ひとごとじゃない！電話でお金の話が出たらサギです！

オレオレ詐欺や還付金詐欺などの「電話でお金詐欺（特殊詐欺）」は、減っていません。
令和4年の被害は、全国で361億円（約1万7千件）、長野県内では5億6千万円（約200件）となっています。1件あたりの被害額は200万円を超えています！
小布施町内でも111万円（1件）の被害が報告されています。
全国の令和5年の被害状況は、前年の同時期を上回っています。
「自分は大丈夫」「ひっかかるはずがない」と思っていても、だまされてしまう、簡単に見抜けないのが現実です。

電話機に対策！通話をブロック！犯人と会話しなければだまされません。

警察庁のまとめでは、被害者の8割が65歳以上の高齢者であり、また、全体の被害の8割が自宅にかかってきた電話がきっかけと報告されています。
電話機に迷惑電話防止機能があれば、被害の防止につながります。

• 電話を録音することを相手に知らせる。
• 不審な電話がかかってきたら、注意を促したり、自動で着信を拒否する。
• 通話を自動で録音する。

犯人は、証拠となる声の録音を嫌い、すぐに電話を切ります。
町では、高齢者が詐欺の被害を防ぐことを目的に電話機等を設置する際の費用を補助する制度を設けました。
この機会に対策を行って、大切な財産を守りましょう。

補助制度の概要

◆申請できる費用(下記のうち一つ)

(1)NTT東日本「特殊詐欺対策サービス（AI解析）」の初期（工事）費用
"AI”が通話内容から詐欺の疑いのある電話を判別する最新の防犯対策です。
ただし、NTT東日本が実施している特殊詐欺対策サービスの初期費用の無償化受付期間中は、NTT東日本に無償利用の申込みをしてください。

(2)固定電話機か固定電話機に取付けて使用するアダプターで、次の機能が一つ以上ある新品を購入した費用※
①通話を自動録音し、そのことを相手にも知らせる機能
②不審な電話を警告表示、又は着信を拒否する機能
なお、公益財団法人全国防犯協会連合会では、優良防犯電話を推奨していますので、電話機等を選ぶときの参考にしてください。
全国防犯協会連合会の推奨する優良防犯電話推奨品目録 (PDF 847KB)

◆補助金額
費用の2分の1（100円未満切捨て、上限金額10,000円）

申請できる人（以下のすべてに当てはまる人）
①町内に住所があり、現に居住していること
②65歳以上又は65歳以上の人が同一世帯にいる者であること
③同一世帯に属する人を含め、町税等を滞納していないこと
④費用の支払いを令和5年10月21日以後に行っていること
⑤設置した機器の特殊詐欺対策に関する機能を適切に設定していること
⑥事業用の電話でないこと

◆申請方法

申請書 (PDF 189KB)に下記の書類を添えて、提出してください。郵送提出も可能です。
・領収証の写し
・※(2)は、メーカー・型番が確認できる保証書等の写し

◆その他
①NTT東日本の特殊詐欺対策サービスの詳細・申込については、NTT東日本のホームページをご覧いただくか、NTT東日本特殊詐欺対策サービス受付センタ（0120-252373）にお問い合わせください。
②NTT東日本の特殊詐欺対策サービスについては、町の補助を受けた後に長野県警察本部でも補助を行っています。また、不審な連絡があった際の通知先を長野県警察にすることもできます。県警ホームページをご覧いただくか、須坂警察署生活安全課（026-246-0110）にお問い合わせください。
③補助金申請額が予算上限に達した時点で受付終了となります。