2012-2016

2012(平成24年度)2016(平成28年度)の企画展

2012(平成24年度)

境内アート小布施×苗市2012選抜展 (木造館)

平成24年4月23日(月曜日)~4月27日(金曜日)

4月21日(土曜日)、22日(日曜日)に玄照寺で開催されるアートとクラフトの祭典「境内アート小布施×苗市」の関連企画として、投票で選ばれた作家の作品を展示する展覧会。7人の個性あふれる作家の作品を展示した。

 

開館二十周年記念「水戸岡鋭治展」 

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平成24年5月18日(金曜日)~6月26日(火曜日)

JR九州の鉄道デザインを中心に活躍する水戸岡鋭治氏(1947~)の展覧会。当館では初めてとなるデザインをテーマとした展覧会となった。中庭には、水戸岡氏デザインによる町内を走るシャトルバス「おぶせロマン号」を展示した。

イベント:

・水戸岡鋭治ギャラリートーク&サイン会(5月19日)

・水戸岡鋭治デザインツアー(6月2日)

・展覧会記念講演会

「これからの地域づくりとは~由布院玉の湯・溝口薫平さんと桑野和泉さんをお招きして~」(6月18日)

 

開館二十周年記念「金属造形のカタチ 春山文典展」

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平成24年6月29日(金曜日)~8月21日(火曜日)

小布施出身の金属造形作家で、現在横浜美術大学の学長を務めた春山文典氏(1945~)の当館では約10年ぶりの展覧会となった。新作を中心に約30点の作品を展示した。

イベント:

・鋳造体験ワークショップ「錫(すず)でストラップ作り」(7月21日)

 

押元一敏展コレマデトコレカラ

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平成24年8月24日(金曜日)~10月9日(火曜日)

「次代への表現展」では6回、東京藝術大学出身の作家によるグループ展「ShinPA展」にも5回出展するなど、当館とは関わりが深い作家である押元一敏。初期の作品から再新作のシリーズまで、約80点にものぼる作品を通して、画家の全貌を明らかにする展示となった。

イベント:

・押元一敏×中島千波ギャラリートーク(8月25日)

図録:

「押元一敏展コレマデトコレカラ」図録 1,000円

 

開館二十周年記念 横浜美術館所蔵作品による 中島千波・清之親子展

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平成24年10月12日(金曜日)~12月11日(火曜日)

横浜美術館に協力をいただき、中島千波の父で同じく日本画家だった中島清之の作品と中島千波の作品を並べ親子競演の展示となった。中島清之の作品は、主に展覧会出展作品など大作が多く、迫力があった。

イベント:

・中島千波スケッチ講座「フローラルガーデンおぶせで、花の絵を描こう!」(11月10日)

・小林沙羅コンサート(10月13日)

・中島千波先生によるギャラリートーク 「父、中島清之のこと」(10月12日)

図録:

「おぶせミュージアム・中島千波館 開館二十周年記念誌『美の深化』」1,000円

 

おぶせミュージアムコレクション展 同時開催「東ヨーロッパ・ブルガリア美術の世界展」

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平成24年12月14日(金曜日)~平成25年2月13日(水曜日)

中島千波の「淡墨桜」の作品を寄贈いただいた故・田中秀次郎氏がつないだ縁で、同じく田中氏からブルガリア絵画の寄贈を受けた、「ぶどうの丘美術館」(山梨県甲州市)の協力をいただき、現代ブルガリア絵画を展示する展覧会を同時開催した。

 

ShinPA!!!!!!!

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平成25年2月16日(土曜日)~5月12日(日曜日)

東京藝術大学出身の若手作家27名の作家の作品を展示。小布施町立図書館まちとしょテラソでの小品展を初めて開催し、両館をつなぐスタンプラリーも実施した。

イベント:

・作家によるギャラリートーク (2月16日)

・ワークショップ「フローラルガーデンおぶせで花や植物を描こう」(5月12日)

・「ShinPA小品展」(まちとしょテラソ)会期中

図録:

「ShinPA!!!!!!!」500円

 

 

2013(平成25年度)

郷土の作家シリーズ(17)「さだおやじの自由研究-中沢定幸のデザイン」

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平成25年5月15日(水曜日)~7月30日(火曜日) 

