移住者の声

仕事に追われる日々に区切りをつけ、念願の新規就農へ。
農業に適した環境で、町の雰囲気も気に入った小布施に家族で移住。

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新規就農 細野 善寛さん・友さん

ともに関西出身ながら北海道の大学の農学部に進学し、クラスメイトだった細野さん夫妻。卒業後、夫の善寛さんは農業に興味があったことから農業系の金融機関に就職し、沖縄、東京、静岡と転勤しました。その間、遠距離恋愛を経て友さんと結婚。子どもも誕生し、次第に、仕事に追われ家事・育児になかなか携われない生活に終止符を打ち、以前からやりたかった農業を始めたいと思うようになったといいます。

なかでも新規就農がしやすいと感じた果樹栽培をめざし、移住先を検討。候補に挙がったのが、以前に仕事の関係者から果樹の栽培に適していると聞いた長野県の須高(須坂・小布施・高山村)地区でした。善寛さんの両親が数年前に長野県に移住し、畑仕事を楽しんでいることも後押しになりました。

そこで、2016年、全国の自治体や農協が集まって新規就農情報を提供する「新・農業人フェア」に参加。最初に出会ったのが小布施町産業振興課の担当者で、勧められた2泊3日の就農体験セミナーに参加しました。

「実際に小布施を訪れると、町を自分たちでよくしていこうという町民の雰囲気を感じましたし、町中どこもきれいで、住民の目が行き届いている印象を受けました。コンパクトな町なので子どもの転校の心配がいらないのも魅力でした」

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こうして約2年間でのべ20日間、小布施を訪れてじっくりと検討を重ね、2018年1月、町の住宅支援も受けて移住。善寛さんは県指定の農家のもとで2年間指導を受ける「長野県新規就農里親制度」を利用して農業研修をスタートさせました。

「家族と過ごす時間が増え、今は本当によかったと感じています。家事もするようになり、生活そのものが楽しいですね」

こう話す善寛さんに対し、友さんも「子どもたちもすぐに学校になじめ、私も新しい職場にすんなりと受け入れてもらえました。スーパーも近くにあるし、暮らしの不便は何もないですね。遊ぶところも見るところも近くに山ほどあるし、温泉も近くて自然の恩恵を感じます」と話します。「温泉は我が家のレジャーだよね」と笑い合うおふたり。その笑顔が何より今の暮らしの楽しさを物語っていました。

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