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平成24年6月会議 会議録 一般質問 大島孝司議員

印刷用ページを表示する 掲載日:2012年10月1日更新

◇ 大 島 孝 司 君

○議長(小渕晃君) 続いて、9番、大島孝司議員。

〔9番 大島孝司君登壇〕

○9番(大島孝司君) それでは、通告に基づき、順次質問をさせていただきます。

1点目に、小布施町商業の未来像について質問させていただきます。

現在の状況はどうであるかというと、小布施町商業は衰退の一路をたどっております。10年前、平成14年度と比較してみると、商工会の会員数、平成14年度349軒であったものが、平成24年度では301軒、48軒減、14%減っています。このうちの小売業を見ますと、平成14年度102軒であったものが、平成24年度82軒、20軒減、22%減っています。空き店舗が20軒ふえているということであります。

また、このうちのサービス展開の店舗数を見てみますと、10年前、33軒であったものが、現在22軒と11軒減、34%減っています。先月、5月20日にサービス店会独自で1,000円の商品券で1,300円の買い物ができるプレミアム商品券を1,000万円売り出しました。300万円の自腹を切って、売り上げ減少を何とか食いとめようとするものですが、現実は厳しいものがあります。

そんな今の状況の中で、次の5点について質問させていただきます。

1点目として、10年前と比較すると空き店舗が20軒ふえていて、今後、ますます空き店舗がふえ、シャッターの閉まった店がふえると予想されますが、小布施町商業、商店の必要性と重要性をどのように認識しているか見解をお伺いいたします。

2点目として、ツルヤのオープンは6月22日ということですが、同敷地内に出店予定のコメリの出店状況はどうなっているのかお伺いいたします。

3点目として、ツルヤ、コメリの商圏はどうなのかお伺いいたします。

ツルヤは、長野市に3店舗あり、須坂市、中野市に各1店舗ずつあります。ツルヤ小布施店の商圏は、南は須坂駅近辺にツルヤ須坂店があるので、北須坂ぐらいから北が商圏になっているものと思われ、北にはツルヤ中野店があるので、中野市街地の南端から南が商圏になっているものと思われ、東は高山村、西は豊野までが商圏になっているものと思います。

一方、コメリの商圏はどうかというと、高山、須坂、豊野、小布施の近くにそれぞれコメリがあり、コメリ小布施店の商圏は小布施町だけであると思われます。いかがでしょうか。

4点目に、ツルヤ、コメリの出店に伴う小布施町の既存商店への影響についてお伺いいたします。

ツルヤ出店により、食品を扱うスーパーや商店はどうなるのか。また、コメリについては、先ほど申しましたように、商圏が小布施町だけであるという点から、取り扱い商品が同じ商店はどうなるのか見解をお伺いいたします。

5点目に、このような大型店が出店した後、アップルランドのように、出店してすぐに退店していくような大型店もあります。そんな中、小布施らしい商店のあり方について、その未来像について見解をお伺いいたします。

○議長(小渕晃君) 市村町長。

〔町長 市村良三君登壇〕

○町長(市村良三君) 大島議員のご質問に答弁させていただきます。

小布施町商業の将来像についてということのご質問でありますが、まず、ツルヤ関連のご質問にお答え申し上げます。

大島議員もよく御存じのとおり、町民の皆さんが町内で安心して日常生活用品や生鮮食料品を買えるスーパーの出店を望んでおられたことから、出店のお願いをいたしました。ようやく、ここでツルヤが近々オープンの予定となりました。テナントして入るコメリは、7月中旬に着工し、9月中旬に完成、開店の見込みと聞いております。

ツルヤの商圏は、議員もご指摘をされましたけれども、小布施町を中心に中野市の南部、須坂市の北部、あるいは高山村等を想定しているとのことで、コメリについても同様に小布施町を中心に隣接する市町村の一部を商圏としているというふうに思っております。

