2026年6月12日(金曜日)、北斎の町50周年記念事業の一環として、北斎への理解を深めることと北斎の絵や歴史文化を次の世代へつなぐことを目的に、小布施中学校で「葛飾北斎博士ちゃん」こと目黒龍一郎さんによる講演会・ワークショップを開催しました。
前半の講演会では、葛飾北斎の魅力や小布施との関わりなどについて、目黒さんの問いかけに生徒たちが答えていく授業形式で講演が進められ、活発な意見が飛び交いました。
後半のワークショップでは、北斎が時代を超えて伝えてきた「身近なものを使い、楽しく簡単な方法で絵を面白くうまく描く方法」を学ぶため、ワークシートを使って実際に北斎作品の描写に挑戦しました。
生徒たちは、まず自分で考えて描き、その後目黒さんの解説とスライドを見ながら北斎の技法を体験し、コンパスや定規を用いて描く面白さに夢中になりました。
目黒さんは、「強い目的意識・有意義さだけにとらわれず、遊び心を持ち続けてほしいです」と語り、翻訳家の柴田元幸さんの言葉を引用しながら「若いときにあらゆるものに自分を漫然と拓いていくことが大切です」と生徒たちへメッセージを送りました。
生徒代表からは「北斎が住所不定で何度も引っ越しをしていたことに驚きました。貴重な体験をありがとうございました」と感謝の言葉が述べられ、生徒たちにとって学びの多い時間となりました。

