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平成24年6月会議 会議録 一般質問 冨岡信男議員

印刷用ページを表示する 掲載日:2012年10月1日更新

◇ 冨 岡 信 男 君

○議長(小渕晃君) 続いて、6番、冨岡信男議員。

〔6番 冨岡信男君登壇〕

○6番(冨岡信男君) それでは通告に基づきまして、順次、質問させていただきます。

最初に、幼保小中一貫教育について質問します。

町の平成24年度予算では、幼保小中一貫教育事業として、きめ細やかで地域の特性を生かした特色ある一貫教育を推進するため、学習のつまずき解消や学習意欲の向上を図る学力向上支援事業、乳幼児期から一貫した相談体制を整備する特別支援教育の推進等を行いますとあります。

昨年4月から、保育園につきましても教育委員会の所管となり、幼稚園・保育園入園から中学校卒業までの長期にわたる系統的・継続的な計画が立案できる体制になったかと思います。

現在、全国的な傾向として、義務教育六三制の固定化、簡潔化により、小中学校間に指導の途切れが生ずるとともに、進学による子供の学習環境、生活環境における大きな変化が負担となり、学習への理解や学校生活への適応力が低下する状況にあると言われております。

これらの状況を改善するため、義務教育9年間の中で子供たちの学習活動や健全育成を系統的・継続的に行うことによって、子供たちが無理なく次のステップに移行できるようにすることが大切かと思います。

また、保護者や地域住民がそれぞれの役割を果たす中で、学校と緊密な連携を図りながら、児童生徒を育てるという教育システムを構築することも必要かと思います。学校と地域のつながりを深め、地域の人材や自然文化、伝統など高い価値を持つ教育資源を子供の学習に生かした体験活動により、児童生徒に豊かな心やコミュニケーションの定着を目指した教育活動の取り組みも各地で行われています。

小布施町は小中1校で、町全体で児童生徒を育て、見守る体制もできています。小中学校9年間を通した一貫性あるカリキュラムの実施、地域人材による一層の学校支援、小中学校がしっかりとつながるための小中相互乗り入れ事業の実施等、学校、家庭、地域が協力して教育活動を行うことにより、一人一人の子供にこれまで以上に確かな学力を定着されるとともに、豊かな人間性や社会性などをはぐくむための総合的で特色ある幼保小中一貫教育計画を立てる必要があると思います。この計画をどのように立て、どのような推進体制を組んでいくのかお聞きしたいと思います。

○議長(小渕晃君) 竹内教育長。

〔教育長 竹内 隆君登壇〕

○教育長(竹内隆君) 冨岡議員からの、幼保小中一貫教育について義務教育9年間を見通した総合的で特色ある活動計画と推進体制についてのご質問にお答えいたします。

当町では、ご承知のように、町立の小学校、中学校各1校と、幼稚園と保育園2園及びエンゼルランドセンターを運営し、また、すべて教育委員会の所管であり、園児、児童、生徒、保護者、あるいは教職員同士が連携しやすい状況にあります。

幼保小中一貫教育の趣旨は、子供たちが成長するに伴い、小学校や中学校など教育機関が異なったとしても学ぶべきこと、人格の形成や生きる力の育成、一人一人の能力や個性を伸ばす教育など、教育の目的に相当する事項は共通して達成を図るべきものであります。

こうした目標を達成するべく、各教育機関の連携、接続を踏まえた教育活動が一貫教育に相当するものと思います。教育委員会による推進とともに、先生方や地域住民の一貫教育に対する理解も大切であり、こういった面での啓発も進めているところでございます。

ご質問の、幼保小中一貫教育の推進体制につきましては、当町では、幼稚園、保育園、小中学校の管理職を含めた先生方と町教育委員会とで、幼保小中一貫教育推進委員会を設置し、実施している事業の検討や課題、さらに推進に向けての協議をしております。このほか、各園長及び学校長と教育委員会による校長、園長、教育委員会連絡会、それから、幼稚園、保育園と小学校との幼保小連携交流委員会、小学校と中学校の小中連絡会、町内の園と小中学校教職員合同の研修会などを通して、一貫教育に関する事業の推進や情報交換に当たっているところでございます。