出店に伴う影響ということでありますが、スーパーやホームセンターなどが取り扱う商品は、食料品や日常雑貨を初め、大変多くの種類となり、競合する商店への具体的な影響はなかなか読みきれない面がありますが、農産物や生鮮食料品を初め、食料品を扱う店舗や、日常生活用品や農業資材などを扱う金物店などへの影響は出てくることもあろうかと思います。個々のお店の商売の仕方やお客様との関係など、状況はそれぞれだと思います。今後、開店後の影響を慎重に見きわめ、商工会等と連携をしながら、ご相談をお受けしたり、あるいはご支援できることがありましたら考えてまいりたいというふうに思います。

次に、町商業の必要性、重要性、小布施らしい商店のあり方、その将来像についてでありますが、小布施町は町組みが中心に形づくられ、歴史的には定期市が立ち、商業的なにぎわいから発展してまいりました。町内に立地する商業商店は、現在までもこれからも町発展の基盤を形づくる大切な要素であるというふうに認識しております。北斎館の建設や、町並み修景事業の実施、周辺の商店や事業者の皆さんのご尽力によりまして、小布施には多くのお客様においでをいただき、にぎわいが生まれております。こうしたお客様をお迎えし、個々の商店のお客様になっていただけるように努めていただきたいというふうに考えております。

平成21年から23年度にかけては、中町地区で、中心市街地再生支援事業補助金を活用して、回遊性のある商店街の整備を行うなどの取り組みをしております。町を訪れる方との交流をもっと深め、より多くの皆さんにお越しいただく取り組みも、また、商店街の独自の魅力を発信することも大切なことだと考えております。

ちょっと話は変わりますけれども、絵地図師の高橋美江さんにお願いをして、5年かかりましたけれども、農村散策マップ、これを作成いたしました。それからウォーキングの推進、以前からご協力をいただいているオープンガーデン、あるいは農村部への拠点づくりなどを含めながら、町中心部だけでなく農村部にも多くの皆さんにおいでいただけるような仕組みづくりにも取り組んでおります。

商店の皆さんも、例えば、農家と連携するなど、お客様との交流にもちょっと変化を見せる、あるいは工夫をしていただくというようなことが重要というふうに思います。また、日常生活用品を取り扱う店にあっては、高齢化によってお買い物のためにまちまで出てくるのが困難、またはおっくうになってきているという方々に対して、宅配サービスの提供をお考えいただくなど、地域に暮らす皆さんの生活がより向上するような、地域密着型サービスを充実していただくことも一つの方法ではないかというふうに考えております。

以上であります。

○議長(小渕晃君) 大島孝司議員。

○9番(大島孝司君) それでは再質問させていただきます。

先ほども言いましたように、商工会の会員数が10年前から比較すると48軒も減ってしまったという、この現実に対して、今後、こういったものに対する歯どめというのはどんなふうにお考えなのか、ちょっとその辺をお聞きしたい。

○議長(小渕晃君) 市村町長。

○町長(市村良三君) 再質問にお答えいたしますけれども、私は、町並み修景事業のころ、つまり25年から27年前から、小布施町の商店街の継承についていろいろ考えてまいりました。町内で完結する小さな循環経済から、現在は大きく変わっております。小さな循環経済というのは、人と人の結びつきが強く大変気持ちのいい仕組みだなというふうには感じておりますけれども、さりながら、社会経済の仕組みがどんどん変わり、商店街に求められる役割も大きく変わってきているんだという認識をそのころから持ってきております。

商店というものは、あるいは商店街というものは、お宅でやっておいでになる職種にこだわるのか、あるいは場所にこだわるのかということで随分変わってくるなというふうにも思っております。場所にこだわるというのは、どうしてもこの場所で商売をしたという方は、やはりその場所に合った商売をしていくべきであろうし、この仕事を、この商売をどうしても続けたいというふうにお考えになる方は、あるいはその適地を求めてご移動されることも大切なことではないかというふうに思います。その辺のところをよく理解しないで、いたずらに続けようとしても、なかなか商売というのは続けていくことが難しいのではないかというふうに思っております。また、そのころから、町の中には来訪の方が多くお集まりになるようになり、購買をされる方は、町の方だけではなく、来訪される方もその中に入ってきたわけであります。ですから、各商店の方々は、それらのニーズをよく把握するということが重要であります。これは行政がこういうふうに歯どめをかけるとか、そういうことではなく、やはり個々の商店、また、商店街としてどういう取り組みをしていくかということが、購買される方のニーズに合うということを形づくっていくものだというふうに考えておるところであります。

