 久保田総括参事。

〔行政経営部門総括参事 久保田隆生君登壇〕

○行政経営部門総括参事(久保田隆生君) それでは、私のほうから、若者会議について説明させていただきます。

小布施若者会議は、次世代を担う町内外の若者同士が農業や教育、人口など、現在の日本が抱える課題について、希望と熱意あふれる主張を自由闊達に交わし、新しい価値を見出し、課題の解決に向けた提言を行い、それを実践していこうとするものであります。その会議の成果を論戦している多くの若者によりまして、日本じゅうに発信していこうとするものであります。長引く経済の低迷と若者の就職難、社会的負担の世代間格差など、日本は社会や経済に対する閉塞感に覆われ続け、その状況を払拭できないでいると言えます。

そこで、人や物が集中している都市に任せるのではなく、信州という地方の小さな自治体であります、この小布施の地で若者会議を開催し、地方から明るく元気な日本の再生に向けて大胆な提言を行う、発信を行うことで地方の活性化、さらには日本の活性化に向けて動き出す契機ということで内容を定めております。

なお、準備段階から学生の皆さんと町、町内の若い世代の方々が一緒になって主体的に企画運営していただくことで築かれる信頼関係、さらに、地域のことを考え、何かをやり抜くという目的を持ち、将来の小布施町の応援団、あるいは移住候補者になるような継続的な人のつながりということも期待できると思っております。

日程は9月7日から9日までの3日間、会場は北斎ホールを中心に、公民館講堂や体育館などで行う予定であります。小西議員におかれましても、この若者会議のメンバーであるとのことでありますので、今後一層力を注いでいただきまして、町内外の若者とともに、会議の成功に向けてご尽力いただけますようよろしくお願いいたします。

○議長(小渕晃君) 竹内総括参事。

〔健康福祉部門総括参事 竹内節夫君登壇〕

○健康福祉部門総括参事(竹内節夫君) それでは、ウオーキングサミットの費用対効果ということでご説明させていただきます。

ただいまご指摘のとおり、健康意識が高まっている中で、多くの方がさまざまな健康づくりに取り組んでおられます。町では平成18年度からウオーキングによる健康づくりを推進していますが、現在、全国においても地域の特色を生かして先駆的に取り組んでいる自治体や団体等もございます。こうした活動に取り組まれる皆さんに一堂に会していただき、その取り組みの情報交換や情報発信をするとともに、相互交流の機会としてウオーキングサミットを11月24、25と開催するものです。このサミットを契機に、より一層ウオーキングによる健康づくりを地域に広げ、加えて、それを新たな町の魅力として今後の地域活性化につなげてまいりたいと考えております。ぜひ住民の皆様もサミットに積極的に参加いただき、ご自身の健康づくりへの機運を高めていただきたいと考えております。住民の皆様のその健康維持増進、これは大変な効果をもたらすものだというふうに思っております。

例えば、国民健康保険に加入される方がウオーキングに取り組まれ、健康づくりに取り組まれ、その効果として、仮に1割の医療費削減が行えたとしますと、町全体では約1億近い費用が捻出できます。加えて、これを75歳以上の後期高齢の皆さん、保険に加入する皆さんも同様だとすると、国保、それから後期高齢、あわせて毎年1億5,000万近い支出がなくなることになります。さらに、こうしたことから、この方々がご負担する保険料の削減にもつながるというふうにとらえております。

こうした目に見える効果に加えて、何よりも住民の皆様の健康維持増進、健康でいることの幸せを実感していただけるようになること、これが最大の目的であり、その実現こそが最大の効果だと考えております。そうしたことから、先ほどご指摘ありました、そのウオーキングの町としての標榜につながっていくものではないかというふうにとらえております。よろしくお願いいたします。

○議長(小渕晃君) 小西和実議員。

○4番(小西和実君) 今ご答弁いただいた内容に基づきまして再質問させていただきます。

先にウオーキングのほうからお話ししたいと思うんですが、今お話しいただいたように、非常に福祉関係の費用の削減効果が見込まれるということは大変よくわかりました。こういった予防の効果のある健康の増進にもつながることを活性化させていただくのは非常に町内の活性化につながることでもあり、住民の皆さんの健康の増進が幸福につながるということで、大変すばらしいものであると思います。