長野市出身のアートディレクター、グラフィックデザイナーの中沢定幸(1964~)の個展。展覧会のチラシ、ポスター、ロゴマーク、ご当地キャラクターなどを発表する中沢は、地域の特性を生かしたデザインを得意とし、これまで様々なイベントやプロジェクトで地域を盛り上げてきた。展覧会会期中も数多くのイベントを実施した。

イベント:

・中沢定幸×nana’t ×小林新トークディスカッション その1 (6月1日)

・中沢定幸×ゆかいな仲間 トークディスカッション その2  (7月20日) 

・中沢定幸さんとめぐる、デザインツアー(6月22日)

・デザインワークショップ 「ポスター・チラシでショッピングバッグ作り」(6月15日)

・スタンプラリー「小布施に住む妖怪に会いに行こう!」会期中

・カフェ SADAOYAJI  会期中

・特別展示「さだおやじの課外研究」展 (豪商の館 田中本家博物館)会期中

図録:

「さだおやじの自由研究-中沢定幸のデザイン」1,500円

 

「スーパーリアル 楊紹良展」

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平成25年8月2日(金曜日)~10月8日(火曜日)

1961年中国広東省出身で、現在ニューヨーク在住の楊紹良(ヤン・シャオリャン)の個展。描画力の高さやモチーフについて、「次代への表現展」当時から注目を集めていた画家である。「酒池肉林」をはじめとした大作の歴史画や、写真のように描かれた風景画、人物画はインパクトがあるものばかりだった。

イベント:

・楊紹良×中島千波 対談ギャラリートーク (8月3日)

・作家によるギャラリートーク 9月14日)   

図録:

「楊紹良ポストカードブック」1,200円

 

「中島千波の全貌~花鳥画、挿絵、版画から人物画まで~」

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平成25年10月11日(金曜日)~12月10日(火曜日) 

新聞小説や単行本などの挿絵や表紙絵を実際の本と併せて展示し、新作の「信濃の幸」(信濃毎日新聞創刊140周年記念扉絵)や、クリスマスのイヤーズプレートといった珍しい作品も多く展示した。「桜の画家」としてのイメージが強い中島千波。それ以外にも様々な作品を発表していることが見て取れるような展覧会となった。

イベント:

・ミュージアムJAZZコンサート「信州ジャズ in Obuse」(11月1日)

出演:伊佐津さゆり(ピアノ)、坂上領(フルート、安ヵ川大樹(ベース)、平井景(ドラム)

・作家によるギャラリートーク (11月3日)

・歌舞伎座鑑賞ツアー (11月21日)

 

 

おぶせミュージアムコレクション展

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平成25年12月13日(金曜日)~平成26年2月12日(水曜日)

 

 

「ShinPA!!!!!!!!」

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平成26年2月15日(土曜日)~5月13日(火曜日) 

過去最多となる33名が参加した。前年好評だった小布施町立図書館「まちとしょテラソ」での小作品の展示も行った。

イベント:

・作家によるギャラリートーク (2月15日)

・ワークショップ「フローラルガーデンおぶせで花や植物を描こう」(3月23日)

・「ShinPA小品展」(まちとしょテラソ)会期中

図録:

「ShinPA!!!!!!!!」500円

 

2014(平成26年度)

町制60周年記念「古谷誠章展-NASCAが発想する建築」

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平成26年5月16日(金曜日)~7月29日(火曜日) 

小布施町立図書館「まちとしょテラソ」をつくった建築家である古谷誠章の展覧会。この年、主宰する「Nasca(ナスカ)」の設立20年と、まちとしょテラソ開館5周年、小布施町図書館創設90周年を記念して開催し、スケッチや模型などを展示した。

イベント:

・古谷誠章によるギャラリートーク (6月29日) 

・ワークショップ 「建築家と一緒にイスを作ろう」(6月15日)

・特別対談 古谷誠章×藤森照信「建築っておもしろい!」(5月18日)

 

郷土の作家シリーズ(18)「増田洋美PLAY THE GLASSヴェネツィアから小布施へ」

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平成26年8月1日(金曜日)~10月7日(火曜日) 

現在軽井沢で制作活動を行いながら、国内外でガラス作品を発表し続けている増田洋美の個展。展示室のみならず中庭やオープンガーデンオーナーに協力をいただきながら町内各所に作品を設置した。特に回廊では風鈴を吊るし、ちょうど会期が夏だったこともあり、涼しげで美しい音色を響かせていた。

