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平成24年12月会議会議録 一般質問 小林茂議員

印刷用ページを表示する 掲載日:2013年3月11日更新

◇ 小林茂君 

○議長(小渕晃君)続いて、5番、小林茂議員。

〔5番 小林茂君登壇〕

○5番(小林茂君)それでは、通告に基づいて2点質問をさせていただきます。

まず、1点目の質問でございますが、景観のグラデーションは何色かについて質問をいたします。

何色かとお尋ねしてバラ色であるというふうに言われれば、この質問はそれで終わってしまうわけでありますが、そうならないように進めてまいりたいと思いますが、第五次の町総合計画の中で将来像と基本方針を定めた基本構想、そしてそれを達成するための基本計画、さらに具体的な事業内容を規定した実施計画で構成されていますが、この実施計画の中で特筆すべきものは、社会経済が激しく変化する時代においては、状況に応じて戦略の変更も当然あり得るとし、実効性、実現性を確保しなければならないものであることから、3年間を計画期間とし、これを毎年度見直すローリング計画としている点だろうというふうに思います。まさに的を射た内容かと思います。

ところで、最初の3年間は残すところ1年3カ月余りとなりました。そこで今回の計画で新たに設けた3つの戦略方針、すなわち4つの協働、交流、産業、景観のグラデーションを大きな力に、小布施らしい新しい価値をつくろうとしているわけでありますが、この戦略のうち、景観のグラデーションの取り組みと進捗について質問をいたします。

最初に、景観のグラデーションの定義を、町中心部から農村部へ広がる緩やかな農村風景と美しい圃場は町の大きな財産でして、私たちの生活文化と密接につながっているこの財産を磨き育て、田舎らしい素朴さと正直さ、そして洗練されたセンスを分離させることなくグラデーションのある町をつくりますとしています。

この観点から、以下の3項目についてお尋ねいたします。

まず1つですが、町内を大きなグラデーションとしてとらえ、あるいは一つの面としてとらえて取り組もうとしているのか、またはグラデーションには全く同じものはないでしょうけれども、同じようなものはあるという視点から、同じようなものをエリアなりブロックとしてとらえ、その色合いやコントラストをさらに鮮やかにしようとするのかお尋ねいたします。というのは、土地利用では地域別土地利用の基本方針で、農地、農村地域の中で農業基盤整備を終えた優良農地が集団する分布するゾーン、松川、千曲川の河川ゾーン、ハイウェイオアシスの周辺ゾーン、計画的に工場を誘致したいゾーンの特徴に配慮し、計画的な土地利用を推進しますとあります。その他、文化的な違いや生活環境等を勘案すると、やはりエリアなりブロックとしてとらえて進めるほうがよいのではないかと思いますが、町の方針をお尋ねいたします。

次に、グラデーションのあるまちづくりは具体的にどのように進めていくのか、その手法についてお尋ねいたします。

例えば、行政主導か住民主体か、または官民一体など、方法はいろいろあろうかと思いますが、いまだ町民に知れわたった手法あるいは方法論は示されておりません。現在取り組み中の事例等がありましたらお聞かせください。また、その際、問題点なり課題がありましたらあわせてお聞かせを願いたいと思います。

3つ目でありますが、隣接する長野市・須坂市・中野市・高山村との連携はどのように考えているのかをお尋ねいたします。

小布施町は、松川を挟んで須坂市と、千曲川を挟んで長野市と、延徳田んぼを挟んで中野市と、雁田山周辺を挟んで高山村とつながっています。一例ですが、須坂市は松川沿いを公園・健康・体力づくりのゾーンの整備というふうに位置づけ、県や地域の協力を得て進めていくとしています。多分7月の中旬だったと思いますが、ふるさとの森再生を呼びかけている宮脇昭先生が一体を見られて助言されたようにも聞いております。そのように隣接の自治体との連携により相乗効果が期待できます。その辺につきましての町のお考えをお聞かせください。