以上であります。

○議長(小渕晃君) 大島孝司議員。

○9番(大島孝司君) それでは、次に、治療医学から予防医学という観点から質問させていただきます。

現在、日本人の三大死亡原因の上位は、がん、心疾患、脳血管疾患となっています。これらの生活習慣病を発症してからの治療法は、現在、大変な進歩を遂げていますが、反面、それらの根本的な治癒はいまだ望めません。そのため、その治療費には個人負担も町の負担も国の負担も莫大な金額がかかってきています。そのため、これらの病気にならないよう、未然に防ぐことを日ごろから心がけることが望まれます。食生活、運動、生活習慣などをただし、病気にならない体をつくることが大事であると思われます。

病気になったら治すという治療医学に対して、病気にならないように予防するのが予防医学であります。しかし、現実は、病院でも診療所にしても、その医療の現場では治療医療主義であり、病気になったら治療することだけが目的化しているように思われます。確かに、お医者さんにとっては、病気になったものを治療するから金になるのであり、病気にならないようにしたら儲からなくなるということはあります。

しかし、これからは予防医学に力を入れるべきだと思います。そこで、次の3点について町の見解をお伺いいたします。

1点目として、治療医学に対する当町の方針は。

2点目として、予防医学に対する当町の方針。

3点目として、高齢化が進む中、病気で長生きするのではなく、健康で長生きすることが大事であると考えますが、その方策はどのように現在進めているのでしょうか。

○議長(小渕晃君) 竹内総括参事。

〔健康福祉部門総括参事 竹内節夫君登壇〕

○健康福祉部門総括参事(竹内節夫君) それでは、ただいまのご質問にお答えさせていただきます。

治療医学、それから予防医学に対する町の方針、それから病気で長生きから健康で長生きのための方策ということで、これ、関連がございますので、一括してご答弁させていただきます。

まず、議員のおっしゃるとおり、健康で長生きということにつきましては、これはもうだれもが健康で長生きしたいと願うものと思います。そうしたそのだれもが当たり前に願うこと、これを実現できますように、町としても、今、各種取り組みを行っているところでございます。これも近年では、生活スタイルが多様化し、健康づくりには切っても切り離せない食生活の変化に伴う栄養バランスの偏りですとか、あるいは交通の発達や仕事がデスクワーク化しているなど、身体活動の低下、こうした生活スタイルに飲酒や喫煙などが重なって生活習慣病が増加しています。さらには、過剰なストレスなどからうつ病など心の病を患う人も増加していると言われております。このように、日常生活を繰り返すうちに、知らず知らずに何かしらの病気などに罹患してしまうケースからこうしたケースを防ぐということ、特にご指摘のとおり予防に重点を置いた取り組みを現在取り組んでいるところでございます。

こうした予防活動につきまして、病気などを健康診査によって早期に発見して早期の治療につなげるということと、それから保健予防事業ですね、こういったことを行って病気にかからない健康な心身をつくっていくことを、今、行政としては重点的に取り組んでいるところでございます。

まず、第一次予防といいますか、まずは健康な体づくり、これを進めるためのウォーキング講習ですとか、小学校4年生、それから中学生1年生を対象に実施します小児生活習慣病の予防教室、特定保健指導や、あと、保健福祉委員さん、こういった皆さんの活動を通じた健康づくり概念の普及、拡大、それから、あるいは予防接種、その実施によりまして、感染症等の罹患防止など、第一次の予防活動として行っております。

