1月下旬に埼玉県八潮市で下水道管破損事故が発生しました。
原因は報道等がされているとおり汚水から発生した硫化水素により、コンクリート製の直径5m程の下水道管が腐食して、上部にある土砂が下水道に流入し大きな陥没事故になりました。
当町の下水道本管の口径は直径150mmから800mmまでの小口径の下水道本管であります。もし、管が腐食してもこのような大きな陥没事故にはならないと思われます。
また、当町では、下水道本管の腐食防止と異常個所の早期発見のため、下水道本管内のカメラ調査を平成29年度から、管渠清掃業務を平成10年頃から実施しています。特に硫化水素の発生しやすいマンホールポンプからの出口については、定期的に点検し、破損する前に下水道本管の更生工事を実施してきました。
農業集落排水事業につきましても、平成9年度と平成29年度に処理場のコンクリートの腐食を防ぐ修繕工事を実施し、管渠も令和2年度から令和6年度にかけて管渠更生工事等の修繕工事を実施しました。
この他、日々の職員の巡視点検、専門業者によるカメラ調査等で異常が発見された場合は、その都度適切な修繕工事を実施しています。
下水道事業及び水道事業は、皆様から頂いている下水道使用料及び水道料金で運営しています。
今後も適切な施設管理を実施していきたいと考えています。