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平成24年8月第2回会議会議録 一般質問 関悦子議員

印刷用ページを表示する 掲載日:2012年12月25日更新

◇ 関悦子 君

○議長(小渕晃君)続いて、13番、関悦子議員。

〔13番 関悦子君登壇〕

○13番(関悦子君)よろしくお願いいたします。

あしたから始まります若者会議、200人以上の若者が集まり、そしてその若者がホームステイを利用するいい機会を与えられたと思います。私たち、若者と暮らす機会、そして交流する機会がなかなか少なくなってきておりますので、若い人たちの考えや思い、そして何よりも、今の風を感じるいい機会かと大変うれしく思っています。関係者の皆様は大変なことですけれども、どうぞよろしくお願いいたしたいと思います。

それでは、通告に従いまして質問させていただきます。

地球の温暖化が進み、これまでの100年間に世界全体の平均気温は0.74度上昇し、21世紀末にはさらに1.8度から4度上昇すると予測されています。また、国立環境研究所などの予測では、21世紀末には気温が30度を超える真夏日が大幅に増加すると予想され、それにより熱中症や感染症のリスクが増大するとされています。

熱中症は高温多湿の環境下で体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体内調整機能がうまく働かないことにより体内に熱がたまり、筋肉痛や大量の発汗、さらに吐き気や倦怠感などの症状があらわれ、重症になると意識障害などが起き、時には死に至るおそれのある病態です。しかし、適切な予防法を知っていれば防ぐことができるといわれています。

従来、熱中症の多くは高温環境下での労働や運動活動で発生していましたが、最近では日常生活においても発症が増加していると言われ、特に体温調整機能が低下している高齢者や、体温調整機能がまだ十分に発達していない小児・幼児は成人よりも熱中症のリスクが高く、十分な注意が必要であるといわれています。

通常、気温は地上1.5メートルの高さではかりますが、そこでの気温が32.3度だったとき、幼児の身長である50センチの高さでは35度を超え、さらに地面近くの地上5センチメートルのところでは36度以上になっているなど、背の低い乳幼児は地面の輻射熱の影響が大変大きく、大人が暑いと感じているときは、乳幼児はさらに高温の環境下にいることになります。

熱中症の予防法には、水分補給と暑さを避けることが大切といわれています。適切な予防をすれば防ぐことができるものでもあります。具体的には水分や塩分の補給、扇風機やエアコンによる温度調整、小まめな換気、遮光カーテン、打ち水、小まめな室温確認、小まめな体温測定、帽子の着用、昼下がりの外出を控えることなどが基本であります。

町内の幼稚園、保育園、小・中学校、高齢者施設などでは、これら熱中症対策については既に取り組んでいるとは思いますが、そのうち、幼稚園・保育園における取り組みについてお聞きします。

最初に、室内温度の確認と体温測定をどのように行っているか。また扇風機とエアコンの設置状況と使用状況をお聞かせください。

次に、熱中症の予防のために気温・湿度・輻射熱から算出される暑さ指数という基準値が定められていますが、これを把握し、熱中症の予防に活用しているかお聞きします。

次に、関連して紫外線への対応についてお聞きします。

紫外線の浴び過ぎによる健康への影響が心配され、長年紫外線を浴び続けていると、皮膚がんや白内障の原因となり、免疫を奪い、活性酸素も発生させ、小さい子供ほど影響を受けるといわれています。そして、紫外線は午前10時から午後2時までに1日の約60%の量を浴びるといわれています。

そこで、お聞きしますが、幼稚園・保育園では、園児に対する紫外線の影響をどのように考え、そしてどのように対応されているのか伺います。

○議長(小渕晃君)池田推進幹。

〔教育文化推進幹 池田清人君登壇〕

○教育文化推進幹(池田清人君)それでは、関議員の幼児の熱中症対策と紫外線対策につきまして答弁をさせていただきます。

最初に、(1)番の関係でございますが、現在、幼稚園・保育園2園では、各保育室や事務室に温度と湿度を測定する測定器があります。活動の節目節目に定期的に測定、確認し、子供の様子を観察する中で、体温をはかったり、衣類、衣服の着脱を促しております。