それから、がん検診、それから乳幼児健康診査、あとは成人、高齢者の皆さんに対する健康診査など、あわせて14種類の健康診査事業などを実施しております。これら、実際に体の状態をご自身で把握していただきまして、病気などになった場合の早期発見につなげていただき、また、重症化を防ぐことを目的として実施しておるところです。

今年度は、こうしたことに加えまして、臨床心理士さんが心の悩みや心配事をお聞きします、心の健康電話相談、こうした開設や、ストレスをためず自分自身で予防できるようにする心のセルフケア講座、こうしたものも開催しまして、メンタルヘルス予防にも取り組んでおるところでございます。

さらに、先ほど予防の観点から医療という部分がございましたが、町でも、今年度より町内の医療機関の皆さん方、それから福祉関係の皆さん方と、まずは予防という部分について、健康づくりという部分について、今後どう進めるかということを研究する、健康づくり研究所といったものを設立予定でございまして、現在、進めております。そんな中で、今後、地域における食生活や仕事などが心身に与える影響などを研究して、予防活動につなげていきたいと考えてございます。

住民の皆さんが心身ともに健康でお元気で長寿であっていただけるよう、特に若いうちからの健康な心身づくり、体づくりが行えるよう取り組むことでご高齢になりましても、健康で、その人らしく生き生きと暮らせることにつながることと思います。

こうしたことから、今後も健康づくり、それから予防ですね、こちらをあわせまして活動として取り組んでまいりたいと考えております。

以上です。

○議長(小渕晃君) 大島孝司議員。

○9番(大島孝司君) それでは、再質問させていただきます。

病気にならないよう、日ごろから健康な体づくりということを気にする必要があろうかと思います。それには、一つ、スポーツ振興というものがとても大事なのではないかと思うんですけれども、先ほどの答弁の中で、ウォーキング事業というようなご説明もありました。ウォーキングだけでなく、まだほかにもいろいろやるべきことがあろうかと思うんですけれども、特に高齢者の方たちに対しての、この辺のスポーツ振興というものをどのようにお考えかお聞きしたいと思います。

○議長(小渕晃君) 竹内総括参事。

○健康福祉部門総括参事(竹内節夫君) ご高齢の皆さんに対するスポーツ振興ということでございますが、一番は若いうちから健康な体づくりを行っていただきたいということがあると思います。それで、そうしたことを通じまして、ご高齢になっても健康で丈夫な体でいられるということにつながってくると思います。ただ、今現在、ご高齢の域に達した方、皆さんにつきましてもスポーツ振興ということになろうかと思うんですけれども、これにつきましては、その皆さんの体の状況に応じて、いろいろなものが選択し得るのではないかなというふうに考えております。

今現在、どなたでも気軽にできるものとして、ウォーキングといったものを推進してございますけれども、老人クラブさんでは、独自に定期的に輪投げ大会ですとか、あるいは各自治会においてもゲートボールクラブですとか、そういったもの行われております。また、在宅介護支援センターのほうでも、ご高齢の皆さんを対象にした体づくり教室等といったものも行われております。ぜひ、そういったものを自分で無理なく長く続けられるもの、また、楽しんで続けられるもの、こういったものをご自身で選択していただいて、取り組んでいただきたいということで、これからもその方向で進めたいと思っております。そうした中で、例えば、もっとこういう種目とか、いろいろなものございましたら、またぜひご享受いただければというふうに考えておりますので、よろしくお願いします。

○議長(小渕晃君) 大島孝司議員。

○9番(大島孝司君) それでは次に、「まちじゅう図書館事業」についてお伺いいたします。

その前に、5年ほど前に視察に行ったときの話をさせていただきます。

福島県矢祭町のもったいない図書館というところに視察に行ってまいりましたが、そこは2007年1月に開館した図書館ですが、それまでの町の所蔵図書は9,000冊程度だったそうであります。図書館をつくるにつけ、2006年7月18日付の毎日新聞の全国版で、矢祭町への図書寄贈を呼びかける記事が掲載され、1カ月後には5万冊が寄贈され、1年後には40万冊が、全国から寄贈されたということであります。金を使わず頭を使って、1年間で40万冊という図書を手に入れたわけであります。そんなお話をさせていただいた上で質問に入らせていただきます。