あるいはまた、町長も含めた教育委員会、そういったいろいろな会でのご意見をお聞きしているところでもございます。こうした一貫教育の趣旨を踏まえ、小学校、中学校ではそれぞれ教育目標や指導方針などをグランドデザインとしてまとめ、幼稚園や保育園では、保育目標や重点目標を定めて授業を行っています。

事例として、教職員の相互の参観や研究会の実施、園児と児童との交流、行事への参加や、小学生の中学校への体験入学、学力向上に向けての連携など、教員間の研究会や、園児・児童・生徒間の交流、その他関連事業を行っているところでございます。

一貫教育はまた、地域ごとに特色ある文化や歴史・風土を活用し、ふるさと小布施をよく知り、郷土を愛する子供を育てるふるさと学習の推進、不登校問題の解消や特別支援教育の推進においても、一貫教育の視点が重要であり、当町では、さきに述べた委員会や幼保小中での連携の協議会、あるいはPTAなどの会を通して意見を聞きながらそういうものを設置しながら進めているところでございます。

ご質問の義務教育9年間を見通した総合的で特色ある幼保小中一貫教育活動計画に関して、現在、個々の事業についてそれぞれ年度ごとに事業計画を立てて実施しております。今後、学校教育の振興に向けて幼保小中一貫教育が必要であると思われる新規事業の検討とともに、現在の事業についても、委員ご指摘の義務教育9年間という子供の発達段階に置いた視点を持って、早期に計画していきたいと考えています。

園や学校の教育活動において、幼保小中一貫教育の視点に立って、全期間を見通した特色ある教育活動を今後も推進してまいります。

以上でございます。

○議長(小渕晃君) 冨岡信男議員。

○6番(冨岡信男君) ただいま、幼保小中一貫教育推進委員会初め現在の状況をお聞きしたわけでございます。

それぞれの幼稚園、保育園、小学校、中学校にはグランドデザインがあって、それを整合しながら行ってきているということでございますが、やはり小布施町教育の基本的な考え方、幼保小中までの一貫した教育委員会としての考え方を出して、それを、幼稚園、保育園、小学校、中学校、それぞれの教諭なりが情報共有しながら小布施町の未来の子供を育てていくことが大切かと思います。そんな点で教育委員会としての考え方をもう一度お聞きしたいと思います。

それともう一点。本年度予算で、保護者、地域住民等が学校と教育活動を共有し、学校運営に積極的にかかわり、地域ぐるみで教育支援を行う学校運営協議会の設置というようなものも考えられております。

この設置でもそうですし、今の基本方針でもそうでございますが、計画策定実行には地域の皆さんの参加、それから保護者の協力が不可欠かと思います。そんな点について、今後、教育委員会で計画策定についてどう考えているか、お聞きしたいと思います。

○議長(小渕晃君) 竹内教育長。

○教育長(竹内隆君) 一貫教育に対する教育委員会、町の大きな方針に向けてどういうふうに考えるかということでございますが、一貫教育につきまして、今、申し上げましたように、教育の目的をしっかりと実現するために連携をしっかりそれぞれ教育機関で持っていくこと、それからまた、地域の、町の教育の特色を生かした、そういった面での一貫教育の考え方、それから教育課題に関してそれぞれしっかり連携をとりながら進めていくと、こういうような基本的なところを踏まえて、今、教育のところそれぞれ推進委員会を持って進めているところですが、その基本的な考え方は、今の3つの大きな目標に沿って進めています。

それらの課題について共有しながら進めているところですが、今、議員お話のような形でのもう一度改めてそういった項目をつけながら進めていくことは必要であり、そういった面で進めているところでございます。

それからまた、もう一つの地域の方のいろいろなご意見をお聞きしながら進めていくということについては、そのご提案といいますかご質問のとおりでありまして、今、そういう形でご意見をお聞きする会、私ども、それから学校機関を含めた形での組織づくりと進めていくことについて検討しながらあわせて進めているところでございます。

