令和6年度 町制施行70周年記念展示「史料に見る町制施行と合併」
昭和28(1953)年の「町村合併促進法」と、これに続く昭和31年の「新市町村建設促進法」により、「町村数を約3分の1に減少することを目途」とする「町村合併促進基本計画」(昭和28年)の達成を図ったのが、いわゆる「昭和の大合併」です。この結果、昭和28年から昭和36年までに、全国の市町村数は、ほぼ3分の1となりました。
昭和の大合併に伴い、小布施村が町制を施行し、また小布施町と都住村が対等合併(新設合併)したのは昭和29(1954)年であり、本年は記念すべき70周年の節目の年となります。
今回の展示は、町制施行と合併に係る議案と、町村合併促進法に基づく「新町建設計画」並びに新市町村建設促進法に基づく「新町建設計画の調整」を軸として、関係する公文書を解説しています。「県下稀に見る円満、自然な大同合併」といわれた新生小布施町の誕生から70年。村と町の充実、発展を考え、合併を進めた当時の人々の想いを感じていただけましたら幸いです。
写真(左):上高井郡小布施町都住村を廃しその区域をもって小布施町を置くについての申請書(昭和29年)
(右):新町建設計画調整 基本計画書 付 実施計画書(昭和33年)
○会 期 令和6年4月23日(火曜日)~11月30日(土曜日)
※ 毎週日・月曜日、祝日は、休館となります。
○開館時間 午前9時~午後5時
○会 場 小布施町文書館
〒381-0297 長野県上高井郡小布施町大字小布施1491-2(小布施町役場3階)