町の歩み
明治22年(1889年)4月、市町村制の発足に伴い、小布施村・福原村・大島村・山王島村・飯田村・北岡村・押羽村が合併して小布施村に、都住村・中松村・雁田村が合併して都住村となりました。
当時の合併推進法により昭和29年(1954年)2月に小布施村が町制を施行し、同年11月1日に都住村と合併して現在の小布施町となりました。
位置
小布施町は、長野県北部の長野盆地に位置し、東部は高山村に、西部は千曲川を隔てて長野市に、南部は松川を隔てて須坂市に、北部は篠井川を隔てて中野市に隣接しています。総面積は19.12㎢で町役場を中心に半径2kmの円にほとんどの集落が入る、長野県で一番小さな市町村です。東部にそびえる雁田山(786.7m)を除き標高はおよそ300mから400mと北西に緩く傾斜した地形となっています。
自然
気候は内陸性気候で寒暖の差が激しく、最高気温は35℃、最低気温は-5℃まで下がります。年間降水量は1,000ミリメートル以下と全国的にみても少なく、寡雨気候となっています。
特有の気候条件と、扇状地で酸性の礫質土壌は、りんごやぶどうなど味の良い果物と、色合いや風味に秀でた特産の栗を産出しています。600年の歴史を持つ大粒で良質な「小布施栗」を使った地場産業の栗菓子は、信州の代表銘菓として伝統を誇り、全国に名を馳せています。