平成24年度、交流のまちの重点施策、その1の中で、新規事業として、まちじゅう図書館事業というものがあります。まちとしょテラソの運営費、4,196万円、その中に図書費、図書購入費、462万円が含まれております。また、その財源の内訳は県の負担510万円、町の負担として一般財源から3,686万円となっております。

その運営費の一部を使って、まちじゅう図書館事業を行うということですが、次の2点について質問させていただきます。

1点目として、この事業の進捗状況はいかがなのかお伺いいたします。

2点目として、まちとしょテラソを核に、個人や団体、企業の皆さんとの共同によって、まちじゅうに本棚を設置するとありますが、具体的にどのように行うのかお伺いいたします。

先ほどお話しさせていただいた福島県矢祭町のもったいない図書館のように、金を使わずに頭を使って、1年間で40万冊の図書を手に入れたような方策がとられていることを期待して質問させていただきます。

また、その際、空き店舗の有効活用を図ってみてはいかがでしょうか。見解をお伺いいたします。

○議長(小渕晃君) 池田推進幹。

〔教育文化推進幹 池田清人君登壇〕

○教育文化推進幹(池田清人君) まちじゅう図書館事業について、私のほうから答弁をさせていただきたいと思います。

まちじゅう図書館事業の先駆けとしまして、図書館オープン当事から、春あるいは秋のイベント時に町内にて一箱古本市を開催してまいりました。一箱古本市とは、リンゴ箱に中古本を入れまして販売する古書のフリーマーケットであります。

参加者が一箱に売りたい本を持ち寄って販売しながら交流を楽しむというものであります。これは街角のにぎわいの場に本があるということを、多くの皆さんに体験していただくために続けてきたものであります。

一箱古本市は、これからも続けてまいりますが、まちの中にいつも本がある、また、いつもワクワクする情報があるという活動をしてまいりたいと考えております。それが、小布施まちじゅう図書館事業につながっていくものと考えております。

まちじゅうに本棚を設置する具体策はというご質問ですが、今年度より本格的に小説本棚の設置に取り組んでまいりたいと考えております。事業計画では、5年計画で100棚を町内に設置できるよう進めてまいります。

平成24年度は10棚、25年から27年は20棚、最終年度となります28年度は30棚を計画しております。棚は、旧図書館の棚を再利用したり、寄贈などを呼びかけたりしてまいりたいと考えております。

設置される本棚は、自宅の玄関先、倉庫や蔵など、オープンにできる場所やお店などの店舗のわきなどに設置していただけるようにお願いをするとともに、公民館やコミュニティ施設等の公共施設にも、積極的に設置いただけるよう、大勢の皆さんの理解を求めてまいりたいと考えております。

棚に並べる本は、ご自身がお持ちになっている本、また、寄贈いただいた本などを利用して、図書館からも提供するようにしてまいりたいと、考えております。

本棚に並べていただく本は、まちやお店に訪れる方々と一番楽しくコミュニケーションをとれるその方、オーナの最も興味のある本とします。

例えば、酒屋さんだとしたらお酒、肴、宴席に関する本、また、パン屋さんだとすると、パン、コーヒー、紅茶など、得意なジャンルに絞ってみるということをお勧めしてまいりたいというふうに考えております。

まちじゅう図書館は、図書館だけではなくて、自宅等の倉庫などに眠っております大切な個人所有の本、これを多くの方々の手に届くところに出すという趣旨で、町内の至るところでその本を返しまして、人と人との楽しい交流につなげられればというふうに考えております。

また、空き店舗の利用もいうとこでございますが、オーナーの方等が必要となればそういったところもオープンなミニ図書コーナーといった展開も考えられると思いますので、今後ともそういった面も検討してまいりたいというふうに考えます。