イベント:

・作家によるギャラリートーク( 8月2日)

・対談「増田洋美×米林雄一」 (9月6日)

・おぶせオープンガーデン風鈴プロジェクト 会期中 

図録:

「増田洋美PLAY THE GLASSヴェネツィアから小布施へ」※インスタレーション作品収録 500円

 

小布施町制60周年記念「おもちゃ・野菜果物と花鳥画の競演 中島千波展」

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平成26年10月10日(金曜日)~12月9日(火曜日) 

『中島千波 おもちゃ図鑑』〈求龍堂〉の発行を記念し、これまで何百点と描き続けた「おもちゃ絵」や「果物・野菜シリーズ」にスポットをあてて展示を行った。ワークショップでは野菜や果物などを描き、好評だった。

イベント:

・作家によるギャラリートーク (10月11日)

・JAZZコンサート「ホットナイトジャズ in 中島千波館」(11月2日)

・ワークショップ「野菜をスケッチして、絵はがきに描いて飾って楽しむワークショップ」 (11月30日) 

図録:『中島千波 おもちゃ図鑑』〈求龍堂〉 2,940円

 

おぶせミュージアムコレクション展

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平成26年12月12日(金曜日)~平成27年2月11日(水曜日)  

 

ShinPA!!!!!!!!!

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平成27年2月14日(土曜日)~5月12日(火曜日)

「ShinPA」も「!」の数が9個となり、ひとまずこのシリーズとしては区切りを迎えることになった。まちとしょテラソでの小品展は、今回テーマを「百人一首」として、ひとりひとり個性あふれる作品が並んだ。

イベント:

・作家によるギャラリートーク (3月21日) 

・ワークショップ「フローラルガーデンおぶせで花や植物を描こう」(3月22日)

・「ShinPA小品展」(まちとしょテラソ)会期中

図録:

「ShinPA!!!!!!!!!」500円

 

 

2015(平成27年度)

郷土の作家シリーズ(19)「原田満佐子展-北信濃の四季に魅せられて-」

同時開催「トロック祥子 手ひねりの備前焼展」(木造館)

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平成27年5月15日(金曜日)~5月26日(火曜日) 

「郷土の作家シリーズ」の第1回目にも登場した、洋画家の原田満佐子(1941~)の個展。北信濃の風景を多く描き、普段見落としてしまいそうな美しい一瞬を切り取ることを得意とした画家の作品は、私たちにそれを気づかせてくれているようにも見える。友人である陶芸家のトロック祥子による備前焼展を木造館で同時開催した。

イベント:

・オープニングコンサート「アンサンブルカラーによる~きらめきの春~」 (5月16日)

 

「小林宏・菊地武郎二人展」

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平成27年5月29日(金曜日)~7月29日(水曜日)

小林宏(1968~)と菊地武郎(1967~2000)は、共に当館において開催した若手作家のグループ展「次代への表現展」の出品作家。菊地は、院展などで入選を重ね、活躍が期待されていたさなかに33歳でこの世を去る。菊地の没後15年にあたる年に、同級生二人による二人展を開催した。

イベント:

・ギャラリートークとマチエールの紹介 (5月30日)

図録:

「小林宏・菊地武郎二人展」 1,000円

 

 

ウッドワン美術館コレクション展 

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平成27年8月1日(土曜日)~9月15日(火曜日)

ウッドワン美術館は、広島県の木質建材メーカー・株式会社ウッドワンが所蔵する美術作品を展示する美術館。コレクションは近現代日本の名画や日本有数のマイセン磁器、アールヌーヴォーのガラス作品をはじめ多岐にわたっているが、今回はその中でも近代日本絵画の名品約40点を、「花鳥画」、「人物画」、「風景画」などテーマに沿って紹介した。

イベント:

・ウッドワン美術館学芸員によるギャラリートーク (8月1日)

・ワークショップ「額をデコレーションして名画を飾ろう!」(8月22日)

 

 

古希記念 中島千波展 

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平成27年9月18日(金曜日)~12月1日(火曜日)  

古希を迎え、ますます精力的に活動する中島千波の初期の作品から最新作までを展示。新作の桜の屏風作品のほか、最新作である「峻嶺マッターホルン」や「エアーズロック」など、独立峰を描いた屏風作品は圧巻だった。

イベント:

