近年、大規模な地震や水害が全国で頻発しています。
有事の際に被害を軽減し、町民の皆さんの暮らしや命を守るためには、一人ひとりが普段から災害に備えることが大切です。
準備をしっかり行い、災害時にはあわてず、落ち着いて行動するようにしましょう。
家具を固定しましょう
阪神・淡路大震災や新潟県中越地震などでは、多くの方が倒れてきた家具の下敷きになって亡くなったり、大けがをしました。家具が転倒しないよう、家具は壁に固定しましょう。
①寝室や子ども部屋には、できるだけ家具を置かないようにしましょう。
②置く場合についても、なるべく背の低い家具にしたり、倒れた時に出入り口をふさいだりしないよう、家具の向きや配置を工夫しましょう。
③手の届くところに、懐中電灯やスリッパ、ホイッスルを備えておきましょう。
避難場所を確認しましょう
いざ災害が発生した際に慌てずに避難するためにも避難場所や避難経路を事前に確認しましょう 。また、家族で話し合い、家族の役割分担や行動を決めておくことで冷静に避難できるとともに、防災意識を高めることができます。
万が一の場合に備えて、小布施町ハザードマップを確認し、指定避難所や指定緊急避難場所を確認しましょう。
また、令和元年東日本台風災害を教訓に水害時の避難先を地区ごとに設定しました。避難情報が発令された際に自分はどの避難所へ避難すればよいのかを確認しておきましょう。より快適な避難を行うために、親せきや友人の家などに避難することも検討してみてください。
対象地区 | 基幹避難所 |
大島、飯田、林、山王島 | 文化体育館(小学校体育館・公民館講堂・北斎ホール・教室棟) |
北岡、押羽、羽場 | 中学校体育館(中学校教室棟) |
六川、中子塚、矢島、清水 | 総合体育館(トレーニングセンター・栗ガ丘幼稚園) |
中扇 | 中扇自治会公会堂 |
中条 | 中条自治会公会堂 |
雁田 | 雁田自治会公会堂 |
東町、上町、松村、松の実、千両、クリトピア | 総合体育館(トレーニングセンター・栗ガ丘幼稚園) |
横町、福原、栗ガ丘 | 文化体育館(小学校体育館・公民館講堂・北斎ホール) |
家族などの安否確認の方法を確認しましょう
別々の場所にいるときに災害が発生した場合でもお互いの安否を確認できるよう、日頃から安否確認の方法や集合場所などを、事前に話し合っておきましょう。災害時には、携帯電話の回線がつながりにくくなり、連絡がとれない場合もあります。その際には以下のサービスを利用しましょう。
・災害用伝言ダイヤル
局番なしの「171」に電話をかけると伝言を録音でき、自分の電話番号を知っている家族などが、伝言を再生できます。
※一般加入電話や公衆電話、一部のIP電話からご利用できます。
※携帯電話・PHSからもご利用できます。
・災害用伝言版
携帯電話やPHSからインターネットサービスを使用して文字情報を登録し、自分の電話番号を知っている家族などが、情報を閲覧できます。
非常時持ち出し品を用意しましょう
電気やガス、水道などのライフラインが止まった場合に備えて、普段から飲料水や保存の効く食料などを備蓄しておきましょう。災害時に備え、貴重品など持ち出すべきものをあらかじめリュックサックなどに詰めておき、すぐに持ち出せるようにしておきましょう。町では毛布、飲料水、食料等を一定数備蓄していますが、数に限りがあります。避難にあたり、必要となる物品は持参できるように用意しておきましょう。
また、備蓄する食料や水の量は、1人当たり3日分を目安とするため、食事は1人につき9食分、飲料水については、1人につき1日3ℓが必要とされるため、3日分では9ℓとなります。「1人あたり9食分、水9ℓ」を目安に備蓄しましょう。
備蓄食や水は賞味期限がありますので、定期的に食べたり使用して新たに備蓄をする「ローリングストック法」を実践し、常に賞味期限前の食料が備蓄されている状態をつくりましょう。
町の広報媒体を普段から使いましょう
町では、災害の発生が予想されるときや避難情報を発令するとき、様々な媒体を使って町民の皆さんに情報発信を行います。いざというときに町からの情報が得られるよう、日常的に同報無線の戸別受信機を利用するようにしましょう。また、小布施町公式ホームページのほか、町公式LINEからも災害や避難に関する情報をお届けしていますので、小布施町公式LINEへの登録もぜひご検討ください。
町公式LINE