以上であります。

○議長(小渕晃君) 大島孝司議員。

○9番(大島孝司君) それでは再質問させていただきます。

28年度までに100棚用意するというようなことです。これは1棚どのくらいは入るものなのかお聞きいたします。

例えば、1棚100冊入るとしても、1万冊ということですか。ちょっと棚の大きさがわからないので、1棚どれぐらいの大きさかお伺いしたいと思います。

それから、図書購入費ですが、図書購入費が今回462万円という予算が計上されております。このうちのまちじゅう図書館事業のほうにはこのうちの幾らが充当されるのか、その辺をお伺いいたします。

○議長(小渕晃君) 池田推進幹。

○教育文化推進幹(池田清人君) まず、棚の大きさでありますけれども、特に限定したものではありませんで、そのお宅に合った、あるいは店舗に合った面積、量でお願いしたいというふうに考えております。

将来的にはモデル的なものもお示しできればと思いますので、今後、その規模というものも一つ視点の中に入れて啓発をしてまいりたいと思います。

それから、図書購入費400万何がしかの図書購入費につきましては、基本的には、もちろん図書館での閲覧できる本の購入費でございます。ただ、図書館に古くなった本、あるいはご寄贈いただいた本、また、専門書等、年代に追って処分、あるいは他に預けたほうが効果があるという本もたくさん出てまいりますので、そういった本をまちじゅう図書館のほうに使用していただくというような考えでおりますので、よろしくお願いいたします。

○議長(小渕晃君) 大島孝司議員。

○9番(大島孝司君) 次に、学習支援館について質問させていただきます。

これも24年度の重点施策の一つであり、有名進学塾の専門講師により、中学3年生を対象に、英語、数学の2教科を、週2日、まちとしょテラソで行うものであります。6月会議最初の町長のあいさつの中では、中学3年生100名中、現在27名の参加があるとのことでした。

そこで、次の4点について質問させていただきます。

1点目として、3月会議で議会より付帯決議案が出されましたが、その対応はどのようにされたかお伺いいたします。

2点目として、まちとして学習支援館を設置するということは、制度としての学校教育はその社会的地位を失っていることということなのか、お伺いいたします。

3点目として、学校教育以外に塾に通わせて頭のよい生徒を育てる意味は何なのかお伺いたします。

4点目として、頭のよい生徒をそだてるより、心の優しい生徒を育てるほうがよいのではないかと思いますが、見解をお伺いいたします。

○議長(小渕晃君) 竹内教育長。

〔教育長 竹内 隆君登壇〕

○教育長(竹内隆君) 大島議員からの学習支援館と学校教育との関係などについてのご質問にお答えいたします。

本年度新たに学習支援館構想のもとに計画した学習支援セミナーは、中学3年生を対象に4月から実施し、毎週水曜日に英語、金曜日に数学を行う計画で、来年3月までに年間それぞれ38回開催する計画でございます。

議会からご意見を賜りました全生徒の参加については、全生徒から参加希望をとり、その後も、それから今後も、参加希望者は全員受け入れております。会場は、参加人数により広い部屋に移ることも計画をし、現在、北斎ホールの講習室で行っております。

また、開始時間や要望などについて、生徒や保護者とも連絡をとっているところでございます。

学校教育では、無限の可能性を持つ子供たちがカリキュラムのもとでさまざまな学習を通して、あるいは友達や教職員、地域住民等のふれあいを通して成長していきます。また、まちでは独自に、例えば、発達障害や不登校傾向の子供たちにかかわる支援や、強化学習や外国語活動に関して支援員やALTを配置するなど、きめ細かな施策を講じつつ、学校を運営しているところでございます。

教育委員会では、中学校に対して、学校教育の中で、生徒それぞれに応じた十分な指導を支持しているところでございますが、また、学校でもそのように指導しているところでありますけれども、強化学習の理解について、現実には難しい現状がございます。こうしたことに対して、教育委員会では、学校とも連絡をとりながら、本事業を計画したものであります。事業は、学習支援館の名称のもとに、生徒の学習の場である学習支援セミナーを提供するものであります。ここで生徒が理解できなかった学習を、改めて学習し直すことや、発展した学習をすることで学習への理解が深まり、自分自身で学習に取り組むきっかけをつくることを期待しております。