設備の設置状況についてですが、保育園では、0・1・2・3歳児のクラスにはエアコンが設置され、扇風機は保育室の広さに応じて1から3台設置をされております。4歳児・5歳児クラスにおきましては扇風機が3台それぞれ設置をされ、朝の登園直後から使用をしておるところであります。エアコンは室温や湿度に応じて使用しており、通常でおりますと、お昼を食べ始める11時ごろから午睡時、お昼寝ですね、3時半ごろまでに使用をしております。なお、気温によって、低年齢のクラスでもおやつ時に活用をしております。

幼稚園では、各クラスに大型の扇風機が2台設置されまして、エアコンは設置されておりません。すだれやよしず、また朝顔・ゴーヤ・ホオズキ等の緑のカーテンを利用しまして、直射日光が保育室に入ることがないよう工夫をして、暑さをしのいでまいりました。

なお、冷房の増設につきましては、現在、各自治会で行っております町政懇談会、また保護者会等でも、ことしのような猛暑には冷房が必要ではないかとのご意見をいただいております。今後これらの保護者のご意見、また保育者の意見等十分お聞きしまして、すべての教室の設置に向けて前向きに検討をしてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

2番目の暑さ指数を活用しておるかというご質問ですが、保育園・幼稚園とも、現時点ではこの暑さ指数といわれますWBGT、湿球黒球温度指数を利用はしておりません。

熱中症対策としましては、保育園では水分補給時に麦茶、これは塩分入り麦茶をつくりまして小まめに飲ませたり、活動の節目ごとに意識して、子供自身が自分で水分補給ができるように声かけをしております。エアコン設置クラスでは午睡時に使用し、4歳児・5歳児クラスでは、必要に応じてアイス枕等を持参していただき、午睡時に使用しております。

幼稚園では、各自水筒を持参して、いつでも水分補給ができるように、活動の節目、これは外遊びの後とかプール活動の後に声かけをさせていただいて、意識的に水分補給をするようにしております。幼稚園は暑さが最も厳しくなります7月後半から8月20日ごろまで夏休みがありますが、家庭の都合で登園する子供さんもいることから、日中の暑さが厳しい時間帯は、エアコンが設置されている子育て支援室で保育を実施しているところであります。

また、各園とも暑い時間帯の外遊びを規制したり、20分から30分ほどのプール活動をして体を冷やすようにしております。そのほか、熱がこもらないように首周りなどがゆったりとした服装を奨励したり、直射日光が強く差し込むところには、緑のカーテンやすだれを利用して室内の温度が上がらないように工夫をしてまいりました。こうした対応をしまして、熱中症の予防に努めておるところであります。

なお、湿球黒球温度につきましては、酷暑の環境下での行動に伴うリスクの度合いを判断するのに用いられる指数ということで、スポーツ選手や高温の職場での作業者などには有効なものと認識をしております。反面、乳幼児や幼児などの日常的な生活の実情には適さないものと理解をしております。

園の現場におきましては、その日の気温とともに各教室の温度、湿度を小まめに計測して対応することが、現在のところ最も大切なことではないかと考えておるところであります。

それから、3番目の紫外線の関係でありますが、紫外線につきましては、健康を害することが多々あるとお聞きをしております。しかしながら、適度に太陽の光を浴びることは骨の健康のためにも重要であり、また汗をかくことで、新陳代謝や温度調整といった機能を活発にさせる働きもあるものと考えます。

