5月31日土曜日~9月30日火曜日「名誉町民記念 春山文典展~生れ出るかたち~」を開催します
会期小布施出身の金属造形作家で日本藝術院会員の春山文典が、令和6年に小布施町名誉町民となったことを記念する展覧会を開催します。春山氏はアルミニウムを主とした金属を用いて、風や光のイメージを軽やかに表現する作品で知られています。
昭和20年、小布施で生まれた春山氏は、子ども時代からたびたび小布施を訪れ、その自然や人々に触れる中で感性を育みました。東京藝術大学大学院で鋳金を専攻したのちは、日展や日本現代工芸美術展で受賞を重ね、小布施駅前の《豊穣の門》などのパブリック作品も手掛けるなど、幅広い活動を続けています。令和元年に日本藝術院会員となったほか、令和7年の春の叙勲では旭日中綬章を受章、日展理事などの役職もつとめ、工芸界をけん引する立場として精力的に活動を続けています。
今回、当館で所蔵する作品の数々とともに、子ども時代の小布施の思い出や、鋳金という技法に出会った学生時代、普段なかなか見ることができない制作の過程などもご紹介します。春山氏の小布施との関わりを知り、その作品の魅力について多くの方に知っていただければ幸いです。
会 期
令和7年5月31日土曜日~令和7年9月30日火曜日
休館日
水曜日(9月は開館)
開館時間
午前9時~午後5時
入館料
一 般 500円
高校生 250円
中学生以下無料、町内在住の65歳以上の方は無料(住所が記載されているもの(個人番号カード等)を受付で掲示してください)
イベント
ギャラリートーク:5月31日土曜日14時から、春山文典氏によるギャラリートークをおこないます。
《無限標》(1984年)
《風の門》(2000年)