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平成24年8月第2回会議会議録 一般質問 原勝巳議員

印刷用ページを表示する 掲載日:2012年12月21日更新

◇ 原勝巳 君

○議長(小渕晃君)続いて、1番、原勝巳議員。

〔1番 原勝巳君登壇〕

○1番(原勝巳君) 先ほど、関谷議員から市村町長に対する質問の中で、私も関谷議員と全く同じ気持ちでございます。それで、その中で、市村町長から答弁された中で、歴史と文化ということに私のいじめ問題と心の豊かさづくりについて、そういうことが触れられると思いますが、よろしくお願いいたします。

いじめ問題と心の豊かさづくりについて。

最近、全国で陰湿ないじめが多発しており、大切な命をみずから断つ悲しい事件が起きています。中には、被害者が、加害者が、傍観者がと多くの人たちが疑われ、責任逃れと大変大きな社会問題に広がってしまいました。小布施にも起きないとは言えません。この世に生を受けた命は、だれ一人要らない、断ってしまう命はありません。いじめの最大根源は、心の貧困と言われています。戦後の日本を建て直そう1億国民がそれに向かっていたときは、貧しくとも助け合い、思い合い、勤勉国家・国民であったが、日本じゅうが高度経済成長で何でも買える大金と富みは手にしたが、だれもが信じ合える豊かな心を失ってしまいました。

年間100万前後の来訪者を迎え入れる町、また、町民1万2,000人弱の町として、小布施土壌にふさわしい豊かな心を育てる社会教育のさらなる推進が必要だと思います。去る6月27日から29日の3日間、議会視察研修で東日本大震災に襲われた地を訪ね、3日目に会津若松を訪れたとき、あいづっこ宣言の高札を見かけ、こういう言葉を日ごろから唱えることで、素直な心、優しい子供たちが育っていくのだと感じました。もとをただせば、長野県高遠町の保科正之公が33歳で会津藩主となり、会津藩を建て直した藩祖正之の徳川家に対する絶対的な忠誠心と儒学あるいは神道を基礎とする学風は、あいづっこ宣言のもととなった藩校日新館に受け継がれて、今日の会津若松になっているのだとお聞きしました。

じゃ、なぜそのような教えたるものが小布施に必要かといえば、全国的に発生しているいじめは、小さいときから人の道の教えというものを日ごろの生活の中で唱えることが大切だと感じたからです。保科正之は、徳川2代将軍秀忠の側室の子として生まれ、3代将軍家光の異母弟であり、今の世ではややもするといじめに遭わされる生い立ちではあるが、藩祖正之はまれに見る学才の徒であり、4代将軍家綱の補佐役として非凡な才能を駆使し、藩政面でもその力を発揮しました。

そんな立派な高遠町出身の保科正之公の唱えを、人づくりにこそ、地域発展、いじめを起こさない原点だと思い、ぜひ小布施にも保科正之公の意思を語りつなげることはできないかと思い、日ごろ散歩している横町龍雲寺さんの徳川家の葵の紋を思い出し、この龍雲寺さんに徳川家の葵の紋がなぜ使用されているのかとお聞きしたら、徳川2代将軍秀忠の位牌が本堂に祭られており、龍雲寺3代和尚が埼玉県の勝願寺へ修行に行っているとき、その寺周辺に徳川2代将軍秀忠がおタカ狩りに来られ、同じ宗派の寺同士の関係もあり、2代将軍秀忠と龍雲寺3代和尚は大変きずなの深い間柄となり、秀忠の一字をもらい龍雲寺3代和尚残秀となり、秀忠が亡くなったとき遺言書に龍雲寺和尚残秀を呼ぶようにと書かれてあったと言われ、秀忠のお位牌を350年間お守りしている大変由緒ある龍雲寺さんであることを知りました。

保科正之は2代将軍秀忠の庶子の子として生まれ、親子の対面もままならぬ身でありながら徳川家を支えた人物であったことを知ると、父の位牌を大切に鎮座されている地、小布施から来られた皆様にぜひいじめの起きない心豊かな人づくりをしてくださいと言われているように思われました。

よって、人生の教えもどきのようなおぶせっ子五カ条の教えを説き、書きして公共の場に立てたり、物語ボックスに入れ学校帰りの子供たちや来訪される方々にも気軽に読んでもらい、いじめの起きない心豊かな人づくりをするべしと思うが、町はどのように考えますか。