以上であります。

○議長(小渕晃君)市村町長。

〔町長 市村良三君登壇〕

○町長(市村良三君)おはようございます。

渡辺議員、このたびは大変ご愁傷さまでございました。大変おとり込みだと思いますし、ご心痛だと思いますけれども、本会議にご出席をいただきましてありがとうございます。

傍聴の内山さん、きのうからきょうにかけて終日傍聴いただきまして、本当にありがとうございます。お礼申し上げます。

ただいまの小林茂議員の景観のグラデーションということについて答弁を申し上げます。

景観のグラデーションはバラ色というふうに答えればそれまでだとおっしゃられてしまいましたけれども、何色かと問われて、玉虫色でありますというふうにお答えするつもりもありません。

まず、景観のグラデーションということでありますけれども、これは私がつくりました造語です、世の中にはこんな言葉はありません。景観を大切にするまちづくりというのは、昭和56年から始まりました第一次の町並み修景事業以後、町民の皆さんに共通してお持ちをいただいているまちづくりの一つの重要な核であります。

この30年で、町は大変町民の皆さんのご努力によってきれいになりました。さらにそこに合わせるように花によるまちづくり、これも町民の皆さんの大変なご努力によって重なりまして、美しいまちづくりが進められているわけであります。

私は、平成17年に現在の職務につかせていただきました。それ以降、町の隅々まで本当にくまなく歩かせていただいておりますが、その後、町を見させていただくというそういう過程の中で、特に小布施町の農村部の大変な美しさに、改めて気がつかせていただきました。

それには2つの理由が考えられます。1つには、昭和43年の都市計画法を受けて農村立町を目指しておりましたこの町は、昭和46年に市街化区域決定をしております。つまり、いわゆる線引きであります。これによりまして農地をきちんと守っていくということで、市街化区域と市街化調整区域を分けております。市街化調整区域では乱開発ということが行われていないと、大変ありがたい結果であります。これが1つであります。当時県下でも、5区域6市町でありました。これが1つの理由でございましょう。

それから2つ目には、小布施はリンゴ、ブドウ、桃、ナシなど果樹が主体となる農業であります。ということから、いわゆる施設園芸、例えば温室であるとかハウスであるとか、そういう施設園芸が割合少なく、露地栽培が中心となっているということであります。

こういう2つの理由から、大変農村景観の美しさが保たれております。さらに加えさせていただくならば、先ほど28の自治会でそれぞれの文化があるという議員からのご指摘もありましたけれども、そのようにその地区地区で農村の暮らしというものがきちんと守られているということも、それに拍車をかけているというふうに思われます。

町の中心部ですね、4キロ四方というふうに申し上げてもいいかと思うのですけれども、町の中心部では、それこそ濃密な町屋が形成され、それから地方へ向かう、どの方向に向かっても、ほぼ1キロ圏内に昔ながらの農村集落が果樹園などに囲まれながらくっきりと存在をしている。さらに歩を進めると畑、水田などの純粋農地につながっております。さらには、小林議員がいつもご指摘をいただく千曲川、松川あるいは雁田山というような大きな自然につながっているという風景であります。これはまさに景観のグラデーションだというふうに感じ、40年前ほどは日本において当たり前でありましたけれども、現在の日本農村では非常に少ない価値の高いものであると思ったわけであります。

これは、農家の皆さんが本当にそれこそ必死で守っていただいてきた小布施町の貴重な財産、もっと言えば日本の財産とも言うべきものであり、町の経営戦略の一つの重要な柱であるというふうに考えました。ということで、昨年の第五次総合計画の町経営戦略の一つに取り上げさせていただいたわけであります。これを守り、あるいは育成していくことが、今後の小布施の方向性の重要な一つだと考えているわけであります。これが、まず景観のグラデーションの色は何色かということに対するお答えであります。

