公開日
2022年4月22日

小布施町と株式会社プラゴが『サスティナブルな観光体験に向けた電気自動車充電インフラの整備及び利活用に関する協定』を締結

 

脱炭素化と観光振興を両立させる官民連携の新たな取り組みを開始

長野県小布施町(町長:桜井昌季)と株式会社プラゴ(東京都品川区東五反田 代表取締役:大川直樹)は、4月22日(金)、観光体験のサステナビリティ及び体験価値の更なる向上に資する電気自動車充電インフラの拡充と、その利活用に向けた相互連携・協力を目的に、連携協定を締結しました。

今後は相互連携を深めながら、小布施町内のインフラ整備及び利活用を推進していくとともに、EV充電器の普及に伴い必要性が高まる二次交通網の整備や再生可能エネルギーの地産地消に向けた検討、EVユーザーに喜ばれる観光体験の創出等について、近隣自治体と連携した広域的な取り組みを見据えて事業を展開していく予定です。

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(調印式はソーシャルディスタンスを保って開催され、撮影時のみマスクを外しております)

<締結の背景>

社会全体で脱炭素化の取り組みが進む中、交通・移動分野ではガソリン車から電気自動車へのシフトが加速しています。日本国内でも2021年9月に月間の新車販売台数ではじめて電動車(HV車も含む)がガソリン車を上回るなど、国内新車市場でも大きな転換点を迎えています。

一方で、電気自動車の充電インフラは近年整備が進んできたものの、観光地をはじめとした目的地充電に対応する充電インフラの整備は進んでおらず、既設の経路充電向けの充電インフラにおいても高利用率の設置場所では充電待ちが発生し始めている状況です。

小布施町内においても現状は電気自動車の充電設備は道の駅「オアシス小布施」及び上信越自動車道下り小布施PAに併設された急速充電器の計2台に留まり、更なる整備拡充が必要であると考えておりますが、小布施町の観光地としての側面を鑑みると、事前予約の仕組みや充電時間中のコンテンツ整備など、充電体験の価値向上に向けた取組も同時に必要であると考えています。

また、株式会社プラゴでは目的地充電に特化して、「充電インフラの未整備問題」「充電インフラの景観ノイズ」「サスティナブルなエネルギー供給」といった社会的課題に対応するため、電気自動車充電機器の開発・設計からアプリケーション及び利用者の充電体験の設計までを一貫して取り組み、オンライン予約・決済が可能な電気自動車充電サービスや、視覚的ノイズを抑えた意匠性の高い充電機器、再生可能エネルギーで充電を行う仕組みの開発などを進めています。

そこで、小布施町と株式会社プラゴは、電気自動車の充電インフラの整備及び利活用に係る検討と実証についての相互連携・協力に関し、協定を締結するに至りました。

 

<連携事項>

  1. 電気自動車の充電インフラ整備に関すること
  2. 電気自動車の利用者の充電体験・観光体験の向上に関すること
  3. その他、電気自動車充電インフラの整備及び利活用に関すること

<今後の展開>

  1. 自然や景観に調和する充電器を設置
  2. EVユーザー向け観光体験の創出

 

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