環境デザイン協力基準(骨子)と景観マニュアル

小布施町の景観形成の基準である「環境デザイン協力基準(骨子)」は、昭和61年「第二次小布施町総合計画 後期基本計画」に盛り込まれたものであり、昭和63年に策定された「小布施町地域住宅計画(Hope計画)」の中で具体化されました。


これに基づいて、平成2年に「小布施町うるおいのある美しいまちづくり条例」が制定され、その具体的な指針として、広告物等に関する「小布施町景観づくりの指針-広告物設置マニュアル-」建築物等に関する「小布施景観づくりの指針-住まいづくりマニュアル (PDF 4.88MB)-」が定められています。

まちづくりは一人ひとりが主役です。そして、うるおいのある美しい環境は自らが作るという自覚が大切です。うるおいのある美しいまちづくりを進めるための環境デザイン協力基準は、快適で美しく、皆が愛し誇れる小布施町を実現するために作られたものです。


 この環境デザイン協力基準は、民間のまちづくりや個々のいえづくりのときに規制や強制するという性格ではありません。むしろ、このような基準を下敷きとして、住民の皆さんが町の歴史、風土、特徴などを知り、住まいづくりに役立てていただくためのものです。

環境デザイン協力基準は、歴史的な個性、特徴などの継承することにねらいを置いていますが、まちづくりに対する積極的な新しい発想、取り組みを拒否しているものではありません。新しい技術、文明を積極的に受け入れてきた歴史が小布施にはあります。しかし、近年の新技術の開発や氾濫する情報の中から小布施の特徴に合うものを見極めて、建造物の「内側は個人のモノ、外側はみんなのモノ」という節度を守ることが基本です。


すなわち個々の建造物の内側は自由であっても、外側は周辺環境との調和が常に必要です。新しい発想によるデザイン(意匠)でも、周辺環境との調和を十分配慮する必要があります。

環境デザイン協力基準を住まいづくり、まちづくりのルールとしてとらえ、うるおいのある美しいまちづくりを進めましょう。

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