以上でございます。

○議長(小渕晃君) 冨岡信男議員。

○6番(冨岡信男君) 続きまして、2点目の花のまちづくりの推進について質問いたします。

小布施町では、昭和55年に住民の日常生活に潤いのある環境を提供しようということで、28自治会でまちを美しくする事業推進委員会を結成しています。また、同じ年に小布施中学校に緑化部ができまして、生徒による花苗の育成が行われ、町別生徒会ごとの花壇づくりやフラワーポットの設置への中学生の花苗の供給が行われています。昭和56年には第2次総合計画を策定しまして、花による美しいまちづくり構想をまちづくりの柱の一つにしています。昭和63年には、小布施花の会を設立、地域のほか家庭、企業、商店を対象としてフラワーコンクールも実施しています。このような全町的な花づくりの取り組みが評価されまして、第4回全国花のまちづくりコンクールにおいて、市町村部門最優秀賞の農林水産大臣賞を受賞、平成10年には、緑化推進功労内閣総理大臣賞、その後も平成14年には、花の国際コンクールで特別賞を受賞するなど、花のまちづくりの先進地として、全国的にも注目を集めてきました。

また、平成3年の第3次総合計画では、美しいまちづくりを進めるため、3つの目標を立てています。花によってまちを装う。花によって福祉の心を育てる。花をまちの産業に育てる。

まず、装いのまちでは、住む人の快適さや訪れる人を歓迎するため、花による美しい景観や環境づくりを進める。また、花作りや花づくり交流等を通して、住む人の内面的な心の美しさをはぐくむ人づくりを進める。

福祉のまちづくりでは、お年寄りや婦人グループの皆さんによる花苗の育成活動を勧め、老人ホームやひとり暮らし家庭へ花を届けるなど、花による福祉のまちづくりを進める。産業のまちづくりでは、花を新たな産業としていくため、フラワーセンターを花の供給基地とし、あわせて、花の生産農家の援助育成を進めるとあります。現在、花づくりの全体計画をどのように立て、どの部門で執行しているのか。花でまちを装う美しいまちづくり、花による福祉のまちづくり、花による産業の振興などの取り組み状況と成果についてお聞きします。

平成12年には、花づくり愛好家38軒の協力をいただいて、オープンガーデンがスタートし、多くの方が小布施町を訪れるようになり、花を介しての人と人との交流が生まれています。小布施町では、花のまちの先進地として栽培技術の向上を図るため、研修会、交流会等を開催し、成果を上げてきています。ガーデニング大学校を初め、花づくり研修会等の開催状況、現在の開催状況と、花のまちづくりの取り組み方針についてもお聞きしたいと思います。

以上です。

○議長(小渕晃君) 冨岡推進幹。

〔交流・産業振興・花のまちづくり推進幹 冨岡広記君登壇〕

○交流・産業振興・花のまちづくり推進幹(冨岡広記君) 議員のお話のように、町では、これまで3つの目標を掲げ、花のまちづくりに取り組んでまいりました。

幾つか取り組みを申し上げますと、平成元年からのヨーロッパ花のまちづくり研修から小布施花の会が設立され、数々の視察研修、交流会が開催されました。ほかにもオープンガーデン、ガーデニング大学校、沿道花壇整備など、さまざまな活動を行うとともに、花による講習会、交流会、イベント等が開催され、今はあちらこちらに花が植えられ、町内の家庭に必ず花が飾られていますねと、多くの声が聞かれます。

ご質問の3つの目標についてですが、平成3年の第3次小布施町総合計画策定とあわせ、美しい花のまちづくりを進めるため、装いの花、福祉の花、産業の花、3つの目標を設定しております。

装いの花につきまして主なものは、自治会花壇や地域の皆さんによる沿道花壇の活動に加え、平成3年には山王島の共有地が地域の花公園として整備されました。平成4年には、フローラルガーデン小布施が開園し、花のまちの情報発信の拠点施設となりました。平成8年から10年にかけては、千曲川堤防沿いに約600本もの桜堤の整備を行いました。平成12年にはオープンガーデンがスタートしております。このほか、今に至るまでフラワーコンクールや花のイベントなど、ソフト事業に多くの町民の皆さんに参加いただき、家庭や職場、地域での花まちづくりに取り組んでまいりました。

福祉の花につきましては、計画策定と前後して、福祉の花を育てる場所としてふれあい農園を開園しております。当時は、老人クラブの皆さんのご協力を得ながら、そこで育てられた花を福祉の花として、ひとり暮らしのお宅にお届けするなどの活動をしておりましたが、次第に活動が細ってしまい、今に至っております。しかしながら、花を育てることや親しむことは、優しい心や福祉の心の醸成にもつながるものと考えております。