2つ目の、具体的にどういうふうな形でそれを進めていくのかというようなことでありますけれども、さきに申し上げましたように、これは小布施農業のなされ方、あるいは農業そのものが景観のグラデーションを形成しているのですから、現在の農業をこの形態で維持できるような方法をとっていくことが、このグラデーションを守っていくことにつながっていくのだというふうに考えているわけであります。すなわち農業振興を図ることが、このまちづくりの景観のグラデーションを守る推進の主体となることであります。行政も農家も、あるいはそこにある種の建築物を農業振興の一体として建築される方も、これはもう全体一つになってこの景観を維持、育成していくことが大切だというふうに考えております。

農業振興のために、先ほど小林一広議員からもご質問、ご提言がありましたけれども、農村の各地にやはり人を引きつける、この美しさだけではなくて、一つの拠点づくりみたいなことが重要であろうというご指摘もありましたけれども、その際も、今守られている農村景観を壊すことのないように十分配慮していくことが大切だというふうに考えております。

それから、3つ目の隣接する市・村との連携でありますけれども、例えば中野市の場合ですが、これは篠井川を挟んで向こう側、対岸にはきれいな桜並木が整備されております。これは原議員がかつてご指摘をいただいたことであります。そういう先方の一つの方針があるということであれば、小布施側もそれに合わせた何か、桜がいいのかわかりませんけれども、方策を立てていかなければならないというふうに思います。

それから、長野市豊野町側の南側のほうには桜堤計画が進められておりますし、北側には小布施町が誇る優良農業地帯が広がっているということで、これは長野市との連携ということになろうかというふうに思います。

それから、高山村側でありますけれども、高山村はそのものが日本で最も美しい村連合に加入をされ、景観には大変気を遣っていらっしゃるところでありますが、その小布施町との境目のところには採石場が長くあり、あの辺のところは、高山村にとっても小布施町にとっても大きな課題の一つであろうというふうに考えます。

それから、松川を挟んだ須坂側でありますが、これは小林茂議員ご指摘のとおり、須坂市さんのほうで公園・健康・体力ゾーンという位置づけでこれからお進めいただきますので、これも呼応していかなければならないというふうに考えております。

ということで、隣接する市・村との連携というのはこれからますます重要になっていくだろうというふうに考えて、それぞれの市・村とのご協力もいただきながら進めてまいりたいというふうに考えております。

以上であります。

○議長(小渕晃君)小林茂議員。

○5番(小林茂君)景観のグラデーションにつきまして大変丁寧な説明がありました。

その中で、やはり(1)、(2)をあわせた質問になるかと思うのですが、このグラデーションは、言ってみれば、小布施町一円を一つの面としてとらえているというふうに私は理解しているわけでありますが、そうであるならば、常に面として常に考えながら進めていくのか、あるいはそれぞれやはりそうは言いながらも、少しの違いはあるよという意味では、それらのゾーンなり、あるいはエリアというふうなものを想定しながら、全体のバランスをとってグラデーションをさらにすばらしいものにしていこうとしているのか、そこにつきまして再度質問をさせていただきます。

○議長(小渕晃君)市村町長。

○町長(市村良三君)先ほど面なのかエリアなのかというご質問があって、あるいは答弁漏れだったかもしれません。それについてお答えを申し上げます。

これは両方ともあわせて考えていくということだろうというふうに思います。それから、具体的な事象についても考えていくべきだろうというふうに思います。一つの具体例を企業名を出して恐縮でございますけれども、おわかりいただくためにお話をしたいというふうに思います。

ことしの6月に、スーパーのツルヤさんがこちらの依頼にこたえてご出店をいただきました。あのところをよくごらんになっていただきたいのでありますが、ツルヤさんが建物をつくられるについて、小布施町の景観条例というものも十分に配慮をしていただいて、ツルヤさんのコーポレートアイデンティティーをかなり曲げていただき、色の問題についても看板の問題についても、相当ご配慮をいただきました。