ただ、あえてここで再度ご質問してみようと思うのですが、現在のウオーキングの対応されている方というか、実際に取り組まれている方の人口というかは把握されていらっしゃるでしょうか。というのは、このウオーキングサミットですね、サミットという形で小布施町の町民の皆さんの増進につながるのかどうかというところがちょっとよくわからないところがありまして、自分の感覚でということなんですけれども、サミットをやったからといって、町内の方、皆さんがウオーキングに取り組むようになるということではないので、その部分でちゃんと、そのウオーキングに取り組もうと思われている方たちをどう意義づけして、動議づけしていくかということで、どうやったらご理解いただいて、実際にウオーキングをしていただくようになるかというのは、サミットをやったから必ずしもやっていただけるということではないのではないかなということで、例えば、極端な話ですが、ウオーキングシューズを一人一人に配布しますというほうがまだ効果性は高いのかなというところも、こういったイベントよりもあるのかなということで、ちょっと費用対効果が気になるということなんですが、何を伺いたかったかと申しますと、人口の増加について、何ですか、現在の水準と今後サミットを行った上で、今後の展望ですね、どれぐらいふえていくかというところの展望がおありかということで、実際に数値がもしあれば、そういったものをお聞かせいただきたいなということが1点です。

2つ目については、少し話が広がるところもあるんですが、おぶせミュージアムの企画展が今回2,095万円、ハイウェイミュージアムの企画展が492万円、六斎市の開催726万円といろいろと行事等で費用がかさんでいるところと、あと図書館とかですと、全体の関連事業を含めると5,000万以上の経費がかかっておりますし、ミュージアムですと3,749万円と、フローラルガーデンについても1,831万円と、いろいろ施設管理で費用がかかっています。これらも含めて、これら以外も含めて、施設管理費やイベント等を吟味して圧縮、削減していけば、単年で1億、2億という削減ができるのではないでしょうか。その原資をもってすれば、今年度の12月会議で大島孝司議員が質問された特別養護老人ホームの充実についても推進していくことができるのではないかと思います。

現在、既に61名の入居待ちの方がいらっしゃるということですが、ウオーキングサミットに関するという形での方向ではなくて、こういった地域に住まわれている方々の切実な要望におこたえしていくという方向にかじ取りをしていくのもよいのではないかなということでひとつ思いました。

3つ目についてなんですが、費用対効果の視点をもって事業を行っていくに当たって、ベンチマークを設定すべきであると思います。今申し上げたように、具体的にウオーキングのほうについては、そういった人口であったりとかというところからまず行くべきなのかと思うんですが、若者会議のほうは、具体的にどういう効果を見ていて、どういったものが実態として出てくるのかということを、印象でというよりは、やっぱり数字なり、あるいは実績というか、形なりでちゃんと示したほうが、参加している、例えば者は、私とかは大丈夫なんですが、普通の町民の一般の方々にはご理解いただけない部分もあるのかもしれないということで、具体性のある標準という、標榜をお示しいただけたらと思うんですが、よろしくお願いいたします。

○議長(小渕晃君) 竹内総括参事。

○健康福祉部門総括参事(竹内節夫君) ただいまの再質問にお答えさせていただきます。

要は、そのサミットを開いた上での今後の町の健康づくり、要はウオーキングに取り組む方の目標値を持っているかということかと思うんですけれども、目標値そのものはまだ掲げてございません。ただ、今現在、このウオーキングについて推進を図っておるところです。その数については、今ちょっと頭の中にある数字でご報告させていただきますけれども、現在、講習会形式で年に複数回、多くて6回、昨年度6回ほど開催してきているわけなんですけれども、平均して大体50名ぐらいの皆さんに受講をいただいております。今年度は、これは、この議会の冒頭でも町長のあいさつで申し上げましたが、6月の金曜日、きょうもそうなんですが、実はあるんですけれども、先週から6月金曜日に4回集中して講習を行いまして、正しい歩き方を身につけていただきたいということで取り組んでおります。

今年度につきましては、大体これまで平均で50名弱という参加だったんですけれども、先週開催しましたところ、70名を超える皆さんにご参加いただいていて、やはりその講習ということですので、時間とか場所によってなかなか出たいけれども出られないという方もいらっしゃるようでして、その辺については今後の課題かなというふうに考えております。そうしたことで、若干、徐々にではありますけれども、人数はふやしているというふうに考えております。

さらに、一昨年、それから昨年と、このウオーキング、それからウオーキングによる新しいまちづくりを目指す中で、住民の皆様に先進地でありますドイツのほうにも行っていただきました。この皆さんが10名強ほどいらっしゃるわけなんですが、やはりその皆さん方としても、今後私たちももっともっと自分の健康づくりから、さらに、その輪を広げたいということで、今現在、みんなで集まって、クラブ化ではないんですが、将来的にはそのクラブ化といったことも目指して、自発的な取り組みに動いていただいています。