産業の花につきましては、平成8年に産業の花の拠点となるフラワーセンターを整備しております。町内花壇や近隣市町村の花壇の花苗の生産に8軒の農家に参加いただき、年間10万鉢ほどの生産をしております。また、町内農家で花農家が何軒ができております。現在、フラワーセンターからプラグ苗を購入いただいている農家も4軒ほどあり、かなりの規模の農家もおります。

今後の取り組みについてですが、近々、町の内部的に花のまちづくり推進プロジェクトチームを組織し、それぞれの部門・グループで取り組んでいる花のまちづくりの施策と横断的にまとめ、共通の認識の中で進めてまいります。

今年度の事業として、小布施花の会では、みすみ草増殖活動が計画されております。オープンガーデンは、企業、商店の皆さんの参加もあり、127件の登録をいただいております。ガーデニング大学校は、既に春からスタートし、自治会花壇づくりは6月9日から始まります。巴錦保存会皆さんのご協力により、巴錦全戸配布普及活動も今年度で3年目を迎えます。巴錦については、町民の皆さんのお力もおかりし、町じゅうどこに行っても見ることができるようにしてきたいと思います。また、巴錦の菊花展のようなイベントも考えていきたいと思います。街路灯花づくりは、駅周辺から北斎館周辺までとてもきれいにことしも飾られ、沿道の花壇も夏花壇へと、今後、変化してまいります。最近は、雁田山山ろく周辺、駅周辺、畑やクロ、道路沿いなど、町内ところどころに、町民の皆さんが個人やグループで取り組んでいただいている花壇が多く、一歩進んだ花のまちづくりになっていると感じております。

フローラルガーデン小布施がことし20周年を迎えました。花の情報発信基地として、オープン時は花を知っていただく、花に興味を持っていただく、情報提供の役割が、現在は新しい品種、最新品種、特化した植物の情報提供に変化しております。

議員のご指摘の花づくりグループの交流や栽培技術の習得機会の減少で寂しいとの声があるということについては、謙虚に受けとめさせていただきたいと思います。栽培講習会等も内容に工夫を凝らし、菊、山野草、洋ラン、サツキなど、町内の専門技術をお持ちの方のご協力もいただきながら、カルチャー教室的な企画など、皆さんの要望に合った内容の習得機会を積極的に設けて取り組んでいきたいと思っております。

以上です。

○議長(小渕晃君) 冨岡信男議員。

○6番(冨岡信男君) ただいま、装いの花、福祉の花、それから産業の花については、今後も継続して進めていくというお話をいただきました。

その中で、花づくりグループの皆さんの交流や栽培技術の習得についても、今後、取り組んでいくということでございますが、ボランティアでやっていただいている皆さんのお話を聞きますと、最近は、町公民館から、年2回、花の注文どうしますかという連絡が来るきりで、実際にやってよかったとか、皆さんの交流が、最初の質問に申し上げましたとおり、花を介しての人の交流というものが非常に少なくなっているというようなお話もございます。そんな点について、十分、考えて取り組んでいただきたいと思います。

また、小布施町につきましては、栗と北斎と花のまちということでうたっております。こんな点についても、十分お考えいただきながら、個人、団体、企業の皆さんまで含めた住民の皆さんが参加する新たな取り組みについても考えていただくとともに、もともと花の先進地というようなこともございますので、そんな点についても十分配慮したまちづくりに取り組んでいただきたいと思いますが、こんな点について、町長の考え方をお聞きしたいと思います。

○議長(小渕晃君) 市村町長。

○町長(市村良三君) 再質問にお答え申し上げます。

今、幾多のご質問というかご指摘が冨岡議員からいただきましたけれども、いちいちごもっともだというふうに感じております。先ほど、冨岡推進幹からもそういうお声があるということに謙虚に受けとめさせていただくということでございましたが、どうしてもこれまでの、例えば、ヨーロッパ花の研修に4年間行っていただいた、ある限定された皆さんがかなり中心に動いていただいたやにも思えます。そういう皆さんも、若干お年を召されたり、そういうこともございますので、お若い方に花のまちであるというようなことも訴えさせていただきながら、新たな仕組みをつくってまいりたいと思います。先輩の皆さんがつくられた花のまち、これを絶やすことなく一生懸命取り組んでいきますので、議員におかれましてもご協力いただきますようによろしくお願いします。

○議長(小渕晃君) 以上で冨岡信男議員の質問を終結いたします。

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