また、日の光を浴びることで、脳の活動を引き起し、体内時計の調節を行うことはよく知られておることであります。このため保育園・幼稚園では、季節に応じた外遊び、これは近所の散歩やプール活動、また園庭での運動遊びですが、これらをカリキュラムに積極的に取り入れて保育に当たっておりますが、そのための紫外線対策としまして、首筋を守るためのたれつきの帽子をかぶり、日光の下で遊ぶ時間を長過ぎないよう調節をしております。子供が大好きな砂場にはテントを設置しまして、プールでも日陰をつくる遮光ネットを張ったり、プールサイドにテントを設置して長時間紫外線に当たることがないよう努めておるところであります。

以上でございます。

○議長(小渕晃君)関議員。

○13番(関悦子君)ただいま、今後、冷房とエアコンについては前向きに検討していくというような答弁をいただきました。期待をするところです。

それで、実際この保育園や幼稚園で熱中症だろうというふうに症状的に出たというようなケースは、この夏あったでしょうか、そしてどのように対処したんでしょうか、その点についてお聞きいたします。

○議長(小渕晃君)池田推進幹。

○教育文化推進幹(池田清人君)特に熱中症という症状が出たということは、現場のほうからはお聞きしておりません。早目の対応で、ちょっと疲れたような子供たちは個別に休ませたりして対応しておるということでございます。よろしくお願いします。

○議長(小渕晃君)関議員。

○13番(関悦子君)それでは、次の質問、お願いいたします。

日本全体が人口減少社会に突入している中、小布施町は定住人口の維持、増加という困難な課題にあえて挑戦していくということで、今年度から新たな事業を加え、本格的な取り組みを始めました。

1つは、定住支援のためのプロジェクトチームを立ち上げ、積極的な活動を始めたということです。これは小布施で暮らしたいという方々の窓口とし、定住促進のためのさまざまな相談や支援を行うためであります。

次に、都会にお住まいの方々が小布施の生活文化に触れ、地方ならではの価値観や田舎暮らしに魅力を感じていただくことで、将来的な定住人口の増加につなげるために、都市・農村交流の推進による定住人口増加のモデル実験として小布施若者会議を開催するとともに、さらに都市・農村交流事業の推進を行うものであります。これらの取り組みが一定の成果につながることが期待されます。

また、従来から、町は新たに起業、また就農する方々に対する支援や、空き店舗などを活用して事業を行う方々に援助するなど、人口増につながると思われる各種施策に積極的に取り組んでいますが、これらの取り組みを含め、今後とも成果が上がることが期待されます。

さて、これらの施策だけで簡単に人口がふえるというほど単純な問題ではありません。さらに、いろいろな方策を研究していく必要があると思います。そこで、提案をいたします。町内にはさまざまな企業、事業所があり、そこには多くの働く人々がいます。もちろん小布施在住の方もいれば、近隣の市町村から通勤している方々も多くいらっしゃいます。町内のある事業所さんからお話をお聞きしますと、働く人々は若者が多く、小布施の土地の値段やアパートの借料が高いため、小布施町に住むことができなく、仕方なく町外から通勤している人が多いということでした。

それなら既に町内にある企業、事業所に勤務する方々ができるだけ小布施に住めるような施策を進めることで、人口増につなげることができないでしょうか。町内から通うことができれば、通勤時間が短縮されます。それによって、家庭サービスへの時間が生まれます。通勤費が削減されます。これは環境にとっても大変よいことです。また、税収のアップにもつながるなど、働く者や事業主、また町にとってもメリットがあるのではないでしょうか。また、消防団員のなり手がいないなどの問題についても解決されれば、地域力のアップにつながると思います。

支援の方法など困難な課題は含んでいると思いますが、まずは町内の企業、事業所と連携しながら、小布施町で働く方々の小布施定住促進のための方策についての研究を始めてはいかがでしょうか、町のお考えをお聞きします。

