ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
ホーム > 組織でさがす > 議会事務局 > 平成24年8月第2回会議会議録 一般質問 冨岡信男議員

平成24年8月第2回会議会議録 一般質問 冨岡信男議員

印刷用ページを表示する 掲載日:2012年12月25日更新

◇ 冨岡信男 君

○議長(小渕晃君)続いて、6番、冨岡信男議員。

〔6番 冨岡信男君登壇〕

○6番(冨岡信男君)通告に基づきまして質問をします。

有害鳥獣駆除につきまして質問します。

有害鳥獣の被害につきましては、小布施町でも大きな被害が出ていますが、全国的にも農林水産業等への被害が深刻な状況にあることから、国では鳥獣による農林水産業等に係る被害防止のための特別措置に関する法律を平成20年に制定、また被害防止のための施策を総合的、効果的に進めるため、同時に、鳥獣による農林水産業等に係る被害防止のための施策を実施するための基本的な指針も同年に定めています。

指針では、基本的な考え方として、鳥獣は自然環境を構成する重要な要素の一つであり、自然を豊かにするものであると同時に、国民の生活環境を保持、改善する上で欠くことのできない役割を果たしている。しかしながら、近年イノシシ、ニホンジカ、ニホンザル等の生息分布域の拡大、農山漁村における過疎化や高齢化の進展による耕作放棄地の増加等に伴い、鳥獣による農林水産業に係る被害は、中山間地域を中心に全国的に深刻化している状況にあるとしています。

加えまして、鳥獣による農林水産業等に係る被害は、農林漁業者の営農意欲低下等を通じて耕作放棄地の増加をもたらし、これがさらなる被害を招く悪循環を生じさせており、直接的に被害額として数字にあらわれる以上の影響をもたらしているものと考えられるとしています。

一方、狩猟者を初めとする鳥獣の捕獲等の担い手の減少、高齢化の進展等の現状が深刻な事態となっていることから、鳥獣による農林水産業等に係る被害の防止のための特別措置に関する法律を、本年6月に一部改正しています。今回の法改正では、地方公共団体の役割を新たに設け、被害防止計画の策定、施策の実施に努めることと、協議会の設置についても定めています。

町内の有害鳥獣の被害につきましては、東部地区でのクマ、猿、イノシシ、町内全域でのカラスを初め、鳥による被害が出ていて、その被害は深刻なものとなっています。先ごろも町内にクマが出没、北部地区では例年以上にカラスによる被害が多く出ています。農家の皆さんもそれぞれ対策をしていますが、被害はふえる傾向にあります。

小布施町の被害状況と駆除体制、推進協議会の状況についてお聞きします。

また、8月14日の信濃毎日新聞の記事によりますと、静岡県では、狩猟人口の減少やハンターの高齢化で、農作物を食い荒らすシカなどの捕獲作業の停滞が懸念されることから、自治体職員による狩猟免許取得の促進策等の検討を始めたとあります。

なお、静岡県では銃所持に費用や手間がかかるため若い世代が敬遠する傾向にあり、捕獲駆除の担い手である猟友会のメンバーが減少してきており、今後、免許取得や銃購入費用の補助、捕獲などの業務特別手当、事故時の身分保障についても考えていくとのことです。

小布施町においても、有害鳥獣駆除推進協議会の充実、強化、猟友会メンバーの育成などの対策をとる必要があると思いますが、考えをお聞きします。

また、有害鳥獣は行動範囲が広いことから、駆除を広域で実施したほうが、より成果が上がると思いますが、近隣市町村と連携をして駆除する考えについてもお聞きします。

○議長(小渕晃君)冨岡推進幹。

〔交流・産業振興・花のまちづくり推進幹 冨岡広記君登壇〕

○交流・産業振興・花のまちづくり推進幹(冨岡広記君)ただいまのご質問の有害鳥獣の駆除、その対策については大変苦慮しております。平成23年度では、被害額は約367万円という数字でございます。まず、雁田地区の皆さんには、防護さくの除草や点検のほか、猿・イノシシの捕獲おりの設置と、状況確認と定期的なえさの交換のための巡回を当番で行っていただいております。猟友会の皆さんにも巡回をしていただき、捕獲されていないかの確認と、捕獲されたイノシシ等の処分をしていただいております。

なお、昨年設置した波トタンによります防護さくの効果は抜群であり、農作物に対する被害は95%程度は抑えられているのではないかと、地元の方々からご意見をちょうだいしております。

議員ご指摘のとおり、担い手となる猟友会員は、長野県内も小布施町も高齢化しつつあります。このため、自治体職員がわなを設置するための狩猟免許の取得や、わなの設置などの資格取得を進めている地域もあると聞いております。小布施町においても同様の対応が可能か、検討が必要と考えています。町職員の職務としての銃の取り扱い、個人として銃を管理することを初め、わなで捕獲後の殺処分など、専門的な知識のほか、精神的な負担も大きく、職員管理上考慮しなければならない課題もあると考えております。

議員ご質問の広域的な取り組みの検討ですが、8月30日には、松本市における長野県農業会議定期総会において、農業委員会長さん方々からも県に対して、鳥獣被害は広域に及んでいることから広域捕獲体制の拡充、強化を図るとともに、地域ぐるみで対応できない場合、広域的に鳥獣被害防止作業を請け負うことができるNPOや業者を育成するとともに、助成制度を創設し、被害防止事業が着実に実施できる支援措置を講ずることと、要請書を提出しております。