よって、次のことをお聞きします。

おぶせっ子五カ条の教えてについて、天の道、人の道、鴻山の道。

「おぶせっ子五カ条の教え」アイウエオ。

ア、ありがとうすいませんを言う。

イ、意地悪はしません。

ウ、うそは言いません。

エ、縁の下の力持ちになります。

オ、大きな夢を持ちます。

2番、物語ボックスに加え入れることについて。

3、高札にして公共の場に立てることについてお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。

○議長(小渕晃君)竹内教育長。

〔教育長 竹内隆君登壇〕

○教育長(竹内隆君)原勝巳議員のご質問にお答えいたします。

議員ご指摘の子供たちの豊かな心を育てる上での社会教育のさらなる推進は、とても大切なことであります。豊かな心や問題解決に向かって取り組む態度も含めて、生きる力とも言われます。栗ガ丘小学校では、基本目標に、「たくましい体と豊かな心を持ち、自ら学び伸びゆく子ども」を、小布施中学校では、「夢、忍耐、思いやり」を掲げております。

子供たちの豊かな心をはぐくむとして、学校教育においては道徳教育や総合的な学習あるいは学校行事などが編成されておりますが、議員ご提案のように、地域の人材を活用したふるさとに学ぶ教育も小・中学校で積極的に進めております。自分が住んでいる地域のことを知り、また、その学習を通して大人からの話も聞き、人のつながりを学びます。

一例を挙げますと、小学1年生は保育園の年長児と里道遠足や町内の牛乳工場の見学を行い、2年生は農家の畑を借りて大豆栽培ときな粉や豆腐づくりを体験します。3年生は、地域を知る活動として町内を巡回する年4回のウオークラリー、4年生は小布施特産の丸ナス栽培と、5年生はJA須高の協力を得て延徳田んぼでの農業体験、6年生は小布施伝統の巴錦の栽培を行っています。このような学年ごとの菜園実習などのほか、東京理科大学・小布施町まちづくり研究所の指導のもとで小・中学生のインターンシップも行われます。

中学では、8月に森の駐車場で大学生とともにまちづくりにかかわる植林や私たちの町・小布施をテーマに取材活動を行い、活躍されている方と面会して、その方の町への思いについてレポートを作成しております。このような学習は、小学校では総合学習の年間70時間、中学校では50時間程度を活用して行っています。

もう一つ大切なことは、子供たちが地元で地域の方とともに行う地域活動としての取り組みです。今、育成会や祭りの伝統保存会あるいはスポーツ少年団、図書館での読み聞かせの会などの活動が活発に行われております。子供たちは、地域の歴史や文化に触れ、指導者とかかわり、触れ合い、学校と家庭だけでなく、地域への関心を高めます。異年齢の子供たちとの活動も進みます。こうした地域での子供を育てていくという視点も、大切なことと考えます。公民館活動や美術館等の文化施設の活動を含めて、地域活動を盛んにしていくことも大切です。子供たちがこうした多くの経験を踏まえつつ、豊かな人間性を形成していくように、引き続き事業を実施してまいります。

次に、おぶせっ子五カ条のご提案でございますが、ありがとうすいませんを言う初め、議員が列挙された5項目事項はいずれも大切なことでありまして、学校や地域で日常的に、また、行事やスポーツの大会などで説かれていることであります。こうした中で、ご提案の5カ条だけを取り上げて特別な場で列挙するには、何か皆様が納得できる歴史的な裏づけや根拠が必要であると思われます。そうした裏づけがなくて唐突に作成しても、住民の皆さんの理解を得られないものと思われます。したがいまして、現在のところ、ご提案のように物語ボックスや高札風にして掲示することは考えておりません。議員ご提案の5項目は大切なことでありますが、この事項も含めて、豊かな心をはぐくむ中で進めてまいります。

なお、学校教育目標として、小学校ではたくましい心と豊かな心を持ち、みずから学び伸び行く子供を基本目標として、本年度の重点目標に、学びをつくる子供、あいさつをつくる子供、清掃をつくる子供としております。中学校では、夢、忍耐、思いやりを基本目標として、学び合い、認め合い、響き合いを基本方針としてさまざまな活動を実施しております。現在は、子供たちもこの基本目標を日々の生活の糧として取り組んでおります。