○議長(小渕晃君)市村町長。

〔町長 市村良三君登壇〕

○町長(市村良三君)傍聴席のお客様長時間熱心にご傍聴ありがとうございます。

関議員のご質問にお答えを申し上げます。

町内の企業、事業所と連携して町内で働く皆さんの定住を促進したらいかがかということでございました。全国的な人口減少社会に突入をしております。小布施町では先達が培ってこられた40年のまちづくりをもとに、都市・農村交流の推進と、農業を初めとした地域産業の活性化による定住促進に力を注いでおるところであります。

町外にお住まいの方々が小布施の風土や生活文化に関心を寄せていただくきっかけとして、各種の都市・農村交流事業を積極的に実施をしております。それから、目的は異なるわけでありますが、あすからの小布施若者会議も副次的な意味でそうしたきっかけにもなるだろというふうにも考えております。

小布施への移住、定住をお考えいただける方々に対しては、ご自身が町内で事業を始められる新規就農や起業、業を起こす方ですね、あるいはお勤めのための生活地としての小布施をお選びいただく就職、通勤ベッドタウンなどのさまざまな形態に合わせて、その支援策の充実と制度化に積極的に取り組みを始めておるところであります。

関議員のご質問は、現在小布施町に町外から通勤されている方々が町内にお住みいただける方策を、企業、事業主の皆さんと一緒に研究してはどうかということであります。まさに灯台もと暗しというか、目からうろこのご提言であり、大変ありがたく思っております。私どもプロジェクトチームの中でも、とにかく外からということばかり考えておりまして、ご提言のような、実際に企業があり事業所があるんだからと、まさにそのとおりだと思います。この面において、ぜひ多角的に議員の皆さんからもご意見をちょうだいできればというふうに思います。

町内にお勤めの方々は、議員がおっしゃるとおり、小布施町が持つ歴史、風土や文化、適度な人のつながりを少なからず肌で感じておいでのことと思います。こういった方々が小布施にお住まいいただくことで、お仕事の利便性が上がるのと同時に、例えば自治会にご加入いただいたり、町民の方とさらに交流を深めていくことで、地域の一員としてまちづくりにも加わっていただけることができるのではないかと。あるいはご指摘のように、将来の小布施町を担っていただくことをもご期待できるものというふうに思います。

早速、企業・事業所の責任のおありになる皆さんにご相談に伺い、私どもの考えをお伝えをして、行政としてどのように動けばそのことが可能になるかということをともに検討していただけるように、お願いをしに参りたいというふうに思います。

先ほど土地が高いんだとか、アパートが高いんだというようなこともございましたけれども、これは否定的なことばかりではなくて、それ自体が小布施の力でもあります。そういう中にあって行政が何ができるのかということを考えていきたいというふうに思っております。

さらに、伺うということでありますが、昨日、大島議員からご質問がありましたごみの減量化ということございました。事業所から出される可燃ごみがかなり多いんだということで、こんなこともあわせてお願いに行きたいというふうに思っております。

ぜひ定住促進については、関議員ご指摘のとおりそう簡単なものではないと。これ本当に我々必死で動いていこうというふうに思っておりますので、議員各位におかれても、重ねてお願いを申し上げますけれども、こういう方法はどうだといろんなお考えを、あるいはご意見を、あるいはともに行動をよろしくお願いを申し上げます。

以上であります。

○議長(小渕晃君)関議員。

○13番(関悦子君)町の積極的な前向きの意見をお聞きいたしました。本当に私たちみんなで協力していかないと進まない問題だと思います。

それで、これは質問というよりは、町のほうで町外から、この小布施のある程度の大きな企業にどのぐらいの勤務者といいますか、労働している人がいるかというような数字を、もし把握をしていたら教えていただければというふうに思うんですけれども。

○議長(小渕晃君)市村町長。

○町長(市村良三君)正確に把握をしておりません。

ですから、今のご質問の趣旨に合わせて、そういうことを徹底的に調べながらお願いをしていきたいというふうに思います。どうもありがとうございました。

○議長(小渕晃君)以上で関悦子議員の質問を終結いたします。

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