一部地域だけの対応には限界があるという認識は、多くの皆様の共有するところとなっております。広域的な対応が進むように知恵を絞っていく時期であると考えています。

先日、松川沿いにクマが出没している痕跡が確認され、捕獲されました。この対応として、松川を挟み須坂市側、小布施町側、それぞれが捕獲許可を得て、おりを設置いたしました。須坂市農林課と連携をとり合い協調して対応しましたが、市町村の区域のみで解決することはできません。現在の体制では課題が多いと考えております。

今後、広域的な連絡を深め、しっかりとした駆除組織体制づくりをする必要があると考えています。まずは、近隣の須高地区で研究をしてまいりたいと考えております。

○議長(小渕晃君)冨岡議員。

○6番(冨岡信男君)再質問します。

先ほども申し上げましたとおり、国では、今回の鳥獣による農林水産業等に係る被害防止のための特別措置に関する法律の一部改正で、地方公共団体の役割について新たに規定を設けまして、地域の被害防止計画の作成と、被害防止施策の実施に務めるよう規定しています。こんな点について、小布施町の考えをお聞きしたいと思います。

また、被害防止計画の作成及び実施に係る連絡調整を行う協議会について、単独または共同で設置することができるというような規定もございます。先ほどの広域で実施するという関係もございますが、そんな点についても、協議会設置をしていくかどうかお聞きしたいと思います。

また、市町村の被害防止計画に記載する事項として、被害の現状や従来講じてきた被害防止施策、被害の軽減目標や今後の取り組み方針等を記載する基本的な方針を初め、7項目について規定しております。小布施町でも協議会を設置して取り組んでいますが、今まで以上の推進協議会の充実強化、それから、よりきめ細かな被害防止計画を立てて、より有効性を高めた駆除をすべきと思いますが、そんな点について見解を再度お聞きします。

また、被害の状況ということで、今、平成23年度367万円というお話がございました。資料、決算事業成果説明書によりますと、平成21年402万円、平成22年367万円、平成23年367万円ということで、これを見ますと、被害が減ってきているような状況でございます。また、22年、23年と同額というようなこともございます。被害の実態調査についてどのように行われているかお聞きしたいと思います。

ハンターへの報奨金につきましても、先ほどの、他の市町村では駆除鳥獣の頭羽数に応じて加算して支払っている市町村もございます。猟友会の皆さんのモチベーションを上げる面からも、駆除従事者への報奨金の支払い、それから駆除従事者と識別できるようなジャケット等の貸与についても検討すべきと思いますが、そんな点についてもご答弁いただきたいと思います。

○議長(小渕晃君)冨岡推進幹。

○交流・産業振興・花のまちづくり推進幹(冨岡広記君)ただいまの議員のご質問ですが、まず各協議会との連携を高めというようなお話なんですか、これ当然須坂市、高山村、3市町村でやってまいりたいと思います。特に小布施は雁田山周辺ということになりますと、やはり須高の市町村と連携をとっていかなければならないというふうに考えています。

それから、実態調査等につきましては、これは県の関係の1反歩当たりの収量面積の単価と、およそ被害の面積の推計から出しておるものでございます。

それから、ジャケット等、須高の猟友会の皆さんの報奨等々については、これも当然先ほどお話しさせていただきました研究をして、須高地区で統一をしながら、全体的なほかの市町村も研究しながら、25年度には盛り込んでいきたいというふうに考えております。

以上です。

○議長(小渕晃君)待って、まだ答弁されていないところありますね。全部答弁いただいた……

〔「今モチベーションというような」の声あり〕

○議長(小渕晃君)何項目も再質問されているよね、それ答弁漏れ。まだ。

○交流・産業振興・花のまちづくり推進幹(冨岡広記君)被害防止計画の策定ですが、それにつきましては、推進協議会で策定して、協議考えております。

○議長(小渕晃君)答弁漏れないですね。

〔「はい」の声あり〕

○議長(小渕晃君)冨岡議員。

○6番(冨岡信男君)ただいま、被害額について推計というようなお話ございました。実際、鳥獣被害については農家の皆さん、実態をお聞きする中でどういう計画を立てていったらいいかというものが基本なるかと思いますし、今計画を立てるということでございますが、計画の基本資料となるのは、やはり実態調査といいますか、農家の皆さんの意見を聞いてやっていくというものが一番かと思いますんで、そんな点についても今後配慮いただきたいと思いますとともに、国では、平成20年度から交付税措置もしているというようなこともございますので、今まで以上に鳥獣駆除への人的、それから物的な支援といいますか、駆除体制の確立をお願いしたいと思いますが、そんな点について再度お聞きします。

○議長(小渕晃君)冨岡推進幹。

○交流・産業振興・花のまちづくり推進幹(冨岡広記君)まず、被害額の関係でございますが、これについては基本的には推計なんですが、まず農家の皆さんにアンケートで面積、被害額を算出していただきまして、その集計から県の出します単収等で推測した金額でございます。

それから、その後の物的その他でできるだけ援助をということですが、これについては当然、25年度予算の中で前向きにやっていきたいというふうに考えております。

○議長(小渕晃君)以上で冨岡信男議員の質問を終結いたします。

ここで昼食のため暫時休憩いたします。

再開は午後1時の予定です。再開は放送をもってお知らせします。

休憩 午前11時47分

意見をお聞かせください

お求めの情報が十分掲載されていましたか?
ページの構成や内容、表現は分かりやすいものでしたか?
この情報をすぐに見つけることができましたか?
※いただいたご意見は、より分かりやすく役に立つホームページとするために参考にさせていただきますので、ご協力をお願いします。