具体例を申しますと、毎週土曜日に総合公園に集まって、たとえその1人、2人でもいいから、とにかく正しく歩く、そのウオーキングといったものをやろうよということで取り組みを始めていただいております。こうしたことを今後も地道な活動にはなると思うんですけれども、広げていくことで、その住民の皆さんへの啓発といったものにつなげていきたいと、このように思っております。

それから、これ私個人的に見ての私のあれなんですけれども、やはりこの5月、6月といういい時期を迎えまして、結構朝方とか夕方になりますと、ところどころに散策といいますか、きちんと歩いている方もいらっしゃるなというふうにも見受けしております、そういったことで、若干ではあるけれども、ふえてはいるというふうに認識をしております。

この目標設定ということにつきましては、今後のその事業の進め方といったものも、もう少しきちんとする中で、サミットといったものをひとつ踏まえて、その後の展開といったものにつなげていきたいと考えております。

○議長(小渕晃君) 久保田総括参事。

○行政経営部門総括参事(久保田隆生君) ただいまご質問ありました数値の関係でございますが、今申し上げましたとおり、若者会議というのは、やはりそこに、小布施町に町内外の若者が集ってさまざまな今の社会経済、教育文化、議論をしていくということでありますので、また、それを発信していくと。ですから、それを数値化するということでは特に、やはりそういったものはできないだろうと。強いて言えば、100人、200人の若者に集まっていただいて、そういった議論をしていく場を、小布施町はこれを行うということで、目標とすればそういった多くの若者に集まっていただきたいということで進めております。

以上でございます。

○議長(小渕晃君) 議員に申し上げますが、簡素に質問をしていただきたいと思いますが。

○4番(小西和実君) 簡素に再々質問させていただきたいと思います。申しわけありません。

今回の中で、今ご答弁いただいた中で、ウオーキングではなくて、すみません、若者会議のほうにおいて、ちょっともう少しお伺いしたいんですが、全般通してということなんですが、例えば、この3月会議において、事業評価の方法についてということで質問させていただきました。そのときは事業仕分けの採用をするのはどうかというような提言の話をさせていただいたんですが、決してそれにこだわっているわけではなくて、単純に事業のそのもののわかりやすさ、効果をねらっていくあたりのところで、客観的な水準をちゃんと皆さんと共通の認識を持ちたいということを申し上げたいわけです。

例えば、昨年の6月ですか、ことしも同じように1,000万以上の経費を計上してあるわけなんですが、職員の研修費が約1,000万以上あると。前回のご答弁いただいた内容では、その町民のために、すべては町民のためにということで、町民の皆さんの満足度を上げるということだったんですが、確かに、そのニュアンス、イメージはわかります。

ただ、具体的な指標がないと、それが成功しているのか、成功していないのかということが、それ全くわからないということで、例えば、今回もご指摘いただいたように、若者会議のほうも参加させていただいておりますので、個人としてはニーズというか、その必要性というか、価値もわかるんですが、それをただ外部的に伝えようとしたときに、主観からしか話ができないわけですね。なんで客観的な指標というものを全般にわたって事業を行うに当たっては出していただけたらなということと、それは委員会の中で出していただくようにして評価させていただけたらと思うのですが、そういった体制をしっかりとしていただけるということを要望というか、質問したいんですが、いかがでしょうか。

○議長(小渕晃君) 久保田総括参事。

○行政経営部門総括参事(久保田隆生君) 指標というか、客観的な若者会議ということでございますが、これはそういった事業をやっていくということで、強いて言えば、もう3月会議、予算の段階でお示ししまして、議員さんにお認めいただいているわけですね。ですから、我々はそれに基づいて予算の執行に当たっているわけでございますので、その内容についても説明をさせていただいているわけでございますから、そこらのところは改めて、その指標という言葉をおっしゃられても、非常にそれはなぜこの場でということになってくると思います。

以上でございます。

○議長(小渕晃君) 以上で小西和実議員の質問を終結いたします。

以上をもって行政事務一般に関する質問を終結いたします。

────────────────────────────────────────────

◎散会の宣告

○議長(小渕晃君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。

本日はこれにて散会いたします。

ご苦労さまでした。

散会 午後1時46分

意見をお聞かせください

お求めの情報が十分掲載されていましたか?
ページの構成や内容、表現は分かりやすいものでしたか?
この情報をすぐに見つけることができましたか?
※いただいたご意見は、より分かりやすく役に立つホームページとするために参考にさせていただきますので、ご協力をお願いします。