以上でございます。

○議長(小渕晃君)原勝巳議員。

○1番(原勝巳君)続いて、次の質問に移ります。

子供たちが安心・安全で通学できる周辺整備について。

これは、6月議会で旧小布施小学校の門柱がことしの11月で100年になるということで質問させていただき、その周辺整備も含めてと言っておりましたが、たまたま私があそこを散歩していると、現PTA会館周辺を歩いていると、窓ガラスが何枚か割れていたり、ガラスをとめている木や窓ガラスがなかったり、室内に風や雨が吹き込んでいたり、たまたま近所の方が目撃したんですが、ガラスが強風の吹いたときに引っかけて、折って、大変危なかったと言われました。それを私が見に行ってみますと、今言ったような状態でございます。耐震に耐えられるようには見えず、日本じゅうが地震の心配をしているときに、このPTA会館もそのうちの一つと思います。

歴史的に古い建物だけに拙速な補修も難しいと思うが、ここを主要通学路とする子供たちのことを考えると緊急に対処しなければと思うが、町はどのように考えていますか。

○議長(小渕晃君)池田教育文化推進幹。

〔教育文化推進幹 池田清人君登壇〕

○教育文化推進幹(池田清人君)それでは、PTA会館の周辺が危険であるというご質問についてお答えをさせていただきたいと思います。

PTA会館につきましては、昭和45年、小学校の南側、旧第1校舎裁縫室を移転、改修、保存し、独立した集会所として使用をしてまいりました。建物本体は昭和18年増築された一部でありまして、耐震補強がなされていませんので、現在のところは集会所としては使用しておりません。

通学路との関係ですけれども、通学路と建物には段差がありまして、直ちに倒壊するなどの危険な建物であるとは考えてはおりませんが、今後のPTA会館のあり方や周辺環境の整備については積極的に取り組んでまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

また、明治16年に完成しました率性学校の玄関につきましては、小学校の意向としてPTA会館の玄関に設置されており、大切に保存をされてきたところであります。この率性学校の玄関につきましては、現在、小学校の校舎の低学年用玄関口に移転しまして、子供たちが在学中に必ず通る玄関として保存するとともに、積極的に活用してまいりたいと、そのように考えております。現在、移転の経費や設置方法、また保存の方法を検討をしておるところでありまして、近いうちに計画案等をお示しできるものと考えております。

それから、PTA会館本体につきましては、先ほど申し上げたとおり昭和18年の建物であります。当時、一般的に多く使用されました新建材のスレートづくりの壁であります。しかしながら、思い出の校舎でもあり、教室としての使命を終えた後も今日まで大切に使用、保存をしてきたところですけれども、建物の価値としましては教育委員会では建物、建築物の歴史も浅く、意匠的にも特別にすぐれているものではないと考えており、現在のところ、将来にわたり文化財として保護・保存するべき建物ではないと考えております。

しかしながら、今後の整備等につきましては、率性学校の玄関の移転とともに、PTA会館のあり方につきましてもPTAの皆さん、あるいは住民の皆さんの意見をいただき、また、文化財保護審議会の皆さんの専門的な調査・研究なども踏まえて、今後の対応を考えてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

以上です。

○議長(小渕晃君)原勝巳議員。

○1番(原勝巳君)今のPTA会館もそういう歴史的というか、建築物そのものが余りと言われたんですが、そうすると、ここにも言いました周辺整備ということなんですが、しばらくは倒壊する危険性もないだろうと言われ、段差もあるから、そう言われてみると確かに低いところにあるからその点はいいかなと思いますが、今度は逆に言うと、そこの周辺ですから、あそこにブロック塀が見るとかなりひびも入っているのも感じるし、また、ブロックの高さが子供たち、大人でも背の届かないほどの高さであり、それであの入り口が大変狭いんで、あそこが逆に言うと今度は防犯面からいくと安心・安全かなという点ではちょっとそういうのを感じるもので、その辺を建物はともかくとして、あそこの道路の入り口をもう少し広げるとか、今言ったブロックとか、少しあそこを明るくするとか、そのようなことはどのように考えていますか。

○議長(小渕晃君)池田推進幹。

○教育文化推進幹(池田清人君)再質問にお答えいたします。

現在のご指摘の通路ですけれども、旧小学校正門からずっとあるわけですけれども、確かに車が通過しないもので、ある面で子供たちの通学路としては安全な面もございますが、緊急車両等が入ってこれないという、そういった危険性、また、周りの構築物に接近しておりますので、安全が十分確保されているかどうかも今後検討するものと考えております。

先ほど申し上げました校舎等の風格あるいは景観、そんなことも考慮しながら、あそこの道路全体の整備の見直しを今後考えてまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。

○議長(小渕晃君)以上で原勝巳議員の質問を終結いたします。

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