・ワークショップ「中島千波先生と一緒に絵はがきに色鉛筆で描いて額に飾って楽しもう!」(10月3日)

 

おぶせミュージアムコレクション展

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平成27年12月4日(金曜日)~平成28年2月29日(月曜日)

イベント:

・ワークショップ「縫わずに仕立てる布バックを作ってみよう!」 講師:久保田知子 (1月23日)

・ギャラリートーク「彫刻の魅力」 講師:米林雄一氏 (2月14日)

・カフェで切り絵(しおり作り)体験  講師:田中克樹(切り絵工房 克) (2月7日)

 

ShinPA2016 いろ・いろいろ

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平成28年3月5日(土曜日)~5月10日(火曜日)

10年続いたこれまでの「ShinPA」から刷新し、今年から新たな「ShinPA」がスタート。今回のテーマは「色」として、14名の作家それぞれが、「色」についての解説を交えながら作品を展示した。ギャラリートークでは中島千波先生のほかにゲストとしてこの展覧会の巡回先である佐藤美術館学芸員の立島惠氏を迎え、今までとは一味違ったトークが展開された。

イベント:

・作家によるギャラリートーク(ゲスト:中島千波氏、佐藤美術館学芸員 立島惠氏) (3月5日)

・出品作家によるワークショップ「フローラルガーデンおぶせで花のスケッチをしよう」(3月6日) 

図録:

「ShinPA2016 いろ・いろいろ」500円

 

 

2016(平成28年度)

郷土の作家シリーズ20 小山利枝子展 光の花

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平成28年5月13日(金曜日)~7月24日(日曜日)

美術館では初個展となる展覧会では、大作を中心に初期の作品から最新作までを一堂に展示した。花をテーマに長年制作を続ける小山の作品は、200号、500号といったかなりの大作で、美術館の空間にとても合うもので、圧巻だった。

イベント:

・プレイベント「千曲川ふれあい公園でスケッチ」(4月29日)

・対談「小山利枝子×植草学」(6月11日) 

図録:

「小山利枝子展」 1,000円

 

古屋一弘展 石との対話

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平成28年7月28日(木曜日)~9月27日(火曜日)

古屋一弘は「次代への表現展」の出品作家であり、当館に来て一番初めに来館者が出会う、インパクトのある作品「東へ」の制作者である。石を題材に小品から大作までを展示し、展示室だけでなく外にある作品も鑑賞してもらおうと、作品の近くにスタンプを設置し、それを集める「作品発見スタンプラリー」も開催した。

 

イベント:

・作家によるギャラリートーク (8月27日)

・作品発見スタンプラリー 会期中

図録:

「古屋一弘展」 1,000円

 

中島千波展 花・彩時季

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平成28年10月1日(土曜日)~12月6日(火曜日)  

人気のある「花」の作品を中心に屏風に描く桜、牡丹、花菖蒲、椿、紅葉等の作品のほかに、四季折々の花とおもちゃシリーズとその花のデッサン、木版画の花々など、新作を含め約80点の作品が、ほぼすべて花の作品という、豪華絢爛でにぎやかなラインナップとなった。

イベント:

・作家によるギャラリートーク (10月15日)

・ワークショップ「クリスマスミニリースを作ろう!」(11月27日)

 

おぶせミュージアムコレクション展

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平成28年12月9日(金曜日)~平成29年2月22日(水曜日)

イベント:ギャラリートーク「中島清之について」ゲスト:塵表閣 小林初氏 (1月22日)

     ワークショップ「染めて貼って。どこにもないポストカードパネルを作ろう」 講師:芳仙洞 表具師 (2月11日)

 

 

ShinPA2017 時のはなし

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平成29年2月25日(土曜日)~5月9日(火曜日) 

今回のテーマは「時」。生活する上で欠かせないものであるものの、立ち止まって考えることが少ない時というものを表現した。恒例のギャラリートークでは、会期中に小品展を開催している北澤美術館の学芸員、小林宏子氏が作家に質問を投げかけ、それに答えていくスタイルで話を引き出していただいた。

イベント:作家によるギャラリートーク(ゲスト:中島千波氏、北澤美術館学芸員 小林宏子氏) (2月25日) 

     出品作家によるワークショップ「ステンシルでオリジナルレターセットを作ろう」 (2月26日) 

図録:

「ShinPA2017 時のはなし」 500円

 

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