そのこと以上に、私が非常にお話の中でありがたいなというふうに思ったことがございます。それは、小布施町はご承知のように南東から北西に向けての扇状地でありますから、町の中に相当な傾斜がございます。ツルヤさんの面積をとるために開発をしようとした場合に、あれだけの平らな部分をやると、どこかに擁壁のようなものが必要になるわけですね。これをツルヤさんはおのおの南側に10メートル、それから北側に10メートル、これはぜひごらんになっていただきたいのでありますが、緩衝帯のようなものをつくっていただいて、そこをなだらかに、壁面をつくらずに、なだらかな傾斜地をつくっていただいて、そこに植栽をしていただいたのです。あの植栽が育ったときには大変美しくなると思いますし、実際に南側の道路に立っていただくとわかるのですけれども、建物がどちらかというと埋没をした感じになります。むしろ前よりも中野市の延徳田んぼ、さらには高社山に続く景観が美しく広がるようになりました。これこそ一つの景観のグラデーションの重要な手法だなと、このことをご理解していただいて実行していただいたことに大変感謝をいたしますし、これから農村部でも本当に地区計画を決めて、ああいうふうな農業振興に資するような開発というのは重要だと思うのですけれども、その際にも十分にご配慮をいただけるような企業でなければならないというふうに思っております。

そういう個別な事象、あるいは今ご指摘のそれぞれの地区で活性化が、今始まっております。その際はブロックごとのことにもなると思いますけれども、それも全体ということを常に頭に入れながら、地域の皆さんと協働をして美しい景観のグラデーションをつくっていきたいと。ですから、個別の事象と全体の面としては常に一緒に考えていくというふうにご理解をいただきたいと思います。ご理解とともにご協力をお願いします。

以上であります。

○議長(小渕晃君)小林茂議員。

○5番(小林茂君)それでは、2点目の質問に移らせていただきます。

防災対策としての個人の備蓄について提案をさせていただきます。大事な人のための備蓄をということであります。

昨年の3.11東日本大震災と津波の被害、加えて原発事故、そしてまた、その後に発生した幾つかの台風やゲリラ豪雨などと称される大規模災害の多発などにより、安心・安全に対する意識が以前にも増して高まっています。同時に、この大災害を契機に、日本列島の地震や津波に対する被災想定の見直しが行われ、それに伴う防災や減災のための防災計画の見直しが、自助・公助のあり方が論議を活発にされております。

その観点から、小布施町の災害基本計画の備蓄計画などを見るときに、本当にこの程度でいいのかというような疑問もありますし、あるいは災害の想定が果たしてこの程度でいいのかという疑問もないわけではありませんが、この論議をすれば際限はないわけでありまして、むしろある意味で、備蓄というのは自助の努力としてそれぞれが行うべきだというふうに私は考えます。

ことしの6月でありますが、議員視察で大船渡市の椿の里、大船渡ガイドの会の有志の皆さんの体験談を聞く機会を得ました。その中で、日ごろから個人の備蓄も必要なんだけれども、地域固有の特産物なり加工品、その他生活用品を活用する知恵というふうなものも必要なんだと、そして安否確認は安全地帯に住む知り合い等を介して行うのがベターだと、例えば九州の知り合いとか大阪の友達とかを介して、その被災地の人たちと連絡がとれるようにしておくと、そういうことが必要なんですというようなことをおっしゃられました。

ここで言うキーワードとしての個人の備蓄と安全地帯に住む人というのは、一つのキーワードでありますが、その言葉は常に私の脳裏にあるわけであります。

そういった意味で、3.11の首都圏のみならず、この地でも、ペットボトルの飲料水やあるいは乾電池、あるいはスーパーマーケットから米まで消えてしまったというような生活必需品の不足が、随分長い間ありました。さらには首都圏に住む子供や孫のために、ペットボトルを箱で買ってそれを宅配便で送るというような方も、多くの方が経験されたと思うわけであります。

