日頃の農業について感じていることを意見交換しました!
『小布施町の持続可能な農業に向けた集い』を開催しました。農業に携わる方、農地を所有する方、耕作する方、農業に興味のある方など大勢の皆さんご参加いただきありがとうございます。
説明会・第1と第2回意見交換会では様々な意見が出されました。農業を取り巻く環境は、時代とともに変革していく一方で、担い手不足や気候変動により、地域農業を維持、発展させていくことが困難となることが予測されます。担い手不足は、耕作放棄地の増加や小布施の農産物の継承困難を招くなど、地域農業の5年後、10年後の将来の展望が描けない地域情勢となりかねません。今回の集いでいただいたご意見は農業基本計画や地域計画に取り入れ優良な農地を確保し農業の健全な発展を図るため農地について、大切な農地や特産物をどう守り、次の将来世代へつなぎ、持続可能な農業を実現するための参考にさせていただきます。
また、来年4月より施行する小布施町地域計画の策定に伴い協議の場を集いと合わせて行いました。協議の結果を合わせて公表いたします。
小布施町地域計画の協議の結果について
農業経営基盤強化促進法第18条第1項の規定に基づき協議の結果を公表します。
農業上の利用が行われる農用地等の区域 (PDF 807KB)
小布施町の持続可能な農業に向けた集い
7月30日 説明会
7月30日の集いでは「高齢化に伴い今まで行っていた作業が思うように進まないと感じる」「資材・肥料の価格上昇が収入に影響する」「土地の所有権の移動が円滑に進めばよい」など農業を行う上で感じていることが寄せられました。
・小布施町が農業を振興するうえでの計画概要
・今後の計画策定の進め方
・その他質疑応答
小布施町の持続可能な農業に向けた集い0730(PDF 287KB)
9月18日 第1回意見交換会(地域計画協議の場)
ありたい姿として、果樹を栽培する環境に恵まれているため、地域内で栽培される果樹をはじめ他の農産物の魅力を発信し、後継者や担い手に技術を継承し農業が継続的に行われて地域に「めぐみ」をもたらして行ければいい。
その為には「後継者や担い手の獲得に魅力ある農業情報発信」、「町内で生産されたものが地域で販売していける環境づくり」、「農業の法人化」等への取組が必要であるなど意見が出されました。
・農地のありたい姿
「農業の担い手」「農業の効率化」「農地の集約化」「農業経営の安定化」
10月22日 第2回意見交換会(地域計画協議の場)
農地利用のあり方として「住宅周辺の農地の維持が難しい」「農業集落周辺農地に一般住宅の建設が増えてきてるので防除等の農作業に苦慮する」「河川氾濫や気象災害に備えた作物選定」「農業上の利用を確保すべき農地かどうかの判断が難しい」「農用地として利用される見込みがない農地が増加している」等の意見が出されました。
・農業振興地域整備計画・地域計画 編
優良な農地を確保し農業の健全な発展を図るための農地について大切な農地をどう守り、次の世代へつないでいくか。
【分散農地・農地の拡大や縮小・譲渡・後継者に関する困りごと】