家で何となく過ごしてしまう時間を学習に充てることもできます。そうすることで、生徒自身が自分に自信を持ち、学校生活への興味、関心を高め、自立を高めていくことになるものと思います。参加生徒からは、セミナーに参加したことで、これまでわからなかったことがわかるようになったとか、わかりやすくて参加してよかったという感想をもらっています。保護者からも同様なお話もいただいております。

学習支援館はこの事業の形をつくったもので、今後、運営に保護者もかかわったものにしたいと考えております。

ご質問の制度としての学校教育は、その社会的地位を失っているということかについて、そのようには考えておりません。また、学校教育以外に塾に通わせて頭のよい子を育てる意味について、そのような趣旨ではなく、また、心の優しい生徒を育てることについては、そのように考えております。

保護者や中学校とも連携しながら、生徒一人一人を一層伸ばすものにしたいと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。

以上でございます。

○議長(小渕晃君) 大島孝司議員。

○9番(大島孝司君) それでは再質問させていただきます。

この学習支援館は中学3年生を対象ということで、高校入試を目標にしている事業かと思います。科目が英語と数学だけだということで、例えば、体育の得意な子、社会が得意な子、あるいは家庭科が得意な子には、それぞれ体育が得意なら体育をもっとやるように、そんなふうに教育していくのが本来の教育ではないかと思います。やはり、個性を大事にして、より生徒が成長するように教育していくべきだと思うわけですけれども、この学習支援館については、あくまでも高校入試を対象にしているもので、現在、中学3年生が100名いる中で27名いるというようなことで、多分、この27名もどちらかというと頭のいいほうの子供たちがいるのかなというふうに思いますが、逆に、こういう言い方をしてはいけないのかもしれないですけれども、落ちこぼれのそういう子供たちを逆に底上げをしていくような、そういう事業のほうがより子供たちのためになるのではないかと思いますが、その辺についてはいかがでしょうか。

○議長(小渕晃君) 竹内教育長。

○教育長(竹内隆君) 大島議員の再質問にお答えいたします。

高校入試を前提にということが、最初お話がございましたけれども、結果的につながることはもちろん否定はしませんけれども、この学習支援館の構想については、今、申し上げましたとおり、自分自身の基礎学力、これについて自分でここでしっかり勉強してつけたいと、あるいはまた伸びる子も育てたいというようなことでございます。ですから、内容につきましても、一つは基礎コースと、それからもう一つは発展コースという2時間のそういうような形で進めているところでございます。ということで、そういうような中で学習して、自分でみずから率先して勉強するようになったり、あるいは結果的に自身を持って自立心を高めて、意欲的な、より意欲的な学校生活につなげる、そういうようになることを期待しているところでございます。

個性を育てることについてはそのとおりでございまして、学校教育の中で、それぞれ各教科、あるいは部活動などを通して進めているところでございます。

以上でございます。

○議長(小渕晃君) 大島孝司議員。

○9番(大島孝司君) それでは再々質問させていただきます。

中学3年生100名中、27名、今、参加しているということでありますが、残りの73名の人たちからはいろいろとお話をお聞きしたのでしょうか。あるいはその家族の方とのお話はお聞きしてあるのでしょうか。お伺いいたします。

○議長(小渕晃君) 竹内教育長。

○教育長(竹内 隆君) 私どもで、この学習支援館構想をとりまして、そして、その構想に学習支援館に参加するかどうかは、これは生徒、それからご家庭の考え方がありまして、いろいろなところを総合しながら参加している生徒は参加するということでございまして、機会は全員に与えたということで、全員からの意見は聞いていると、そういうふうに考えているところでございます。

以上です。

○議長(小渕晃君) 以上で大島孝司議員の質問を終結いたします。

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