なぜ日本じゅうから水や乾電池、米などが消えてしまったのか。それは一つには、やはり企業あるいは流通業者が、経営効率からストックを持たないというような大方針があるわけでありまして、また一方、消費者は欲しいものはいつでも手に入るというふうに思い込んでいるということもあったろうと思います。もしあのときに緊急事態に備え、各家庭が少しずつ備蓄をして持っていれば、あるいはそれをみんなが融通し合えば、あのようなパニックは防げたはずです。ここに第1のキーワードで言う個人の備蓄の意義があるのではないのかというふうに思います。そして、子や孫へ送る物資も、自家用の備蓄品を送ればあんなに苦労しなかったはずであります。そういう意味では、2つ目のキーワードの安全地帯に住む人の意義というのは、ここにあったのではないかなというふうに思うわけであります。

小布施町は、幸いにして自然災害のきわめて少ない、あるいは危険度の低い住みよい町であります。そういった意味で、個人の備蓄あるいは安全地帯に住むというこの小布施町の人たちが、どう取り組むかということをやはり考えていく必要があるのではないかと、そのような観点から提案をさせていただきます。

まず、(1)でありますが、今後予想される東海沖地震など大きな被害が想定される地域に住む大事な人、言いかえれば子供とか孫とか友達になるでしょうけれども、その人たちのために、備蓄をというような環境づくりを町主導で進めることはどうでしょうか。

災害の危険性の低い土地で、真剣に備蓄を実行するという人は皆無に近いと思われます。なぜなら、もしかしたら無駄になるかもしれないという気持ちを持つからでありまして、しかしながら、それを大事な人のための備蓄というふうに意識改革をすれば、やっていけるのではないだろうかというふうに思います。小布施町のように安全地帯に住む人の町民挙げての備蓄に取り組む、いざというときは我が子や兄弟、親戚をいつでも支援する態勢をつくるということであります。都合のいいことに、この地に住む人たちには、備蓄をするだけのスペースは十分に持っているという家庭が多いからというふうに思います。そういった意味では、やはり地の利もここにはあるのではないかなというふうに思います。

(2)でありますが、個人向け計画的備蓄推進計画プランの作成を町でできないものかということであります。これは備蓄というのは、思い立ったときに買いだめすればいいというものでは決してありません。なぜならば、消費期限なり賞味期限があるので、一度にたくさん買ってしまうと一度に期限切れになってしまうというようなことがあるわけであります。したがいまして、それを防ぐためにはいろいろなものを少しずつ買い続けていかなければならないわけでありますから、何年とか何十年とかという終わりのない仕事になるわけであります。したがいまして、計画性とか根気とかお金の要る作業です。また備蓄対象の家族構成や、あるいは季節性も考慮しなければなりませんから、あれやこれやと考えると面倒になり、思い立ってはみたもののいつの間にか忘れてしまって、何もしていなかったということになるのではないでしょうか。何通りかの備蓄計画を作成して、個人がその中から選択できるようなシステムを町として提案できないものでしょうか、ご検討をお願いします。

3つ目でありますが、消費期限切れ物資によるパーティの開催であります。2番目で触れましたが、備蓄というのは必ずあるとき、あらゆるものが消費期限なり賞味期限になるわけでありますから、そのときにそれをただ捨てていくということは非常にもったいないわけでありますが、かといって、大きな乾パンを一人で何日も食べて、期限切れになりそうなビールを飲んだところで、決してうまくはないだろうというふうに思います。

そういった意味では、年1回個人が備蓄しているものを、期限切れ間際なものをみんなで持ち寄って大勢でパーティーを開いて、また心新たにしてあすから備蓄を頑張るぞというような気勢を上げる機会を、ぜひ町としてつくることはできないでしょうか。その際は、新しい備蓄仲間を歓迎するという小布施らしい備蓄の推進会を開催するということはどうでしょうか。

以上3点について提案をさせていただきます。

○議長(小渕晃君)西原リーダー。

〔行政経営部門グループリーダー 西原周二君登壇〕

○行政経営部門グループリーダー(西原周二君)小林議員の、大事な人のために備蓄をのご質問につきましてお答えをさせていただきたいと思います。

昨年3月11日の東日本大震災の発生以降、町民の皆さんの防災意識も高まり、平成22年度から進めていた災害時行動マニュアルは、平成23年度中には全自治会で作成が完了しました。マニュアルの中に災害に備えて飲料水や医薬品を備蓄し、ラジオ等の用意をしておくことが記載されています。実際こうした生活応急物資をどのくらいの割合の世帯の皆さんが備蓄しているかは、調査を実施しておりませんので不明ですが、カップラーメン類や飲料等の備蓄は各家庭で行われているものと思います。

以前に比べれば町民の皆さんも備蓄の必要性については十分にご理解いただいていると思っておりますが、一方、議員がご心配されるように備蓄が進んでいないということも考えられます。大規模な災害発生後は交通の遮断も予測され、すぐには生活物資の確保は難しいことから、自主防災対策として各家庭での生活応援物資の確保は必要不可欠であることと考えています。このため一層の呼びかけを行っていく必要があります。議員ご提案の県外に住む親戚等、大事な人のためにという理由も、町民の皆さんの備蓄を推進する一つのきっかけになるものであり、呼びかけや周知の際に参考にさせていただければと思います。

個人向け計画的備蓄推進計画プランの作成についてですけれども、地域防災計画に備蓄につきまして記してあるほか、町総合防災訓練等で、必要な備蓄品の目安などを記したチラシをお配りしています。また、現在はリュック型の非常持ち出し袋に必要品が積み込まれた状態で販売もされており、個人の皆さんで備蓄品を用意いただきやすくなっている状況もございます。

したがいまして、プランを作成するというよりは、よりきめ細かい情報をお知らせするということで、具体的に何をどのくらい用意するか、経費は幾らぐらいかかるかなど、防災訓練等の際にお知らせをしたり、自主防災会を通じて呼びかけてまいりたいと考えております。

消費期限切れ物資によるパーティの開催をとの提案については、大変ユニークなアイデアかとは思います。自主防災会が中心となって備蓄品の購入をあっせんいただくことで備蓄物資の賞味期限も同じ時期になり、それらを持ち寄って試食することで、地域の防災を考える場づくりにもなると思います。自主防災会を中心に計画し実施いただくことで一層の災害の備えになると思いますので、ぜひご協力、推進をお願いしたいと思います。

なお、町では非常食としてカロリーメイト、飲料水、毛布、アルミマット、避難用トイレなどを購入備蓄しております。食料等の備蓄は人口の5%、2食分を調達目標にしておりますが、町が用意できる備蓄品には限界があり、議員ご心配のとおり、町が備蓄しているものでは到底足りません。町民すべての皆さんの必要量を備蓄することができませんので、まずは個人から、また地域の自治会、公会堂等へ備蓄をお願いしたいと思います。

以上でございます。

○議長(小渕晃君)小林茂議員。

○5番(小林茂君)各家庭での生活に必要な緊急物資というふうなものの確保というのは非常に難しい、あるいは必要なことだけれどもなかなか困難であるというようなことを回答されました。

そのとおりだと思いますが、もしそうであるならば、小布施町として緊急持ち出しを用意されている方、あるいはそれ以上に備蓄という形で食料とかいろいろなものをされている方、そういった家庭が例えば全体でどのくらいあるというような、ある程度の目安になるようなものが把握されておりましたら、教えていただければというふうに思います。

○議長(小渕晃君)西原リーダー。

○行政経営部門グループリーダー(西原周二君)先ほどの答弁の中でもお話し申し上げたのですけれども、防災訓練等でお知らせはしている中ではございますが、各家庭でそれぞれどの程度備蓄されているというところの調査までは及んでおりません。今後、呼びかけを推進していく中で、そういったものの把握にも努めてまいりたいと思っております。

○議長(小渕晃君)以上で小林茂議員の質問を終結いたします。

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